加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【おんがく】ただひとりの愛しい人。スタンダードを聴く夜。

2006年02月18日 22時23分33秒 | 音楽・映画のこと
お気に入りのスタンダードナンバーに、「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」という曲がある。
題名のとおり、ワン・アンド・オンリーな恋人のことを甘く切なく歌ったバラードである。
いろんなアーティストがやっているんだけど、いちばん好きなのは下のアルバム。ジョン・コルトレーン(ts)とジョニー・ハートマン(Vo)のコラボレーション。もともとはフランク・シナトラのオリジナル曲だったかと思うが、ハートマンの歌声はシナトラのようだ。

ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン, ジミー・ギャリソン, マッコイ・タイナー, ジョン・コルトレーン, エルビン・ジョーンズ
ユニバーサルインターナショナル

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詩はこんな感じ。

The very thought of you makes
My heart sing
Like an April breeze
On the wings of spring
And you appear in all your splendour
My one and only love


…なんかメロメロである(笑)。こんな歌詞を全盛期のシナトラに囁かれるように歌われたら、ファンの女性はたまったもんじゃなかったろうと思う。

以前紹介したことのあるソニー・ロリンズもテナーとソプラノでそれぞれ吹き込んでいる。

ジャズ以外のところでは、

Thanks for the Memory: The Great American Songbook, Vol. 4
Rod Stewart
J-Records

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のロッド・スチュアートや、

アット・ザ・ムーヴィーズ
Scott Joplin
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のスティングなどがある。

…上のジャケットを見ていて思い出したのだが、このブログを始めたばかりのときに、このスティングのアルバムを取り上げたことを思い出した。

あの時から一年経つのだ。
生まれてからこのかた、「日記」というものを三日以上続けることが出来なかったわたしにしては快挙といっていい。自分を褒めてやりたい(笑)。

思えば、いろんなことがあった一年だった。
でも、振り返るのはよそう。

一年後、自分がどんなふうにこれからの一年を振り返るのだろうと考えつつ、今日のぶんの記事を終えたい。

さいごに、
このブログを読んでくださっているみなさん、一年間ありがとうございました。
なかなか毎日更新できませんが、これからもよろしく。

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