~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

”澄みわたる柚子酒”を持って【お花見】

2015-03-31 07:17:07 | 散歩
おはようございます。

先週の日曜日に散歩がてら、実籾本郷公園にお花見に出かけました。



この日は午後から雨予報。。。
午前中にスーパーで一週間分の買い出しを済ませ、
陽の出ているうちにと思って急いで出かけたのですが、公園に着く頃には、曇ってきてしまいました
花曇りの中の桜(ソメイヨシノ)は二分咲きくらい。



品のいいピンク色の可愛い花を咲かせていました。
また今年も会えましたね~♪
蕾も一杯!です。
満開になったら、それはそれは見事なんだろうな~



”澄みわたる柚子酒”(こちら)とグラスを持参して、
みたらし団子とかりんとう饅頭は町内の桜まつりの出店で買って行きました。
お花見弁当でも作って持って行けば、素敵な情緒を醸し出せたと思うのですが、
我が家らしいお手軽なお花見!(笑)
まだ桜が満開ではなかったので、人も少なくて静か~なお花見になりました。


柳の木の新芽が出始め、淡い萌木色が綺麗でした。
この間この公園に来た時より(こちら)しっかり春色に変化していました。


公園を流れる小川に水草?が水面を覆い隠すようにびっしりと。
生命力を感じる緑だったので写真に撮ってきました。


ムスカリの群生も見事でした。

 ◇◇◇

我が家の今年の【お花見】はこれにて終了~。
雨が降り出してきそうだったので、40分ぐらいで公園を後にしました。

今週末に満開の桜が見られるかなと思ったのですが、またもや雨マークが付いてしまいました。
平日に満開の桜が見られればいいんですけど・・・。

最近は海外からもお花見にやってくる外国人の方々が増えているそうで、
桜の花を愛でる日本の情緒が海外にも徐々に浸透してきているのですね。

私は桜の花を見ると、つい「ありがとう~」って言いたくなるんですよね。
そして、また来年も見れるといいな~って思います。
今年は花曇りでしたが、なかなかいい【お花見】になりました。


西村京太郎さんの「殺人者はオーロラを見た」

2015-03-30 07:15:27 | 小説・本
私(おじさん)の読書日記です。
今日紹介するのは、西村京太郎さんの「殺人者はオーロラを見た」です。

家内が図書館で借りてくる本を、私も読んでいます。
上橋菜穂子さんや荻原規子さんのファンタジー小説の世界も面白いです。
ファンタジーというと子供の世界と思っていましたが、大人が読んでも、いや大人が読むべきファンタジーの世界があったんですね。

それから、荻原規子さんのファンタジー小説は舞台が日本なのが面白いです。

勾玉シリーズ三部作も、神話時代から平安時代へと段々時代が移るに従って、知っている人名や地名が出てくるので、歴史小説・歴史ミステリー的に読んでみるという楽しみもありました。

中でも、「薄紅天女」(こちら)は、坂上田村麻呂が征夷大将軍として東北の蝦夷(えぞ)地を平定していく話が基になっていて、”多賀城”など、私には少し懐かしい地名がストーリーを身近に感じさせてくれました。

殺人者はオーロラを見た (徳間文庫)
その小説を読んで、”アイヌ”民族の歴史そして抵抗をサブテーマにした西村京太郎さんの「殺人者はオーロラを見た」を読みたくなり、シリーズとなっていた「ハイビスカス殺人事件」と共に読みました。

坂上田村麻呂らが追いやった”蝦夷(えみし)”と”アイヌ”とが同じ民族かは分かりませんが、幕末期から明治にかけて、”北海道開拓”という銘の下、原住民(アイヌ)を奥地(狭い保護地区)に追いやったのは、先住民族から見れば侵略に他なりません。
そして、アメリカの”西部開拓”時代に行われた原住民(アメリカ・インディアン)を奥地(狭い保護地区)に追いやったのと同じことになります。

さて、「ハイビスカス殺人事件」と「殺人者はオーロラを見た」は、アイヌの血を引く民俗学の教授・若杉徹が、”アイヌ南下説”を調査、研究しながら、アイヌ人が絡んだ殺人事件にかかわっていくというミステリーです。

