~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

ダン・ブラウンさんの『天使と悪魔』

2012-04-30 07:33:49 | 小説・本
私(おじさん)の読書日記です。

先日メンデルスゾーン作曲の交響曲「イタリア」を紹介しました。

今日はそのイタリアのローマを舞台にスリルとサスペンスたっぷりのダン・ブラウンさんの小説『天使と悪魔』を紹介します。


ダン・ブラウンさんの小説といえば『ダ・ヴィンチ・コード』が大ベストセラーになりました。

私は文庫派なので、文庫本になってから『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』、『デセプション・ポイント』の順で読みました。

『ダ・ヴィンチ・コード』も面白かったですが、この『天使と悪魔』もそれ以上に面白く感じられました。

この2つの小説は映画化もされています。
ただ、小説の発表順は『天使と悪魔』、『ダ・ヴィンチ・コード』の順ですが、映画の作製順は『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』の順で、映画は小説の進行順とは逆になっています。


 さて、『天使と悪魔』ですが、バチカン市国を含むローマが舞台となっています。
  ・ サン・ピエトロ大聖堂
  ・ システィーナ礼拝堂
  ・ パンテオン
  ・ ナヴォーナ広場
  ・ サンタンジェロ城
などの観光スポットでスリルとサスペンスに満ちたストーリーが展開されます。

また、欧州原子核研究機構(セルン)、反物質、秘密結社・イルミナティなど、現実にあるものと虚構とが混在し、一層の面白味がでています。


先に書いたようにこの小説は映画化されましたが面白さはやはり本の方ですね。

 
私たちは銀婚式の記念旅行にイタリアを回りましたが、家内は行きの飛行機の中でこの小説を読んでいました。
登場する建築物・美術品を観るんだと張り切っていましたが、全てはとても観ることが出来ず、少し心残りだったことを思い出します。

 
ダン・ブラウンさんの『天使と悪魔』、イタリア旅行のお供にも面白いサスペンス小説です。

華麗に色彩が変わる「もみじ(紅葉)」

2012-04-29 07:34:20 | 草花
私(おじさん)の草花日記です。

今日は「もみじ(カエデ)」を紹介します。

写真の「もみじ」は、2004年にこぼれ落ちた種が芽を出したものをもらってきて、我が家で育てているものです。

  

木は草より丈夫なのですね。
この「もみじ」の木も今年の寒さに枯れることなく新芽を出しました。

「もみじ」の葉は、春の新芽を出した直後は赤味を帯びています。
それがすぐに新緑そして濃い緑色に、さらに秋には紅くなっていきます。
少しずつ微妙に変化する色合いが素敵だと思います。

本当にそれぞれの季節を美しく彩ってくれる日本らしい植物ですね。

私は秋の紅葉だけでなく、初夏の赤や新緑の「もみじ」も大好きです。

 
「もみじ」は”カエデ科”カエデ属の落葉樹です。

花言葉は「遠慮」「自制」「調和」「秘蔵の宝」「美しい変化」などと言うようです。


ジョージ・セルさんの「イタリア」

2012-04-28 07:23:26 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

いよいよゴールデンウィークが始まりました。

今年は海外旅行に出掛ける人の数も大幅にアップするようです。

先日ちらっと見ていたテレビ番組では、海外旅行(おそらくヨーロッパ編だと思うのですが)の人気ランキングは、
 1位:イタリア
 2位:スペイン
 3位:フランス
でした。

フランスよりスペインの方が人気が上になったんだと少しビックリしました。
でもイタリアは本当に人気ですね。


そこで今日は、メンデルスゾーンの交響曲第4番イ長調op.90「イタリア」を紹介したいと思います。

この「イタリア」で最も名演とされている演奏は、アルツゥーロ・トスカニーニさんが指揮したものです。
でも私はLPもCDも持っていません。

メンデルスゾーン : 交響曲第4番「イタリア」&劇音楽「夏の夜の夢」 他
私の音楽ライブラリーは、
 【1】ジョージ・セルさんが指揮したもの(CD)
 【2】ゲオルグ・ショルティさんが指揮したもの(LPとテレビ録画)
そして昨年購入した
 【3】クラウス・テンシュテットさんのCDボックスの中の1枚
があります。

よく取り出して聴くのはジョージ・セルさんがクリーブランド管弦楽団を指揮したものです。


この曲は、『のだめカンタービレ』の最初の場面で、またいろいろな場面でもよくBGMで使われていました。
底抜けに明るい感じの曲です。

地中海に面したイタリアはすごく明るい穏やかな気候といったイメージがあります。
ですから、私はできるだけ明るい演奏を聴きたい気持ちになります。

ジョージ・セルさんの演奏は明るさだけでなく、ぴったり合ったアンサンブルそして緻密な演奏が売りともいえます。
ジョージ・セルさんが育て上げたクリーブランド管弦楽団はすごいです。
(世界のトップオーケストラの一つとして評価されるまでになりました!)

