Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

浜松でSabun Luxに出会う

2012年04月30日 | 浜松・静岡
 まだ何もない教員宿舎の部屋に少しずつ必要最小限のモノを揃えていかなくてはならない。石鹸やらシャンプーもそんな必需品の一つで、別にわが家愛用のL'OCCITANEでなくてもいいので(見栄はりすぎ)、百均に出かけたのだった。そこで大発見!なんとインドネシア製のラックスの石鹸と出会ってしまったのである。
 写真の石鹸(3個入り)がインドネシア製で、包装もインドネシアで販売されているままである。ちなみに三個パックお徳用のラックスはバリで売っていたかどうか記憶がない。インドネシア語で「ばら売り不可」と書かれているところがまた面白い。タバコですら、まだ田舎に行くと、本数で売ってくれるので、すぐばらして売ってしまうからだろう。
 ちなみにこの石鹸が、「石鹸」としての効果を発揮するかというと「まあ普通」である。普通でないのは、非常に香料が強いこと。日本の「雅」な石鹸の比ではないのである。そんなことがわかっているのに、三個入り105円のインドネシア製ラックスを反射的に買い物かごに入れてしまう。でも今日のお風呂が楽しみだわ。香りだけでも浜松で「インドネシア」。

ハママツヒガシショ

2012年04月26日 | 浜松・静岡
 今日は朝、大学に出勤する前、免許の住所変更に行こうと決めていた。浜松市役所に行った時、浜松東署で変更できると聞いていたので、ネットで場所を確かめて、雨の中、トボトボと歩いて向かったのだった。しかし不慣れな浜松の街中、なんだか自信がなくなって、ちょうど家から出てきた中年の女性に「ハママツヒガシショはどこですか?」と丁寧に訪ねたのだ。すると女性はこう言った。
 「あそこに大学があるんですよ(これは私が務める大学である)。そのすぐ隣ですよ。」
と教えてくれた。なーんだ、僕が地図を見違えたんだ。もっとずっと東にあると思っていたのだが、大学のそばじゃん!ということで、大学のそばにいき、警察を探したのだった。しかしどこを探しても警察なんてないのである。だいたい交番すら見当たらない。
「あのオバサンは、ぼくをおちょくったのか?」いやいや、そんなはずはない。僕は思いきってまたすれ違った男性に「ハママツヒガシショはどこですか?」と訪ねたのだ。すると男性はこう言った。
 「ここですよ。ここ。」と言うのである。しかし、彼が指さした場所は、雨で水がたまった小学校の校庭なのだ。
 みなさん、お気づきだろうか?そうなのだ。私が最初に道を聞いた女性は、「ハママツヒガシショ(浜松東署)」ではなく、「ハママツヒガシショウ(浜松東小)」を私に教えたのだ。もちろん故意なんかではなく、そう聞こえたのだ。
 それに気がついたとき、なんだか情けなくて思わず一人で笑ってしまった。濡れネズミ中年男の怪しい一人笑い。そしてその瞬間、沖縄で「那覇国際高校」にタクシーで行った時の運ちゃんとの会話を思い出したのだった。
 「お客さん、ナハコクサイコウコウ(那覇国際高校)にいくときは、はっきり言わなきゃだめだよ。ナハコクサイコウコウ(那覇国際高校)とナハコクサイクウコウ(那覇国際空港)を間違えたことあるんだよ。お客さんは空港っていったつもりなんだけど、高校に連れてっちゃってさ。そりゃ、たいへんだったよ。」
 そう、間違えたら、たいへんなのである。私はその後、もう意地になって再び歩いて本来の「ハママツヒガシショ」に向かったことはいうまでもない。その証拠が、雨にかすんだ浜松東署の写真である。


