ついに出ましたぁ\(^o^)/ 「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」
シリーズ最初の「おかあさんがおかあさんになった日」は、確か「長野ヒデ子 100刷目の絵本」ということで、出版パーティーにお招きいただきました。
あれから22年。
第2弾の「おとうさんがおとうさんになった日」が出た頃に甥と姪が生まれたので、本にサインしていただきました。
その二人は今年6年生になります。
長野先生がお祖母ちゃんになられ数年経つので、「次はおばあちゃんになった日かなー」と思っていたら・・・出ました!
かわいい赤ちゃんがうまれたので、おかあさんは大いそがし。
お姉ちゃんになったあこちゃんのおむかえには、おばあちゃんがきてくれます。
あこちゃんのおばあちゃんは、のんびりやで、みちくさ名人。
ところで、おばあちゃんにも赤ちゃんのころがあったのかな?
おばあちゃんは、いつから「おばあちゃん」になったの?
ご近所には、わかわかしいおばあちゃん、こわそうなおばあちゃん、やさしいおばあちゃん……
いろんな「おばあちゃん」がいるね。あこちゃんとおばあちゃんの心の交流、
そして新しい赤ちゃんをむかえた家庭のあたたかさを描いた、楽しいおばあちゃん応援絵本です。
【童心社 ホームページより】
”長野ヒデ子“の絵本
「絵本作家」としてトップクラスの長野先生の作品を「手作り絵本」といっていいのか悪いのか・・・
失礼かも知れませんが、「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」は手作り絵本だと思います、ワタクシメ。
以前講演会で、ご自身の子育ての体験を話され、
先生の「絵」は、ご自身のお子さんたちを遊ばせて喜ばせるためのモノからスタートしたとのこと(記憶違いだったらゴメンナサイ(^-^; )。
目の前の子どもに向けて描くこと。
どんな作品でも「長野ヒデ子」を貫くこと。
先生が絵を描かれた「かぐや姫」も、長野ヒデ子流のユーモアが見え隠れしていて笑っちゃったことがあります.。o○
プライベートでお付き合いしていると、長野先生は類まれな「テンネンおばちゃま」で(笑)、画風同様ほんわかとしていますが、
「昔話」であっても、「長野ヒデ子ワールド」で描ききってしまう強さをお持ちです。
目の前の子どもと戯れる優しさや遊び心は崩さずに、長野ヒデ子の秘めたる強さで突き進むことで、「我が子」から「親戚の子」「近所の子」・・・「世界の子ども」へと対象が広がっていくのでしょう。
たくさん作品を出される上では、身を削るご苦労があるはずですが、常に「手作り感」を維持されているのもスゴイなーと、魅力を感じています。
「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」は、「ヒデ子おばあちゃんの日常」を切り取ったような作品で、
長野先生がお孫さんのために「エンヤーコーラ」している様子が目に浮かびます。
そして、お孫さんといっしょに「あーだったね。こんなこともしたわね」と語らっている声が聞こえてきそうです。
作者のぬくもりや声や表情が伝わってくるので「手作り絵本」と思うわけです。
万人の心をつかむ細やかさ
長野先生とお話しすると「ボケボケ話」で、ワタクシメは笑ってばかりいますが・・・
「ボケボケ話」をしながらも、長野ヒデ子は人間ウォッチングをし、見たものすべて絵本のネタにしていますから、皆さん、お気をつけあそばせwww
様々な人間(生きるモノ)をまんべんなくみつめ描いているのも、長野作品が愛される要因でしょう。
例えば「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」の中で、
ーーごきんじょには おばあちゃんが いっぱいいるーー
元気でユニークな〝おばあちゃん”が何人も登場しますが、その中の「いつもベッドのおばあちゃん」に長野ヒデ子の底知れぬ愛が表現されています。
「病気」も一つの個性。元気じゃなくてもおばあちゃんが孫を思う気持ちは変わらない・・・そういう細かな気配りに、ジーンときますよ、ワタクシメ。
どの作品を見ても、登場する人たち(生き物たち)が平等に明るく個性的に描かれているから、読者は「これ、私みたい」と、そこから元気がもらえる気がします。
「手作り絵本の醍醐味」か味わえる一冊。
お手に取ってみてください( ^)o(^ )
シリーズ最初の「おかあさんがおかあさんになった日」は、確か「長野ヒデ子 100刷目の絵本」ということで、出版パーティーにお招きいただきました。
あれから22年。
第2弾の「おとうさんがおとうさんになった日」が出た頃に甥と姪が生まれたので、本にサインしていただきました。
その二人は今年6年生になります。
長野先生がお祖母ちゃんになられ数年経つので、「次はおばあちゃんになった日かなー」と思っていたら・・・出ました!
