Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

書評

2009年05月28日 | 家・わたくしごと
 学会誌に掲載するため、2冊の本の書評を書かなくてはならず、この1ヶ月、自分の研究範囲を超えた内容と格闘した。かなりゆっくり読み進めたのだが、それでも難しいところがあると読み返し、他の文献を探すなど・・・とにかく大作業だった。
 しかしいざ書評を書いてみれば、やっぱり納得のいくものができず、しかも字数の関係もあってそんなたいそうなことは書けないもので、残ったものは反省とポストイットと書き込みだらけの二冊の本だけだった。
 もちろん書評も捨てたもんじゃない。新しい知識だけはたいそうな量で頭に詰め込まれたわけだから。それはまだ整理はされてはいないけれど、脳裏の整理ダンスにきちんとしまわれ、置き場も明確、いつでも出し入れ自由となればしめたもんだ。ところが、もう今の私の整理ダンスときたら、開けっ放しで、荷物が半分はみ出てどこに何があるかてんでわからない状態。まず持ってくるよりも、今あるものの整理の方が先。この書評を書くために得た知識が踏んづけられて、蹴飛ばされて、最後はポイって捨てられないようにしないと。