特に「殺人者はオーロラを見た」は、私にとって、”アイヌ”の歴史、そして日本人の侵略の歴史を教えてくれたミステリー小説でもあります。

テーマの重さが少しありますが、最後の部分は(実際に出来るかは何とも言えませんが)感動的です。
そう・・・江戸時代に反乱を起こした”シャクシャイン”を知ったのもこの本でした。


西村京太郎さんは これらの本を書いたころ(初期)、弱いものに優しい目を注いだ小説を数多く書いています。
「殺人者はオーロラを見た」も、正義感溢れた力作だと思います。
 

「スイセン(水仙)」もなんとか花が咲きました

2015-03-29 07:37:17 | 草花
私(おじさん)の草花日記です。

昨年、暑い陽の下で、プランターに植えっぱなしにしておいたせいで、多くの球根植物をダメにしてしまいました。

   

あわてて地植えにした「スイセン(水仙)」のいくつかが、何とか芽をだして、花を咲かせてくれました。

品種はよく分からないのですが、”ピンクチャーム”はすぐに分かりました(笑)

地植えした時に慌てていたので、「スイセン」のすぐ脇に「ヒヤシンス」の球根があったようで、花を咲かせています。


花が咲いたので、このまま植えっぱなしかな・・
「ヒヤシンス」だけは何とかしないといけないなあ・・・
 

エフゲニー・キーシンさんのチャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番

2015-03-28 07:29:47 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

先々週、東京MXテレビで録った、ヘルベルト・フォン・カラヤンさんの『ニューイヤー・イヴ・コンサート 1988』のライブ演奏会の中から、プロコフィエフの「古典交響曲」を紹介しました。(こちら)

ニューイヤー・イヴ・コンサート 1988 [DVD]
そのとき書いたように東京MXテレビで放送されたのは、

1.プロコフィエフ 交響曲第1番ニ長調op.25「古典」
2.チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23
    独奏:エフゲニー・キーシン(p)
    指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
    管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    収録:1988年12月31日

の2曲でした。


それで、今日は、もう1曲のエフゲニー・キーシンさんと協演したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23を紹介したいと思います。

カラヤンさんのチャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番というと、まず、スヴャトスラフ・リヒテルさんとの協演を思い出します。(こちら)
リヒテルさんとの演奏は、この曲の演奏の中でも1、2を争う名演です。
カラヤンさんのゆったりとした指揮とリヒテルさんのダイナミックな演奏が素敵でした。

でも、エフゲニー・キーシンさんとの演奏は、更にゆっくりとした演奏です。
キーシンさんも若いのに(このときキーシンさんは17歳だというのですから驚きです)、カラヤンさんと対等に演奏しきっています。

このゆっくりとしたテンポはキーシンさんの希望だったのでしょうね。
この演奏でびっくりして、キーシンさんのショパンの協奏曲を聴きましたが、特にゆっくりしたというテンポではありませんでした。

キーシンさんは、それ以降、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を録音していないとのこと・・・
キーシンさん自身、満足出来た演奏に違いありません。


この2曲を録画したDVDを、私はよく取り出して観ています。

歳を召したカラヤンさんと、若くこれから伸び盛りとなるキーシンさんが、共にその実力を魅せた素敵な演奏会でした。
私の大切な録画DVDの1枚になっています。
 

テーブルウェア2015で出会った【武山窯】のマグカップ

2015-03-27 07:31:37 | 暮らし

おはようございます。

今年のテーブルウェア・フェスティバル2015(こちら)
岐阜県の【武山窯】とご縁が出来ました。

結婚35周年(来年)の記念に買った【武山窯】のマグカップ。
手元に届きましたのでご紹介しますね。



こんな可愛い絵付けの箱に入って送られてきました。
箱もそれぞれ大切なものを入れるのに使いたいと思います。



金色の縁どりのダリヤの花が私用。
銀色の縁どりのブドウ柄は主人用です。

底にそれぞれの名前が入っています。



手に取ると、軽くてとても持ちやすいです。
そして絵付けが素敵~!