でもそれがすご過ぎて、私には少し”厳しい”演奏といった感じもしますが。。
もちろんすごい名演です。


昔FMで聴いたトスカニーニさんの演奏も”厳しい”感じがしたのですが、今聴いたらどう感じるでしょうか。。
もう一度じっくり聴いてみたいとも思います。


ジョージ・セルさんの「イタリア」。
オーケストラの一糸乱れぬアンサンブルがすごい究極の名盤です。



チョコぺんでおめかし【型抜き】クッキー

2012-04-27 07:35:51 | 料理
おはようございます。

この間作ったセサミクッキー(こちら)の生地の残りを少しだけ冷凍しておきました。

孫が遊びに来るというので、冷凍庫から生地を出し、ササッと型で抜いてオーブントースターで焼きました。
焼きすぎで若干焦げてしまいましたが・・・ていうか焦げすぎィ~!

チョコぺんでそれらしく飾ってみました。

 

「これ、何に見える?」と孫に質問すると、「お人形にィ~うさぎにィ~くまさんにィ~お星さまにィ~まるにィ~」ってちゃんと言えました(笑)

 

「ばあばがおやつに焼いておいたよ~」と言ったらクッキーを食べながら「ばあばの作ったクッキーは美味しいな~」って言ってくれました。殺し文句がお上手で・・・(笑)

でも喜んでもらえて良かったわ!

人や動物などの型でクッキーを作るのなんて本当に久しぶり。。ゴマがちょっと目立ちすぎですが、美味しかったです。

 
 

~追伸~

昨日は私たち夫婦の31回目の結婚記念日でしたが、娘が仕事帰りにお花とワインを買ってきてくれました。
まさか覚えてくれていると思わなかったので、涙が出るほど嬉しかったです。

気持ちが嬉しいじゃありませんか。ありがとう!

母からもおめでとうのメールが入りました~。母が元気でありがたいです。


 
 

結婚記念日は【貝殻亭】にて

2012-04-26 07:34:33 | 美味しい店
おはようございます。

今日は31回目の結婚記念日です。
お天気が良かった昨日、夫婦二人でランチに出かけてきました。

以前から気になっていたお店【貝殻亭】

 

緑に囲まれた素敵なレストランです。
イカリや船のスクリュー等のオブジェが配置され、よく見るとあちこちに可愛い小物がさりげなく置いてあって、とても楽しいアプローチでした。
不思議な国のアリスになった気分・・・(笑)

 

店内は”エミール・ガレ”のガラス工芸や照明で飾られ、華やかで落ち着いた雰囲気。

ランチはメゾンコースをいただきました。

 

前菜は砂肝とじゃがいものテリーヌ 、 ピンクかぶの冷製スープ

 

メインディッシュの牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(+500円) 、 デザート

前菜はバジルソースが効いていましたし、冷製スープも味わい深く、牛ホホ肉は非常にやわらかくて、本当にどれも美味しかったです。
いい結婚記念日になりました~

 
【貝殻亭】情報  《私の勝手な評価 ★★★☆☆3.75》

住所     千葉県八千代市勝田台北2-4-1
TEL      047-484-0711
営業時間   ランチ  11:30~15:00  ディナー 17:30~22:00
定休日    火曜日
 


娘と孫と花島公園へ。。”ブランコは?”

2012-04-25 07:30:28 | 散歩
私(おじさん)の散歩日記です。

先日、娘が孫を連れて遊びに来ました。

家内が美容院へ行くことになっていたので、残った私たちは公園に行くことにしました。

孫がすべり台やブランコで遊びたいというので。。

 
早速、近くにある実籾本郷公園に行きました。
ところが、すべり台はありましたがブランコがありません。
遊具そのものが少なかったので、すぐに一回り出来てしまいます。

孫が「ブランコがしたい」と言ったので、少し離れた”花島公園”へ行ってみました。
今の季節、この公園には”鯉のぼり”も泳いでいます。

  

ところがここにもブランコがありませんでした。。



 
でもちょっとしたアスレチックがあり、孫は喜んで遊びました。

”ロープ登り?”も最初はお尻を押してもらいながら登っていたのですが、何回かやったら一人で登れるように。。
もうじき3歳、覚えや成長が早いですね!

