ちょうど一年前の4月3日、わたしの娘が亡くなった。
19歳だった。6月になれば二十歳になるところだった。
紋切り型の表現だけど「心が固い鎧に覆われたかのように」、娘の死を掘りさげて考えることができない。
ただ、このアルバムにある小品、「4月になれば彼女は」という曲が浮かんでくるだけである。
April come she will
4月になれば彼女は
と歌い始めて、恋が芽生え、そして、心変わり、やがて
August die she must
8月、彼女は死んでしまう。
という、もの悲しい歌である。
わたしの娘は、4月、人生の入り口に立ったまま、遠い世界に旅立っていった。
April come she will die.
残されたわたしは、これから毎年、こんな気分になるんだろう。
2012年4月3日 風の強い日に。
19歳だった。6月になれば二十歳になるところだった。
紋切り型の表現だけど「心が固い鎧に覆われたかのように」、娘の死を掘りさげて考えることができない。
ただ、このアルバムにある小品、「4月になれば彼女は」という曲が浮かんでくるだけである。
April come she will
4月になれば彼女は
と歌い始めて、恋が芽生え、そして、心変わり、やがて
August die she must
8月、彼女は死んでしまう。
という、もの悲しい歌である。
わたしの娘は、4月、人生の入り口に立ったまま、遠い世界に旅立っていった。
April come she will die.
残されたわたしは、これから毎年、こんな気分になるんだろう。
2012年4月3日 風の強い日に。
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