私(おじさん)の音楽日記です。
今日は、リヒャルト・ワーグナー作曲の歌劇「タンホイザー」序曲を紹介します。
ワーグナーは御存知の通り、数多くの歌劇を作曲し「歌劇王」と呼ばれています。
ワーグナー作曲の歌劇、楽劇は、『さまよえるオランダ人』『ローエングリン』 『トリスタンとイゾルデ』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』等々、枚挙にいとまないくらいです。
皆、有名で今でも演じられているものばかり。まさに、天才ですね!
歌劇『タンホイザー』もその一つです。
私は、オペラはあまり観てきませんでした。
でも、ワーグナーの歌劇に関連する管弦楽曲は大好きです。
特に歌劇「タンホイザー」序曲はその筆頭です。
この曲も、ドラマやCMでよく使われます。
ドラマ「白い巨塔」で使われたのは有名ですし、
ドラマ「のだめカンタービレ」でも使われていました。
さて、このタンホイザー序曲には”ドレスデン版”と”パリ版”があるのです。
通常の序曲が”ドレスデン版”と呼ばれるものです。
そして、パリで上演するためにワーグナー自身が編曲(作曲)したのが”パリ版”で、序曲の演奏後にバレエ音楽”バッカナール”を演奏するものです。
話は複雑になるのですが、序曲と”バッカナール”を切れ目なしで演奏するようにしたものが”ウィーン版”になるのですが、一般的には、それも”パリ版”と呼んでいます。
更に複雑になるのですが、”バッカナール”の部分をCDなどでは、”ヴェーヌスベルクの音楽”ということが多いのです。
さて、私のライブラリですが、今視聴できるものとして、次の12種があります。
【1】オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽(LP→CD)
【2】[パリ版]ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
【3】ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(テレビから録画)
【4】ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
【5】ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
【6】ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
【7】ハインツ・ワルベルク指揮 NHK交響楽団(テレビから録画)
【8】ホルスト・シュタイン指揮 NHK交響楽団(テレビから録画)
【9】[パリ版]ホルスト・シュタイン指揮 NHK交響楽団(テレビから録画)
【10】アルツゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(テレビから録画)
【11】[パリ版]クラウス・テンシュテット指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(DVD)
【12】エフゲーニ・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
私が一番好きなのは、【1】のオットー・クレンペラーさんの演奏です。LPで購入して、大好きで、CDでも購入しました。(この演奏は、”ドレスデン版”です)
クレンペラーさんの指揮は、カラヤンさんほどかっこよくありません。
むしろ無骨なほどなのですが、じっくりと悠然とした、大河の流れのような演奏です。
(”楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲”は物凄く遅い演奏で、最初はびっくりすると思います)
でも、聴き込んでいくと、素晴らしいのです。
すごくひきつけられるのです。
私は、クレンペラーさんのワーグナー管弦楽曲集をCD2枚セットで持っています。(LPの時には3枚セットでした)
歌劇「タンホイザー」序曲だけでなく、歌劇「リエンツェ」序曲、歌劇「さまよえるオランダ人」序曲なども全て、素晴らしい演奏です。
私の大好きなワーグナー管弦楽曲集です。
さて、カラヤンさんの演奏ですが、
私は、単純な”ドレスデン版”が好きだったので、一番定評のあるカラヤンさんの”パリ版”【2】の演奏が、何故か気に入らなかったのです。
(すみません。かなり思い込みが入っています!)
カラヤンさんの演奏では、1975年に演奏したビデオ【3】(”ドレスデン版”)が一番好きです。
それでも、最近”パリ版”も好きになってきました。
そのきっかけになったのが、ホルスト・シュタインさんのN響の演奏【9】でした。
何度か、TVで放映された演奏です。
最近では、悲しいですが、ホルスト・シュタインさんの追悼番組で放送されました。
演奏は、カスタネットの音も面白いし、大勢の合唱団が演奏を引き立てていました。
このときの演奏は、CDにもなっています。本当にいい演奏でした。
映像で好きな演奏がもう一つあります。クラウス・テンシュテットさんが来日したときの演奏【11】です。
ワーグナーの管弦楽曲を特集した演奏会で、途中、指揮台の楽譜の台が大きな音を立ててずり落ちるというアクシデントがあったのですが、演奏は素晴らしいものばかりでした。
(タンホイザーは”パリ版”です)
私は、このときの演奏をテレビから録画したのですが、テレビでは「タンホイザー」序曲が放映されなかったのです。
それで、「タンホイザー」も入った完全版のDVDを購入しました。
どの曲も魅力的な演奏です。
ワーグナーの歌劇「タンホイザー」序曲。”ドレスデン版”と”パリ版”を比較して聴くのも面白いし、何と言っても、雄大な曲想で、聴かせてくれます。私の大好きな曲です!