2、3回一人で登ったのですが、その後はフラフラで登れません。
やはり体力がまだまだついていかないようで疲れたようです。




それにしても、両方の公園にブランコが無いとは・・・。

ブランコは、怪我をしやすい、メンテナンスが大変、それから、遊びの回転率が悪いなどからか、最近何となく少なくなってきた感じがします。

 
帰り道に、車の中から幼稚園にブランコがあるのを見つけた孫が一言、
「ブランコ、なかったね。。」

ブランコをやりに行こうといった手前、なかなか辛い一言でした(笑)
 


嬉しい退職祝いの靴

2012-04-24 07:20:48 | 暮らし
おはようございます。

時の経つのは早いもので、気がつけば今週末からゴールデンウィークに突入ですね。
我が家は子供たちとBBQなどを計画しております。



さて、主人が退職してから1ヶ月ほど経ちましたが、
いつも忙しい次女とようやく一緒に買い物に行くことが出来まして、その娘から主人の退職祝いをもらいました。

最近はスーツを着ることも無くなり、もっぱら普段着で過ごすことが多くなった主人に普段着に合う靴を贈ってくれました。

普段、履いている靴が傷んできていましたので、とっても嬉しいプレゼント。

主人がいつも「リーズナブルなお値段がいい」と気に入っているイトーヨーカ堂で買ってもらいました(笑)


何足か履いて、「お父さんには、この靴が中では一番似合うんじゃない~」と娘がお見立てしてくれました。

娘が選んでくれたことがなにより嬉しかったです。主人もきっとそう。。。

出かけることが好きな主人ですので、早速この靴を履いて街へGO!

           素敵な贈物、ありがとう~♪

 


オー・ヘンリーさんの短編小説が素敵!

2012-04-23 07:32:26 | 小説・本
私(おじさん)の読書日記です。

今日は、オー・ヘンリーさんの短編集『オー・ヘンリー傑作集』を紹介します。


先日家内が観ていた嵐、大野智君主演のドラマ『鍵のかかった部屋』のプロローグ部分に、人が閉じ込められた金庫の鍵を開けるという場面がありました。

 
私はその場面をパソコンをやりながら見ていて、大好きな短編小説を思い出しました。

私の持っている文庫本『オー・ヘンリー傑作集』では、「改心回復」という題名で載っています。

このオー・ヘンリーさんが書いた短編には本当に素敵なものがいっぱいあります。

よく知られたものとしては、この「改心回復」の他に「最後の一葉」や「賢者の贈りもの」などがあります。

感動的なものからほのぼのとしたもの、そしてちょっと皮肉的なものまで。。



もちろん私は前述の3つの短編小説が大好きです。

特に「賢者の贈りもの」は最高ですね。
貧乏な若い夫婦がクリスマスの贈り物を買うお金がなくて、それぞれ自分の一番大切なものを売ってしまうのですが、その贈り物がお互いに売った大切なものを引き立てるものだった。。
結果的にはお互い使うことができない(無駄な)贈物を贈ってしまったのですが。。
この二人。。いい夫婦ですね。読むたびに涙が出てきて仕方ありません。。

私はこの話が大好きで、この短編を読んでから”クリスマスのプレゼント”もいいものだと思うようになったのです。

 
そして「改心回復」。
タイトルはいろいろに訳されています。
金庫破りの男が足を洗い、幸せな結婚の直前、姪になるはずの女の子が金庫に閉じ込められる。
その金庫を開ければ、彼をひたすら追い続けている刑事に捕まってしまう。。
でも女の子を助けるために金庫を破って女の子を助け、刑事の前に。。
でも刑事は彼を見逃して去っていく。。

いろいろなドラマや映画で直接的あるいは間接的に使われるストーリーです。
いいですね。。

 
そして「最後の一葉」。
病気で寝ている女の子(若い画家)。
窓の外にみえる”ツタ(蔦)”の最後の葉が落ちた時自分は死ぬと思っている女の子を見て、
売れない画家が最後の絵として、命と引き換えに、塀に描いた一葉。。
嵐の夜が明けても落ちなかった葉を見て、女の子は生きる力を得る。
でも、画家は。。。

泣かせますね。

私はこういった話が大好きです。

 
大野君のドラマはどう展開していくのかあるいはどうなるか分かりませんが。。
家内や娘が応援しています。面白い展開を期待しています。。
(大野智君が主演した新春スペシャルドラマ『もう誘拐なんてしない』は、結構面白かった!)