お気に入りのマグカップになりました

電子レンジは使用可。
食洗機はかけない方がいいそうです。
手洗いで、それはそれは大切に使っております!(笑)

このマンスリーマグカップは
12か月の各月のイメージフラワーをモチーフにしています。

とは言え、お互いの生まれ月のものより、
気に入ったお花のものを選びました。

ちなみにダリアの花言葉は”華麗、優雅”
ぶどうの花言葉は”好意、思いやり”というカードが添えられていました。

このマグ。コーヒー、紅茶、日本茶何にでも合います。
お茶の時間が素晴らしく楽しいものになっていま~す♪

 

朝井リョウ著【桐島、部活やめるってよ】

2015-03-26 07:18:07 | 小説・本

おはようございます。

【桐島、部活やめるってよ】で第22回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビューした朝井リョウさん。

NHKの『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』で、朝井リョウさんと俳優の東出昌大さんが対談していたのがとても面白く、朝井リョウさんに興味が湧きましたので、この本を図書館で借りてきました。
 
物語は菊池宏樹、小泉風助、沢島亜矢、前田涼也、宮部実果の5人の高校生にスポットを当て、オムニバス形式で構成されています。
今どきの高校生のそれぞれのお話。

最初私には、もう遠~い昔の事で、話についていけないかも?なんて気後れしながら読み始めたんですが、なかなかどうして、とても面白く読ませていただきました。

朝井リョウさんの筆の力量にやられた~って感じ。


高校生の不安定な危うさや、その陰に潜むピュアな心情を淡々と語りながらも、
その実、ほとばしる瑞々しさに溢れていて、並べられている文字がキラキラ光って見えました。
磨けば光る原石みたいなものが見えた。(エラそうに言ってます! 笑)

今どきの高校生の感性やら行動は、私が高校生だった頃とは随分様変わりしているんだなぁと勉強にもなりました。
でも、先が見えなくて不安で、訳の分からない焦りがあるのに、甘い考えで能天気に高校生活を送っていた私と共通する部分も。。。
ちょっぴり苦いけどキラキラしていた”青春”を思い出しました。
 

サントリー美術館【若冲と蕪村】展のお土産グッズ

2015-03-25 07:23:27 | 暮らし

おはようございます。

先週の土曜日に六本木のサントリー美術館に【若冲と蕪村】展を観に行ってきました(こちら)

最近、若冲の絵がとても好きになりまして、
彼の色、筆使い、構図、すべてが琴線に触れてくるんです。

300年前に描いたとは思えないほど、色も構図もオシャレでした。
 


 

【若冲と蕪村】の世界を堪能した後は、恒例の記念グッズ探し。。。

絵葉書一枚、ブックカバー、ランチョンマット(小)二枚、
サントリー美術館のオリジナルせんべいを買ってきました。
若冲の絵葉書は早速玄関に飾りました。
 


 

このランチョンマットは、若冲の版画を基に久谷政樹氏がデザインしたものを、
西陣の帯屋”渡文”さんがランチョンマットに作ったもの。
お茶やちょっこっとお酒でも飲むときに使いたいと思って買ってきました。
 



 

こちらは若冲の拓版画を文庫本のカバーとして蘇らせたもの。
裏には”若冲”の文字と印があり、オシャレです。
 


 

京の鼓月”千寿せんべい”
サントリー美術館のオリジナル商品として販売されていました。
”千寿せんべい”という名前に
わたくし、少々親近感を覚えまして(笑)買ってきました。
シュガークリームをはさんだヴァッフェル生地のおせんべいです。

◇◇◇

絵画を観るのも好きですし、
その展覧会に関連した記念品を見るのも大好き!(笑)

今回の【若冲と蕪村】展も充実した素敵な時間を過ごすことが出来ました。
グッズにも満足しています。

 
 

お彼岸の【ぼたもち】

2015-03-24 07:20:37 | 料理

おはようございます。

今日は彼岸明けですね。
お彼岸の中日に【ぼたもち】を少しばかり作りました。

小豆を煮ておいたものがありましたので、それと、あとは黒ごまのもの。
もち米は多目に炊いて冷凍しておいたのを使いました。
家にあるものでちょっことね。


  


信州までは遠いので、今回はお墓参りはパス。
自宅の簡易仏壇に【ぼたもち】をお供えしておきました。

萩の花が咲く、秋の彼岸は【おはぎ】
牡丹の花が咲く、春の彼岸は【ぼたもち】と呼ぶようですね。
どちらも呼び方が違うだけで同じ食べ物だそうです。
私なぞ、このブログを始めてから知った事なんですョ~(笑)

三寒四温というように、4月下旬の気温の日があるかと思えば、また少し寒さがぶり返したり・・・。
この時期、気温の変化が激しいので、皆さま体調には十分気をつけてお過ごし下さいね。

次は桜ですね・・・お花見が楽しみです~♪
 

『若冲と蕪村』展に行ってきました!