牛すじポン酢

2012年04月23日 | 家・わたくしごと
 昨日は大阪の友人のガムランスタジオで4,5時間はガムランを教えました。教える方よりも、たぶん習っている方が数倍はたいへんなんだと思います。楽譜がない音楽を記憶していく作業は、相当な集中力を必要とするのです。それを長時間続けるのは至難の業。私はすでに記憶されたものを出していくだけなのですが…。
 練習も終わった夕方、新世界のはずれのグループ行きつけのお店で楽しい「小宴会?」が開催されました。やっぱり宴会は、重要です。重要どころか、練習には「最重要」なアイテムです。
 さすが大阪、見たことのないメニューがいくつか存在(沖縄で最初に飲み屋のメニューを見たときほどの衝撃はありませんが)。すごく気になったメニューは牛すじポン酢。牛スジはやっぱり関西の定番。ポン酢で食べるんですね。二皿注文して、一つはあっという間に七味唐辛子で真っ赤。こうやって食べるものらしいです。私もその後、たっぷり七味にトライ。結構いけてました。これからしばらく大阪で教えることになるのですが、自分好みのツマミ探しも楽しみになりそうです。

すっかり「梅ちゃん先生」?

2012年04月20日 | 家・わたくしごと
 NHKの連ドラのタイトルが4月から「梅ちゃん先生」に変わりました。朝ドラファンですから、ちゃんとホテルでも7時半から見ています。「梅ちゃん先生」も面白いですが、どちらかというと主題歌に使われているSMAPの《さかさまの空》、いいですね。私、結構SMAPの音楽が好きなんです。
 最近、あちこちで「梅ちゃん先生」と呼ばれるようになってきました。もともと会社勤めのときから「梅ちゃん」と呼ばれてきたような気がして「梅ちゃん」には違和感がないのですが、「先生」がくっつくとなんとなくアンバランスな感じが面白い。先日、日曜日に「音の森」(ガムラン・スタジオ)でいただいたホールのケーキにも「梅ちゃん先生」の文字が。でもやっぱり、梅ちゃん先生は堀北真希よね。

Walking in Hamamatsu

2012年04月18日 | 浜松・静岡
 浜松の大学に異動してから、毎日よく歩いています。沖縄では大学から家までよく歩いていましたが、まずは「暑い」。この時期であれば、研究室でシャツを替えないともう汗でびしょびしょになるはずです。でも浜松はまだ肌寒いので、歩くにはとてもいい季節です。
 この街は全く起伏がないうえ、とにかく道がいい。道がいい故に、少々、車の態度が生意気ですが、法律では歩行者が優先。それでも沖縄よりはずっと歩きやすいのです。今は、生活しているホテルから毎日15分から20分をかえて学校まで歩いていき、帰りは買い物をしながらなので、30分以上は歩きます。ある意味、とても健康的な日々を送っています。
 5月にお引越しです。そうすると愛車のバイクがやってきます。たまには乗ってあげないとゴネてしまうけれど、しばらくはバイクをなだめて「歩く」生活を続けたいと思っています。ちょっぴり年度末で太ったから、ダイエット効果も期待して…。

マウスパッド

2012年04月17日 | 大学
 少しずつ新しい大学生活に慣れてきています。やっとパソコンも学内ネットワークに接続できたし(一部はまだうまくいきませんが)、やっとプリンターも接続して印刷できるようになりました。
 初めて使い始めたのが、青いマウスとネコが動くマウスパッド。こんなかわいいマウスパッドを私が一人で見つけて買うわけもなく、実は、沖縄の大学のゼミの卒業生たちが、今回の赴任のためにわざわざ探してくれたものです。私の趣味をちゃんと理解しているすばらしい卒業生たち!「鼠」が動くと、まるで「猫」がそれを追いかけるように、マウスパッドのクロネコは自由自在に動くのです。
 このマウスパッドでネコと遊ぶのが今、楽しくてたまりません。そんな暇なの?と思われるでしょうが、今までのようにゼミの学生がひっきりなしに研究室に出入りしたりするわけではないので、結構、寂しいのかしら。このマウスのネコたちと戯れる日々。そんな一人遊びをしながら、「沖縄のマンションにいたミーは元気かな」なんてたまに思い出したりします。かみさんが一週間に一度、3月まで住んでいたマンションに用があって行くと、必ずミーがどこからともなくやってきて、足元をくるくる回るのだそうです。でもマウスパッドのネコはまだまだ私の言うことを聞いてくれません。なんだか僕の言うことを無視するミーが新しい研究室の机の上にいっぱいいるようです。

