加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

自転車でイースター祭りに行く話。

2012年04月08日 22時42分11秒 | 自転車と旅、メシ。
ちょっとした縁があって、自転車の師匠からパナソニックのロードバイクを借りている。なんとチタニウムのフレームの、かっこいい自転車だ。



いままでスポーツ自転車というと「クロスバイク」という種類の物しか乗ったことがなかったので、ロードバイクは初体験である。ロードバイクといえば、なんと言っても「ドロップハンドル」だ。上の写真のひん曲がったへんな形のハンドル。

とにかく馴れるために、どこに行くのでもこの自転車に乗っている。

今日は、公園で行われた「イースター祭り」のイベントに乗って行った。

木陰に停めて写真を撮る。十年以上前の自転車だから、近寄るとそれなりにヨレている。鉄製のスポークは錆だらけだし、カーボンフォークには大きな傷があった。

だが、離れて見ると、チタニウムの金属感がただただ美しい。



さて、イースターというと、「イースターエッグ」である。茹でたタマゴに色をつけるのだ。ウィキペディアを読んでから行ったのだが、正直、この風習がよくわからない。いや、言葉は理解できるのだが、わかったとはいえない。



パステルカラーに色づけされたタマゴ。原色が無いので聞いてみると、「春らしい」ということで、このような淡い色に染めるのが「正しいイースターエッグ」とのこと。

ますますわからない。
イースターはもちろんのことハロウィンも、クリスマスもつきつめて考えると、ぼくは、よくわからないのだ。

キリスト教の仮面を被った、土着的で、呪術的なお祭りということはなんとなく共通しているような気がする。

日本のお祭りは、どれもあんまり「仮面」を被ってはいない、と思う。せいぜい「仏教」の化粧をほどこしているだけ。なにげない「お祭り」の底に、ひっそりと「古代」がある。

欧米人の感覚も、あんがいそうなのかもしれない。