だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

実写版『ダンボ』を観て来ました 🎥

2019年04月17日 | 日記
やっと、やっと・・・見られたよ~ん 👀


「ディズニー映画」はけっこう観てます、ワタクシメ。

新作は「ティム・バートン監督が実写で描く『ダンボ』」ということで、観たい・観たいと騒いでおりましたが、
ガキンチョ様たちが減る春休み明けは気候がイマイチで、なかなか外出できず、出遅れてしまいました。
タイミングを外すと「吹き替え版」しか上映していないんですよねー⤵⤵⤵

でも今回の吹き替えは西島秀俊♥だったから、結果的には大満足して帰って来ました。

余談ですが、昨年いただいた券(笑)で「リメンバーミー」しか選択肢がなく、それも吹き替えで・・・
「まーいいかっ」と観ましたら、藤木直人と松雪泰子の吹き替えが意外とよくて、
ふと気がつくと年間ランキング上位になるほど評価をえていました(大穴)
「客寄せパンダ」的に人気俳優に吹き替えをやらせたりしますが、「ディズニー映画」だとみんな頑張るのかなー(?_?)
「吹き替え版」もよくできていますわね~。

「西島秀俊さま臭」がぷんぷんで🐽 「吹き替えにしては自己主張し過ぎじゃねぇ」と言いたかったけれど、
でも、でも・・・西島秀俊さま大好きだから許しちゃう (*´з`)


ティム・バートン監督によるオリジナル脚本

昔から皆さんご存知の「ダンボ」をベースにしていますが、主人公はダンボではなくホルトという男性とその家族です。

ホルトは元々、サーカス団のスターとして活躍していましたが、第一次世界大戦で家を離れている間に妻は病死、彼自身は戦場で片手を失ってしまいます。
終戦後、心身ともに深い傷を負って帰還したホルトですが、幼い子どもたちのため何としても社会復帰しなければと焦ります。
片手を失ったこともあり、サーカス団のスターとしての輝かしい栄光は過去のもの。
そんなある日、破産寸前のサーカス団の一員として雇われるのですが、ホルトの仕事は、生まれたばかりの子象、ダンボの世話係でした。
サーカス団のオーナーは、耳が異様に大きいため(奇形)、サーカス団の評判を下げていたダンボをホルトに押し付けたのです。
しかし、ひょんなことから、ホルトの子どもたちは、ダンボが大きな耳を使って宙に舞い上がる姿を目撃します。
その日からダンボ、そしてホルトを中心にサーカス団の運命が大きく動いていくこととなるのです。


絶望から希望・再生へ


ティム・バートン監督の世界は常に「虐げられたモノにスポットをあて、マイナス要素がプラスに転じていく力」を描いています。
そのプロセスにおいては悲しみや切なさもありますが、力関係が逆転していくところでの爽快感やおかしさは格別です!
そしてバートン作品の特徴の一つに「無理やり共生させない所」だと、ワタクシメもは思うのです。
「ダンボ」では、奇形のダンボと倒産寸前のサーカス団が力を合わせ「ワルモノ」をやっつけるのですが(笑)
最後はダンボは母さんゾウと「野生ゾウ楽園?」に行き、サーカス団は旅回りのサーカスに戻っていきます。
深い愛情や友情で結ばれても、それぞれの「生きる場所」て生きていこう! と。

ファンタジーではあっても、「仲良しこよし・ニーコニコ(^▽^)/」にしない、
「シビアなハッピーエンド」に引っ張っていくのが魅力で、ヒューマニズムを感じます!

「ダンボとの出会いによって、夢と希望を取り戻していく家族の物語」
ワタクシメは2Dで観ましたが、3Dだともっと興奮できますよ。
この作品はぜったい映画館でご覧になってください 😊







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