かわいい赤ちゃんがうまれたので、おかあさんは大いそがし。
お姉ちゃんになったあこちゃんのおむかえには、おばあちゃんがきてくれます。
あこちゃんのおばあちゃんは、のんびりやで、みちくさ名人。
ところで、おばあちゃんにも赤ちゃんのころがあったのかな?
おばあちゃんは、いつから「おばあちゃん」になったの?
ご近所には、わかわかしいおばあちゃん、こわそうなおばあちゃん、やさしいおばあちゃん……
いろんな「おばあちゃん」がいるね。あこちゃんとおばあちゃんの心の交流、
そして新しい赤ちゃんをむかえた家庭のあたたかさを描いた、楽しいおばあちゃん応援絵本です。
【童心社 ホームページより】
”長野ヒデ子“の絵本
「絵本作家」としてトップクラスの長野先生の作品を「手作り絵本」といっていいのか悪いのか・・・
失礼かも知れませんが、「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」は手作り絵本だと思います、ワタクシメ。
以前講演会で、ご自身の子育ての体験を話され、
先生の「絵」は、ご自身のお子さんたちを遊ばせて喜ばせるためのモノからスタートしたとのこと(記憶違いだったらゴメンナサイ(^-^; )。
目の前の子どもに向けて描くこと。
どんな作品でも「長野ヒデ子」を貫くこと。
先生が絵を描かれた「かぐや姫」も、長野ヒデ子流のユーモアが見え隠れしていて笑っちゃったことがあります.。o○
プライベートでお付き合いしていると、長野先生は類まれな「テンネンおばちゃま」で(笑)、画風同様ほんわかとしていますが、
「昔話」であっても、「長野ヒデ子ワールド」で描ききってしまう強さをお持ちです。
目の前の子どもと戯れる優しさや遊び心は崩さずに、長野ヒデ子の秘めたる強さで突き進むことで、「我が子」から「親戚の子」「近所の子」・・・「世界の子ども」へと対象が広がっていくのでしょう。
たくさん作品を出される上では、身を削るご苦労があるはずですが、常に「手作り感」を維持されているのもスゴイなーと、魅力を感じています。
「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」は、「ヒデ子おばあちゃんの日常」を切り取ったような作品で、
長野先生がお孫さんのために「エンヤーコーラ」している様子が目に浮かびます。
そして、お孫さんといっしょに「あーだったね。こんなこともしたわね」と語らっている声が聞こえてきそうです。
作者のぬくもりや声や表情が伝わってくるので「手作り絵本」と思うわけです。
万人の心をつかむ細やかさ
長野先生とお話しすると「ボケボケ話」で、ワタクシメは笑ってばかりいますが・・・
「ボケボケ話」をしながらも、長野ヒデ子は人間ウォッチングをし、見たものすべて絵本のネタにしていますから、皆さん、お気をつけあそばせwww
様々な人間(生きるモノ)をまんべんなくみつめ描いているのも、長野作品が愛される要因でしょう。
例えば「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」の中で、
ーーごきんじょには おばあちゃんが いっぱいいるーー
元気でユニークな〝おばあちゃん”が何人も登場しますが、その中の「いつもベッドのおばあちゃん」に長野ヒデ子の底知れぬ愛が表現されています。
「病気」も一つの個性。元気じゃなくてもおばあちゃんが孫を思う気持ちは変わらない・・・そういう細かな気配りに、ジーンときますよ、ワタクシメ。
どの作品を見ても、登場する人たち(生き物たち)が平等に明るく個性的に描かれているから、読者は「これ、私みたい」と、そこから元気がもらえる気がします。
「手作り絵本の醍醐味」か味わえる一冊。
お手に取ってみてください( ^)o(^ )