2015-03-23 07:22:17 | 美術
私(おじさん)の美術日記です。

当初、先週末に『ルーブル美術館展』に行きたいと思っていました。
でも、とても人気で多くの人が訪れているとの話も聞いていました。

あまり混んでいるのもいやだなあーと思いながらルートなどを調べているとき、
近くのサントリー美術館で『若冲と蕪村』の展覧会が始まったはずと思い出しました。

それならと思い、家内に聞いてみると、”若冲”なら行ってみたいとの返事が!
それで、急遽サントリー美術館で開催されている『若冲と蕪村』展に行くことにしました。

家内も行ってみたいといったのは、伊藤若冲は、我が家では人気急上昇の画家なのです。

以前、NHKのBSで嵐の大野智さんがMCを務めた「若冲ミラクルワールド」という、
江戸時代の画家・伊藤若冲(1716~1800)の作品の魅力に迫る番組があって、
それを観て以来、家内が若冲の大ファンになったのです。

もちろん、私もです。
私は、それまで伊藤若冲の名前を知りませんでした。
それが、大野さんの番組を観て、一遍に好きになったのです。
それ以来、なにかと目につくようになり、その絵を楽しませてもらっています。


さて、上野周辺だけでなく、六本木周辺にも大きな美術館がいっぱいできて、嬉しいですね。
わたしは、ここの”サントリー美術館”を訪れたのは初めてです。

期待に胸を膨らませながら入館しました。

500円の音声ガイドを付けて会場へ。
混んでいるのはいやだなあと、急遽『若冲と蕪村』展に変更したのですが、甘くはありません。
結構な混みでした。

でも、音声ガイドを聴きながらだと、ゆっくり進むのも、それほど気になりません。

伊藤若冲と与謝蕪村は、今年生誕300年の、同い年の天才絵師だそうです。
円熟期のころはすぐ近くに住んでいたようですが、直接の交流は無かったようです。
画風も少し違うからなのか、それとも、お互いをライバル視していたのかな・・・

さて、作品ですが、なかなか見ごたえがありました。
もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 改訂版 (アート・ビギナーズ・コレクション)
伊藤若冲は、厳しさと微笑ましさが・・・

鳥や動物の顔、特に眼の表現の厳しさにも驚かされます。

それなのに、野菜の涅槃図や六歌仙図などでの人の微笑ましい表現など、なかなか楽しいです。

日本の名画〈8〉与謝蕪村 (1974年)

与謝蕪村は、俳句だけでなく画家としてもすごいなあと改めて感じました。

奥の細道や俳画の優しさ、楽しさが。

そして、カラスとトビの対照的な絵がいいし、最近確認された「蜀桟道図」も良かった!


素敵な絵に感動し、満足して会場を出ました。
 

【展覧会概要】
『生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村』
 ■サントリー美術館
  住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
  会期:2015年3月18日(水)~5月10日(日)
  開館時間:10:00~18:00
     ※金曜日、土曜日及び2015年5月3日(日)、5月4日(月)は、20時まで開館。
     ※2015年4月25日(土)は、六本木アートナイトのため24時まで開館。
     ※入館は、17:30まで。
  休館日:火曜日
     ※2015年5月5日(火)のみ、20時まで開館。
  入館料:一般 1,300円(1,100円)、大学・高校生 1,000円(800円)、中学生以下 無料

《お得情報》
  サントリー美術館のホームページの”美術館へのアクセスとお得なクーポン”(こちら)で100円割引されます。

「ヒヤシンス」も「クリスマスローズ」も花がいっぱい!

2015-03-22 07:42:30 | 草花
私(おじさん)の草花日記です。

さすがに春です。
我が家の庭もいろいろな花が咲きそろってきました。

先日紹介した白い花の「ヒヤシンス」(こちら)とともに、”植えっぱなし”の「ヒヤシンス」も花を一斉に咲かせています。
分球した一部の”植えっぱなし”の「ヒヤシンス」は、花の姿や花数がさびしいです。
   
また、白い花の「ムスカリ」だけでなく、水色の花の「ムスカリ」も花を咲かせました。
 

それから・・・「クリスマスローズ」(こちら)もいっぱい花を咲かせています。
一重の花の他に、八重の白い花も咲いてきて、賑やかです。
  

一斉に花が咲くというのはいいですね!