だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

野際陽子さん、逝く。

2017年06月18日 | 日記
「徹子の部屋」出演時の写真 ↓

女優の野際陽子さんが亡くなり、結構ショックを受けています。
すごくファンだったわけではありませんが、1968年から放映された「キーハンター」は、他のドラマにはない刺激があり、鮮明に憶えています。
この作品は5年続いたそうです。
現在は「3ヶ月1クール」が普通で、たまに半年とか、大河ドラマは約1年。
視聴率によっては「途中で打ち切り」もありますから、一時期ブレークしても、すぐ忘れてしまいます。
5年間メンバーが変わらず続いていると、番組が人生の一部になるんですよー。

さて、そんな中でもキーハンターは「アクション」をウリてぎ、当時の日本では珍しかったです。
野際さんはアクションはあまりせず(笑)、のちに夫となる千葉真一さんと谷隼人さんが頑張っていました。

番組終了後、野際さんと千葉さんが結婚し、お二人でテレビに出られたりしたので、
ワタクシメの中では「キーハンターがずっと続いている」、そんな印象が残ったのでしょう。

ネット検索したら、野際さんのお写真はたくさんありましたが、「徹子の部屋」での一枚がとても自然で素敵だと思い、お借りします。




時代を先取りした女性

ーー野際陽子が逝って・・・どうして、こんなに、悲しいのかな?
と、ふと考えました、ワタクシメ。
昨夜「追悼番組」を見ていてわかったんですが、野際さんはその時代・時代において「先駆的な挑戦をした女性」だったんですね。
私生活でも、仕事でも。
その姿を半世紀見ていたワタクシメは、無意識のうちに「カッコイイ」とあこがれていたのだと思います。


以下、ウィキペディアを参考に書きます。

立教女学院中学校・高等学校、立教大学文学部英米文学科卒業。
大学卒業後、1958年(昭和33年)にNHKにアナウンサーとして入局し、4年で退社。
広告代理店勤務などを経て、女優へと転身。
女優として順調に活動していたが、1966年(昭和41年)2月にかねてから念願であったパリへ留学。
1967年にはパリからの帰国時に、まだ日本では珍しかったフランス製のミニスカートを着用していた事が話題となった。

1968年(昭和43年)にテレビドラマ『キイハンター』がスタートし、5年間放送され、視聴率30%以上を記録し一世を風靡した。
1972年(昭和47年)には共演の千葉真一と婚約、翌年結婚。1975年(昭和50年)に真瀬樹里を出産。38歳11か月での初産は当時の芸能人の高齢出産最高齢記録だった。
1992年(平成4年)、テレビドラマ『ずっとあなたが好きだった』で息子を溺愛するしたたかな姑を演じ、大ヒット!
「冬彦さん」が流行語となり、「冬彦さんとママ」の関係が社会的にも取り上げられたりもした。

以後、着物姿の姑役が定着し、『ダブル・キッチン』、『誰にも言えない』、『スウィート・ホーム』、『長男の嫁』などTBSドラマの常連になった。
1994年 千葉真一と熟年離婚。
1996年(平成8年)の『徹子の部屋』に出演した際に離婚を「良妻賢母と言われていたけれど、任じゃないっていう感じがした」などと当時を振り返っていた>

2011年(平成23年)3月の原発事故を受け、「原発からでた放射能を無害にする技術ができない限り、原発はありえない」と反原発のスタンスであることをインタビューで語っている。
2013年(平成25年)12月現在、特定秘密保護法の制定に関して反対表明をしている芸能人の1人である。

2014年(平成26年)に初期の肺腺癌と診断され手術したが2015年(平成27年)に再発したため、再手術で腫瘍摘出手術を行っていた。その後、2017年(平成29年)5月8日に肺炎を併発したため再入院したが、容態は回復する事なく2017年6月13日に東京都内の病院で死去、享年82。
テレビドラマでは『やすらぎの郷』が、映画では『いつまた、君と 〜何日君再来〜』(2017年6月24日公開)が遺作となった。
『やすらぎの郷』の収録には入院前日の5月7日まで参加し、収録の合間に鼻にチューブを付けながらも最後まで毅然と演じきった。



”男前“ですね

野際さんはインテリだし、エレガントな雰囲気もありますが、生き方はとてもワイルド!
内面は「男前」ですね。

※そのことは倉本聰さんも語っておられました。

ドラマ「やすらぎの郷」も放映中だし、映画も公開間近で「亡くなられた」という実感がありませんが、
長い間ありがとうございました。
安らかに、お休み下さい。
                           合掌
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