七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

水吹きイチョウ

2012年07月15日 | 木工

[イチョウ] ブログ村キーワード

3年程前にご近所のMさんから戴いた 樹齢90年大銀杏の幹


2010年1月

チェーンソーで、5枚ほど製材できました。


チェーンソー製材で乾燥中のイチョウの材

  大イチョウの幹のチェーンソー製材の様子はこちら

が、一番根っこに近い太い部分は、

チェーンソー製材では、とても刃が立たず 

何かに使えたらとそのまま残しておいたのです。、

3年程経って見てみると 乾燥して随分と軽くなっていました。

「イチョウの根っこは、木工工房に似合いそう  」と

この5月頃から 木工工房の玄関先に オブジェとして飾っていたら

 なんと 

  芽吹いてきました  こんなに力強くです。

3年近くも乾燥させて、随分と軽くなったにもかかわらずです。

今年の梅雨のどしゃ降り続きの吹き降りに当たり

太陽の光の暖かさを浴びたためでしょうか 

蘇る 生き返る なんかいいことありそうな 縁起がいい出来事です 


 イチョウ科  イチョウ属
 
  イチョウの木は
  幹にも枝葉にもたっぷりと水分をたくわえて、生命力強く、
  「火伏イチョウ」とか「水吹きイチョウ」と言われ、各地に伝説があるそうです。
  

  例えば 京都では

  本能寺のイチョウは、
   『天明の大火(1788年)の際、突如イチョウの木から勢いよく水が噴出し、木の回りに集まった人々を救った』
  西本願寺の銀杏は、
   『枝の先から水を噴いて寺の火災を消し止めた』

 

コメント
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