だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

義叔父の想い出 🌹 バラが咲いたよ!

2024年03月19日 | 日記
ワタクシメが潰瘍性大腸炎でサイアクの頃

義叔父が二人立て続けに亡くなりました😢

父には妹が二人います。
末のS子叔母一家は昔は同じ敷地内、今もすぐばに住んでいる「準・家族」みたいな関係です。
そこの義叔父・Kおじさんは体格がよくイカツイ感じもしましたが、
細やかな心配りをしてくれる人でした💞

Kおじさんには「ツボ🏺」があり、ワタクシメと妹はそのツボがわかり(笑)
いじくったり、いじられたり可愛がってもらいました。

30数年前、祖父が亡くなり大きな家を処分する時、
Kおじさんは庭のバラを自分の家の庭に移植して、花が咲くと🌹
「おじいちゃんのバラが咲いたよー」と教えてくれました。

電動車椅子でATMの順番を待つワタクシメの前で「通せんぼ」するアヤシイ人がいるので、
「どいてください💢」と怒鳴ろうとして顔を見たらKおじさんでした。
悪戯好きなんです●~*

ワタクシメの新刊が出ると、息子のヨメにすすめ、
「●●ちゃんが感激していたよ」と、遠回しに感想をくれたり📚
「もしかして、オレオレ詐欺かもしれない😅」とビビッて、オヤジ様に相談に来たり・・・
区営の体育館のジムでファンキーにトレーニングしたり・・・💪
平々凡々と元気に老後を過ごしていると思っていました。

「ジム」といえば・・・

我が家のそばに区の複合施設があります。
ホールや図書館・障害者センター等々ありまして、通路から「ジム」が見えることがあるんです。
ワタクシメが友達とぶらぶらと「ジム」の前を通ったら、ランニングマシーンでトレーニングしているおっさんが手を振るんです。
ランニングと短パンのおっさんなので、ワタクシメは「ヘンなやつ~」と思い無視しました。
でも友達が、
「あのマッチョなおっさん、なおちゃんに手✋を振ってるみたいよ」と言うので、
心の底からイヤでしたが、恐る恐る見てみると、そこにいたのは、にこやかなKおじさん💦
それ以来、ワタクシメはジムの前の通路は通らないことにしました(笑)

Kおじさんが「癌」におかされてしまいました。

数年前に叔母が体調を崩した時、
「『もっともっと苦しい人や辛人はいるんだ。ガンバレ!』と言いたいけどね。
S子(妻)のつらさは傍にはわからないから、今は見守るしかないんだよ」とつぶやいていました。
S子叔母に寄り添ってくれていたのに、逆転してしまって残念です。
せめてもの救いは、本人が望む通り、家で旅立てたことです。
息子たちが泊まり込んで、看取りました。
ワタクシメは近くにいたのに、コロナ禍でもあり、こちらの体調も最悪で、お見舞いも葬儀にも行かれず、心残りなりません💧💧💧

今年はまだ「バラの季節」ではありませんが、花が咲いたら今度は、
「Kおじさんのバラが咲いたよー」と言おうと思います。

  ↓ 写真はいただき物。
 「バラのチョコレート」ですって(・・?
 もったいなくて食べられませんわ😘





コメント
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