七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

無事、温州みかんの収穫発送終わりました

2006年12月30日 | 無農薬みかん栽培
温州みかんの収穫発送、無事終了いたしました.
ありがとうございました。


夫の学生時代の友人U夫人のはがき絵 犬のハガキスタンドは七曜工房作

みかん畑には、少しのみかんが残るだけ、鳥たちのプレゼントとなりそうです。


収穫の終わったみかん畑


今年の温州みかんの宅配は、なんとドタバタしたことでしょう。

今年は、温州みかんは裏作でした。 
ホント、11月初め、夫とみかんの数を数えた時は、
去年の3分の1以下の予想収穫量でした。
で、せっかくご注文くださった方に、待っていただいたり、お断りしたり、・・・
「えっ、なんでもうないの。お知らせもらってから1週間も経ってへんで。
1箱位どうにかならへんの」 と呆れられ・・・

でもなぜか、早生、中生、晩生と収穫していくうち、予想より沢山採れそうになり

  「なんでやろ?実が大きくなったんやろか。」
    「実が青かったから、葉っぱで隠れて見えへんかったんやろか?」
    「お前が、ええ加減に数えんたん違うか」

   「断れって言うから、断ったやんか」
     「そんな間違った計算なんか、せんほうがましと違う」
    「予想収穫が決まらず、くるくる指示を変えんといて。」
    「私が、会社で部下やったら、陰で悪口言いまくりのボロクソや~」

 そして、再度、ご注文をいただき直しました~~
 
 「今年は、堀内みかんを食べれないのかとあきらめていたのに、よかったー」
 「他のみかんを買う気がせず、まだ今年はみかん食べてないんです。」
 「贈答は、してしまったんです。でも自宅には、待ってました」

 皆さん、ややこしいのに、気良く、再注文をくださいました。

 でも、毎年ご注文くださるのに、お断りしたままの方もいらっしゃいました。
  本当に、申し訳ありませんでした。
  今年に懲りずに、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

  カチンコチン性格の夫は、何でも計算づくめ 
    みかんの木にも、番号札をつけ、この木の今年の収穫量は、○○個
    このみかん畑の収穫量は ○○個
    このみかん畑のハネ率(商品にならないみかんの率)は 約○○%
    みかん1個が平均○g ○○個取れるから、みかん箱○○箱取れるであろう。

でも、農業・みかんは、夫の計算通りには、うまくいきませんでした。

「みかんが木になっている状態で、みかん箱いくつなんて無理やわ」
「計算せんでも一緒や」
 と、投げやりな妻に

「何も考えずに、注文をもらって、後で断るよりいいやろ」
「カラスに食べられるかもしれんし、イノシシの被害もあるんやで」
「採ってみても、汚いみかんもあるし」
 不安を消す為に計算して、予測をするんやと、主張する夫。

毎日二人で、完熟していくおいしそうなみかんを順番に選んで収穫しては、
すぐに発送するというのが、我家の”みかん宅配”方法です。 

つくづく、生産と販売の両方をするのは、難しいと感じたみかんの裏年です。

「一度に全部収穫し、あるだけのみかんを、どこかに卸すだけのやり方であれば、
楽でええなあ~」とも。

 でもお陰様で、みかんも予想より沢山採れ、
  しかも売れ残ることなく、
  皆様が、全部買ってくださいました。

そして「おいしかったよ」と、直接声の聞ける”みかん宅配”は、
やっぱり、ずーーと嬉しくてやりがいがあって、励みもありました

 毎年、「無農薬みかん宅配のお知らせ」を出す前って、ちょっと不安 
  「ちゃんと、注文くるかなあ~」って。
  そんな時、
  ナオミさんが、こんな風に、書いてくださり、「ほっ」と勇気づけられました。

次は、伊予柑と八朔 
  こちらは、ぎりぎりまで、樹で完熟させる為、
  寒波による凍害の危険が心配です。 
  来年からは、天気予報とにらめっこです。
コメント (2)
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