オー・ヘンリーさんの短編小説は少しひねくれた言い回しも多いのですが、ストーリーはとても素敵です。
これからもずっと読まれていく傑作ばかりだと思います。
お奨めですよ!


枯れたと思った「サンショウ(山椒)」から”木の芽”そして花!

2012-04-22 07:38:04 | 草花
私(おじさん)の草花日記です。

この冬は寒くて、我が家の草花が何株も枯れてしまいました。

家内が以前紹介した「サンショウ(山椒)」もひょっとしたら枯れたかも。。と思っていましたが何とか木の芽が出てきました。

心配したのは、以前は花壇に地植えだったのを鉢植えに変えたからです。
この冬、鉢植えのものが結構枯れてしまったので。。

そして、花も咲き始めました。
本当によかった!



この「サンショウ(山椒)」、別名を「ハジカミ」ともいいます。
また、若葉は食材として”木の芽”の名称があるのはご存知の通りです。

 
「サンショウ(山椒)」は”ミカン科”サンショウ属の落葉低木です。

花言葉は「健康」「魅惑」「好意」というようです。

エフゲニー・ムラヴィンスキーさんの「ルスランとリュドミラ」序曲

2012-04-21 07:36:50 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日はエフゲニー・ムラヴィンスキーさんのグリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲を紹介します。

以前、私がクラシックが大好きになるきっかけとなった演奏会を紹介しました。
それは経営が大変だった日本フィルハーモニーを応援する演奏会でした。

その時に演奏された曲が、
 1.グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
 2.モーツァルト 交響曲第40番ト短調K.550
 3.ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」
です。

その後、2.や3.の曲はLPもCDも買って聴いてきましたが、1.のグリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲はLPだけでCDは購入していませんでした。
(ちなみに「ルスランとリュドミラ」序曲のLPはユージン・オーマンディさん指揮の演奏でした)

グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲は、私がクラシックを好きになった当時からエフゲニー・ムラヴィンスキーさんの1965年にライブ録音された演奏が”超”有名で、次に買うのは”この伝説の名演”だと決めていたのです。

ところが、その後廃盤?になかったり値段が高かったりとなかなか買うタイミングが合わずここまで購入できませんでした。


でも先日ブルーノ・ワルターさんのEMI録音CDボックスの購入を検討しているとき、”ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル モスクワ公演(1965&1972)(7CD)”の格安CDボックスを見つけたのです。


ムラヴィンスキーさんはロシアの指揮者でしたので、あまりステレオ録音した演奏が残っていません。
旧レニングラードでは、欧米がステレオ録音が当たり前の時代でも、モノラル録音しか出来ない状況だったようです。

このムラヴィンスキーさんとレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団がモスクワで公演した演奏会(1965年と72年の2回のモスクワ音楽院大ホールでのライヴ)の模様をステレオ録音していたものが、CDボックスとしてまとめて販売されていたのです。


最初は「ルスランとリュドミラ」序曲を買いたかっただけなので、CD7枚組を買うのはもったいないかな?とも思いましたが、多くの方が”このCD全ての演奏がすばらしい”とコメントを寄せているのを読んで買うことに決めました。

値段も7枚組で2933円。
昔ならCD1枚分の値段です。

それで、ワルターさんのCDボックスと一緒に購入しました。


早速聴いてみました。
エフゲニー・ムラヴィンスキーさんの「ルスランとリュドミラ」序曲。やはりいいです。
ものすごく速い演奏ですが、オーケストラの演奏がそろっています。

いやー、日フィルのコンサートの感激を思い出しました。

それからこのCDボックスに収録されている曲のすべてが名演ぞろいで、本当にお買い得なCDボックスだと思いました。


グリンカ作曲の歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲はムラヴィンスキーさんのこの演奏が決定盤だと言えるのではないでしょうか。
その他、全ての演奏が素敵です。
このCDボックスはお奨めです!