だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

両親のダイアモンド婚式

2019年04月22日 | 日記
両親のダイアモンド婚式のお祝い。

この3月に両親は結婚60周年を迎えました。
天皇皇后両陛下の記念日とほぼ同じ頃です。
当時はお二人にあやかり、「結婚ブーム」だったみたいで、ご多分に漏れず(笑)、ワタクシメの両親も挙式・入籍しました♥

平成の終わりが近づき両陛下が腕を組みお出掛けされたり、記念のお祝いの報道が多くなりました。
それを見ると、とても羨ましくなります。
高齢になって「夫婦仲良く、元気でいられる」というのは、そう簡単なことではありませんもの。

母上が元気だったら、「グランドキャニオンをヘリコプターで遊覧しよう」とか「フィンランドてオーロラを見よう」とか言い出し、
どでかいアニバーサリーイベントを計画したと思います。
そんな元気な母上が寝たきりになるのも・・・「我が家の歴史」と受け入れておりますが、
せめて子どもや孫たちに召集かけ、近所でいいからこじゃれた店で美味しい物をいただくとか・・・してほしかったなー。
「お祝い」は子どもたちがすることではありますが、オヤジ様にはそういう発想はありませんので(涙)、「企画しても無駄でしょう」と。

おまけに今年は姪っ子と甥っ子が「15の春」で忙しく、3月に「全員集合!」はできませんでした。

そこで、長女のワタクシメが奮発して「プリザーブドフラワーの写真立て」を、オーダーメイドして、プレゼントしたのでありまする。

これまた「母上が元気であれば・・・」。60年目の二人の写真を入れたのですが、近年の母上が写っている写真は「記念」というより「記録」なので、
写真選びに苦労しました。
なおこ御用達の花屋さんに事情を話し、若かりし日とジジババになってからの写真を組み合わせて「before・after」😊
それを病室に飾れるようにプリザーブドフラワーのフレームに入れてもらいました。
写真を数枚メールで送り、組み合わせなどはお店に行って何度も相談しました。
花屋の皆さんが快く引く受けて下さって、「これがいいかしら? こっちも素敵ですよ」とおしゃべりでき、ワタクシメにとって楽しい時間でした🌸🌸🌸
みんな、どうもありがとう!      【スタジオハウゼ】

   ↓   こちらが完成品です。







しかし・・・予想通り・・・

モノの価値を知らないオヤジ様は「きれいな造花だねー」って言うし⤵⤵⤵
「ブリザードフラワー」といえば、「いやプリザーブドフラワーだ」とか、
「いずれにしても造花だろう」
  まったく~、コニクラ爺さんなんだからー(#^ω^)

でも喜んでくれました(笑)😊

4月半ば過ぎてから、やっと母上の面会に行くことができ、「ダイアモンド婚式の記念のポートレートよ」と渡して来ました。
最近母上は微熱が続き、反応が悪いです。
目はほとんど開きません😢
人工呼吸器をつけて4年、オヤジ様と一緒によく頑張りましたから、「しょーがないかなー」とは思いますが、母にはずっとそばにいてほしいのが、娘の本音👧

少しでも目を開けてほしい・・・このきれいなプリザーブドフラワーを見てもらいたいと、今は願うばかりです。

コメント
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