今日は、リヒャルト・ワーグナー作曲の歌劇「タンホイザー」序曲を紹介します。
ワーグナーは御存知の通り、数多くの歌劇を作曲し「歌劇王」と呼ばれています。
ワーグナー作曲の歌劇、楽劇は、『さまよえるオランダ人』『ローエングリン』 『トリスタンとイゾルデ』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』等々、枚挙にいとまないくらいです。
皆、有名で今でも演じられているものばかり。まさに、天才ですね!
歌劇『タンホイザー』もその一つです。
私は、オペラはあまり観てきませんでした。
でも、ワーグナーの歌劇に関連する管弦楽曲は大好きです。
特に歌劇「タンホイザー」序曲はその筆頭です。
この曲も、ドラマやCMでよく使われます。
ドラマ「白い巨塔」で使われたのは有名ですし、
ドラマ「のだめカンタービレ」でも使われていました。
さて、このタンホイザー序曲には”ドレスデン版”と”パリ版”があるのです。
通常の序曲が”ドレスデン版”と呼ばれるものです。
そして、パリで上演するためにワーグナー自身が編曲(作曲)したのが”パリ版”で、序曲の演奏後にバレエ音楽”バッカナール”を演奏するものです。
話は複雑になるのですが、序曲と”バッカナール”を切れ目なしで演奏するようにしたものが”ウィーン版”になるのですが、一般的には、それも”パリ版”と呼んでいます。
更に複雑になるのですが、”バッカナール”の部分をCDなどでは、”ヴェーヌスベルクの音楽”ということが多いのです。
さて、私のライブラリですが、今視聴できるものとして、次の12種があります。
【1】オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽(LP→CD)
【2】[パリ版]ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
【3】ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(テレビから録画)
【4】ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
【5】ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
【6】ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
【7】ハインツ・ワルベルク指揮 NHK交響楽団(テレビから録画)
【8】ホルスト・シュタイン指揮 NHK交響楽団(テレビから録画)
【9】[パリ版]ホルスト・シュタイン指揮 NHK交響楽団(テレビから録画)
【10】アルツゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(テレビから録画)
【11】[パリ版]クラウス・テンシュテット指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(DVD)
【12】エフゲーニ・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(CD)
私が一番好きなのは、【1】のオットー・クレンペラーさんの演奏です。LPで購入して、大好きで、CDでも購入しました。(この演奏は、”ドレスデン版”です)
クレンペラーさんの指揮は、カラヤンさんほどかっこよくありません。
むしろ無骨なほどなのですが、じっくりと悠然とした、大河の流れのような演奏です。
(”楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲”は物凄く遅い演奏で、最初はびっくりすると思います)
でも、聴き込んでいくと、素晴らしいのです。
すごくひきつけられるのです。
私は、クレンペラーさんのワーグナー管弦楽曲集をCD2枚セットで持っています。(LPの時には3枚セットでした)
歌劇「タンホイザー」序曲だけでなく、歌劇「リエンツェ」序曲、歌劇「さまよえるオランダ人」序曲なども全て、素晴らしい演奏です。
私の大好きなワーグナー管弦楽曲集です。
さて、カラヤンさんの演奏ですが、
私は、単純な”ドレスデン版”が好きだったので、一番定評のあるカラヤンさんの”パリ版”【2】の演奏が、何故か気に入らなかったのです。
(すみません。かなり思い込みが入っています!)
カラヤンさんの演奏では、1975年に演奏したビデオ【3】(”ドレスデン版”)が一番好きです。
それでも、最近”パリ版”も好きになってきました。
そのきっかけになったのが、ホルスト・シュタインさんのN響の演奏【9】でした。
何度か、TVで放映された演奏です。
最近では、悲しいですが、ホルスト・シュタインさんの追悼番組で放送されました。
演奏は、カスタネットの音も面白いし、大勢の合唱団が演奏を引き立てていました。
このときの演奏は、CDにもなっています。本当にいい演奏でした。
映像で好きな演奏がもう一つあります。クラウス・テンシュテットさんが来日したときの演奏【11】です。
ワーグナーの管弦楽曲を特集した演奏会で、途中、指揮台の楽譜の台が大きな音を立ててずり落ちるというアクシデントがあったのですが、演奏は素晴らしいものばかりでした。
(タンホイザーは”パリ版”です)
私は、このときの演奏をテレビから録画したのですが、テレビでは「タンホイザー」序曲が放映されなかったのです。
それで、「タンホイザー」も入った完全版のDVDを購入しました。
どの曲も魅力的な演奏です。
ワーグナーの歌劇「タンホイザー」序曲。”ドレスデン版”と”パリ版”を比較して聴くのも面白いし、何と言っても、雄大な曲想で、聴かせてくれます。私の大好きな曲です!