七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

温州みかん、収穫始めました!!

2007年11月23日 | 無農薬みかん栽培
今、大三島は、みかん収穫の真っ盛りです。

農協からは、毎日のように

 「明日は、○○みかんの出荷日です」
 「腐敗防止のため、収穫前日までに○○を必ず散布してください」
 
 などと、放送が、聞こえてきます。

みかん農家の人々は、その放送に急きたてられるかののように、
もくもくと、それぞれに収穫や選別に励んでいます。

そんな中、我家は、イノシシの被害を心配しつつ
毎日、早生温州の、味見を繰り返しては、収穫期を待っていました。

 今年は、
 夏の気温が高く、雨が少なかったせいか、
 小さな実が多く、色付きが遅れ気味ですが、
 糖度は高く,酸度の低い、美味しいみかんです。

先日は、隣畑の、Yさんも,
「あんたとこの早生温州、まだちぎらんの」と、心配して聞きにきてくれました。

 さあ~ いよいよ
 色濃く色づいている、美味しそうなみかんを選びつつ、
 収穫を始めました。
 
 
 「ここのみかんが熟れてるわ。美味しいから、一緒に採ろ」 
  味見をしては、夫が呼ぶ。


今日は曇り空。時々出る晴れ間と暖かさが嬉しい。
みかん摘みの時は 「瀬戸の花嫁」 を歌うことにする。


「あそこ、紅くて熟れてそう」と登るように指示する妻
 高い所のみかんほど、美味しそうに見える。
 
 二人で、
 「この木のこの部分は、甘くなってるから、ちぎってもいい」
 と、ちぎる前に必ず味見をします。

 木ごと場所ごとに味見するので、何十個も食べます。
 
 もう、1個丸ごと食べていては、大変なので
 一房食べては、捨てます。
 
 みかん農家ならではの贅沢なんでしょうねえ~~ 

  「僕の舌は確かや」 と自信満々の夫も、
  食べ過ぎると、解からなくなってくることもあるようです。

  「このみかんを送って、喜んでもらえるかな」
  と、期待と不安が交錯します。

  収穫していると、様子を見にきてくれたAさんが

   みかんの糖度を、糖度計で測ってくれ、
     
  「うん。糖度13度でとる。美味しいみかんじゃ」

  

今日の収穫はとりあえず終了。これから家で選別です。
「明日は 何箱発送できるかな。」


 今日、初収穫・初宅配のみかんをお届けさせていただいた
 クマ先生が
 「クマ先生の滋賀と沖縄が好き」 で
 早速、”堀内みかん”のご紹介してくださいました。 

   みかん箱の取っ手穴から、見える黄色いみかん。
       
       不思議で、粋な アングルです。
       
  ”薬でお化粧”していない”安全安心のスッピンみかん” の ”アップ写真” が写っています。

 これから続くみかん農家の繁忙期
   乗り切れそうな元気が、グングン湧いてきました。

 

 去年の無農薬みかん収穫の様子は、こちらをごらんください。
 みかん栽培の様子は、カテゴリー「みかん栽培」から見ていただけます。

コメント (2)
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