だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

緊急事態報道に思うこと

2015年09月13日 | 四方山話
10日に茨城県常総市で鬼怒川の堤防が、11日にも宮城県大崎市で渋井川の堤防が決壊するなど、
記録的な豪雨が関東・東北で深刻な被害をもたらしています。
被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。



あら、また半月が過ぎちゃうわ


8月中、猛暑でのびてたツケがたまり、9月の第一週目は気ぜわしかったこともありますが・・・
天気がずっとぐずついていて、体調もスカッとせず、ココの更新が止まっておりました。
はたと気づけば、9月も半分終わろうとしておりやすぅ。

Facebookだと、ゲームしながら(笑)、
ネットサーフィンしながら~
内容によって公開範囲限定でマメにするんですが、ブログは ~゜・_・゜~ 最近チョット気が乗らないのでありまする。
昔に比べ「本音が書けなくなった」のが正直なところ。
それで無難に「お遊びネタ」ばかり載せていますが・・・鬼怒川・渋井川を襲った台風と豪雨により大きな被害が出ています時に
「お遊びネタ」は不謹慎ですから、たまには(久しぶりにwww)真面目に怒ることにします。



ことは9/9夜中から始まりました

非常事態の場合、NHKの責務なのかも知れませんがぁぁぁ・・・昼夜を問わず「速報」を流し続けるのって、どうなんでしょう。
関東地方で台風が暴れていた夜、観たい番組がありました、ワタクシメ。
ニュースが終わるのをテレビの前で待っていましたが、「番組の変更・中止」のテロップが出ぬまま、 同じニュース、同じVTRの繰り返し。

ーーああ、また始まったか、NHKのコンニャロメ(怒)

あれは、だれに向けた報道なんですかね。
恐怖心や野次馬根性をあおるだけじゃないかな?

被害の大きい場所は停電しているはずだから、テレビで放送しても意味なくない?
本当に「避難」している人はラジオやSNSに頼ると思いますけど!

例えば「NHKテレビの臨時ニュース」の場合、必ず手話もつけるとか、被害を受けた場所をくまなく映すとか、 公共放送としての「テレビのニュース」を流してほしいものです。

ーー報道局の「エライコッチャ」に付き合うために、受信料払ってるんじゃないんだぞっと●~*

NHKの「繰り返しお伝えします」は、翌日も続きました。

世の中には、テレビを時計代わりにして暮らしている人も多いし、知的障がいや精神疾患、高齢者など、ずーっと「繰り返しお伝えします」を見せられて、どうなるか・・・考えろっ、NHK(激怒)
日本津々浦々、NHKしか見られない地域もあるんだから、「公共放送」として、どんな状況でも満遍なく公平に「プラス」になるモノを放送する責務があるはず・・・なのに。

「公平」という点で、ついでに書きますと、災害時に自衛隊が活躍するのはよくわかるけど、そこを強調し過ぎだと感じますよ、ワタクシメ。
自衛隊が救援に入れるようにするのは、地元の消防団とか民間の事業者だそうです。
昨夜は社協が一人暮らしの高齢者の所に、飲料水を配っていました。
炊き出しをするママさんたち・・・みんなボランティアです。

そういった地元、または他の自治体から応援に来る人たちが映るのは、本当に短い時間です。
まず「自衛隊」をドーンと映して、それを何度も何度もリピートさせるから「NHKは国営放送」だと揶揄されるんじゃないのー。



こういった映像を「LIVE」で流すべきではないと思います!




ーー鬼怒川の堤防決壊により、茨城県常総市が大規模な水害に見舞われた2015年9月10日、
ーー屋根の上で助けを待っていた住民2人が2匹の犬とともに救助される様子がテレビ局各社のヘリコプターから生中継され、大きな注目を集めた。


この映像は、どの放送局でも流していたから、ご覧になった方も多いことでしょう。

ワタクシメは、人間であれ動物であれ、助けられる「命」は助けてほしいです。
ただし、ケースバイケースで、家族が行方不明になっている方とか、救助を待ちながら亡くなられた人とか、泣く泣くペットを見捨てた人とか・・・様々な事情の人がいるわけで、
平常心をなくした人たちが見て、どう思うかなー?
助かったご夫妻は今は喜んでおられますが、顔もしっかり映ってて、この先誹謗中傷を受けなければいいんですが・・・

少し落ち着いた頃に、「ドキュメント」として編集したモノを放映すれば、よかったんじゃないですかねー。
撮っている側も、放送局も、興奮状態で・・・他にも後々物議となりそうな映像がたくさんありました。

それから、別の角度から、ワタクシメが「怖い」と思うのは、
例えばこの写真のご夫妻は、何度も屋根から落ちそうになりました。
結果的には無事救助されましたが、遠くにいるワタクシメは「映画」を観るように、見ているんですよ。
もし、屋根から落ちて、最悪のことが起きたとしても、カメラはまわり、下手するとその結末まで見てしまうかも知れません。
ワタクシメは、途中で見るのを止めましたが、人の生き死にが掛かった場面を、当事者の許可なく撮り、延々と生中継するのって、非人道的過ぎやしませんか!

災害のたびに「行き過ぎた報道」に腹が立つけれど、今回は本当に本当に腹立ってます。


コメント
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