Birthday Cake

2012年04月11日 | 家・わたくしごと
 4月8日が誕生日でした。誕生日当日は、友人たちにガムランのスタジオで盛大に誕生日を祝っていただいたのですが、実はその前日、私のワヤン一座の練習が国分寺の実家であって、そこにメンバーの一人がお手製のバースデーケーキを持参してくれました。マンゴームース、生クリーム、チョコ、そして果物とすごい出来栄え。さらにケーキの箱を包んでいたのは沖縄の紅型柄の風呂敷。こうして写真を撮影したら、ケーキと風呂敷のカラフルさに目がチカチカしそうです。練習は6人、8等分して残りの二つは私の両親が食べました。
 50歳になってしまったのか、という「ため息」と、新しい大学に赴任したのだし、人生はこれからだという「希望」が入り混じった複雑な心境です。でも大事なことは、どうあれ前向きに楽しく生きること。もう特急のように突っ走る年齢ではなくなったけれど、快速列車(各駅停車は60歳になってからにします)で、まわりの景色を楽しみながら進んでいかなくちゃね。終点の駅はまだまだ先だもの。
 

泊まれば都

2012年04月04日 | 浜松・静岡
 この一か月だけは教員宿舎の事情から、週末に東京の実家に帰る以外は基本的に週4泊か5泊を浜松のホテルで過ごす。過ごすといっても、朝出勤して夜戻るので、基本的には「戻って寝る」だけである。
 昨月、ネットで一泊3500円というホテルを探し当てた。しかも朝食付きである。インドネシアだと国内観光客向け中級レベルだが、日本のビジネスホテルだと結構安い。設備を見てみたが、ちゃんとお湯も出るし、バスタブ付、ACも冷蔵庫も、薄型テレビもちゃんと付いている。ネットだって使える。インドネシアで私が宿泊するホテルは、ネット以外のすべてが付いていないのだ!もう嬉しくてすぐに約をしたのだった。
 すでに3泊しているのだが、何の問題もなく、それどころか私にとってはかなり快適である。だいたい高いホテルなんぞ宿泊したら、快適を通り越して正直なところ落ち着かないのである。そわそわしてしまって部屋をうろうろすることになるのだ。
 さて、このホテルの朝食。これだけはインドネシアの定宿の勝利である。このホテルの朝食は写真のように実にシンプルで、コーヒーとパン2種、マーガリンと3種類のジャムだけである。だからといって何も困らないのだが、私のインドネシアの定宿では、「マーガリン」ではなく「バター」だし、これに「ゆで卵」が付くのだ!
 バターとゆで卵は別にしても、「住めば都」ではなく、「泊まれば都」である。なんだか日本ではなく、インドネシアの中級ホテルに宿泊しているようで、まだまだ浜松でのフィールドワーク気分か?(コンビニとスーパー以外、何のリサーチもしていないけど。)

新しい研究室

2012年04月02日 | 大学
 新しい研究室です。これまでの研究室は3階でしたが、今度は9階。景色はただひたすら住宅で遠くに山が見えます。北向きなのでたぶん冬は寒いのだと思います。4月でも、沖縄から来たばかりの私には十分すぎるほど寒く感じました。不思議なことに、いわゆる台所や冷蔵庫が研究についていて、これで電子レンジでもあったら生活できるんじゃないかと思うほどです。
 沖縄の大学の研究室に置かれていた膨大な本や映像、音響資料が研究室に届くのは5月の連休。それまでは最低限必要な資料が届くだけで、空っぽの研究室のまま。でもこの風景は貴重なものになるでしょうね。だって5月以降は本と楽器であふれるもの。
 まだ右も左もわからない大学ですが、早く慣れていかないとね。だいたい教室がどこにあるのかもわかりません。だって、これまでの大学と比べるとまるで迷路みたいだから。

今日から浜松

2012年04月01日 | 浜松・静岡
 沖縄を昼過ぎに発って、浜松に夕方に到着。今日から私の住まいは浜松です。といっても部屋を借りて住み始めるのは5月からで、それまでの間は浜松のホテルと東京の実家の間を行ったりきたりです。
 中部国際空港から、リムジンバスではなく、電車にのってのんびり浜松に向かいました。窓からつぼみが大きくふくらんだ桜の木々がたくさん見えました。もう春なんですね。
 新年度の始まる今日からこのブログのサブタイトルには、静岡が加わって新たに出発です。