みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

乱闘ねずみ

2014-03-31 | かりいぬ

ときたま、表紙で買ってしまう本があります。以前紹介したのは「日々のコヨーテ」でした。
今回の本も、表紙に強力な吸引力があります。その吸引力は、一見「へたれ」に見える仔犬の姿にあります。
タイトルは直訳すれば「飼い主の歳月」ですが、サブタイトルに「行儀の悪い犬を飼う幸せについて」とあるので、内容の魅力が漂ってきます。ドイツ・アマゾンで187のユーザー・コメントがあり、そのうち155が5星で絶賛しています



この仔犬(女の子)はルーナという名前で、今は体重40キロ、体高65センチの熟女です
紹介欄には
家柄:古い乱闘貴族
性格:ギャーッ
母親:シェパード(未婚の母)
父親:さすらいのならず者(素性不明)
などとあります。

著者は本書の中でルーナを、しばしばマダム(子供でない女性への敬称)と呼び、繰り返し「乱闘ねずみKrawallmaus」と呼んでいます。ジュッセルドルフ郊外に住む5人家族とともに幸せな歳月を送っているので、基本的なしつけは十分で家庭的な気立ての良い犬さんに違いありません。しかし極めてハイテンションの犬さんで、毎日、著者との散歩のたびに色々騒動が起こるようです。
本文は、まるで文章で描かれた漫画のようで、ずっと笑いっぱなし
ドイツ語だけですが、日本アマゾンでも扱っているようです。

前書きの「この本の利用法」が愉快です。
急ぎの読者へ:どんどん拾い読みしてください。
しつけの参考書を探している方へ:全然参考になりません。慰めがあるだけです。
検事さんへ:現場と事件と人間と犬の類似性は偶然ではなく不可避的なものです。あらゆる人物や犬は、実際とは全く違って描かれているので、ルーナでさえ時々「私たちは本当に存在するのだろうか」と疑っています・・・
犬の皆さんへ:味の良い本ですから、ハムと呼んでも結構です・・・洗濯機の後に隠したり、庭に埋めるのもよいでしょう・・・細かく噛みちぎるのも結構。原料はパルプなので、日頃愛用の木切れと同じような味がします。


もちろん、著者は数々の犬の躾参考書を読み、ネットフォーラムを訪ね歩き、ルーナと一緒に様々な「しつけコース」に参加しています。しかし、著者の思いは次の言葉に集約されていると言えるでしょう。
飼い犬の気持ちを正しく読み取ることが大切だと言われるが、私にはルーナの気持ちを正しく読み取ることができない。逆にルーナは、いつも私の気持ちを正確に読み取っているようだ・・・


どこかの本屋さんでの著者による朗読会の模様



大笑いの声から、内容の愉快さがわかります。こんな面白い本が翻訳されないのは、あるいは、内容が土地柄と密着していたり、ドイツ語でないとジョークにならない部分もあるからかも知れません。

著者のブログ:Krawallmaus(ドイツ語)




恐竜の家内部

2014-03-29 | 旧市街

間に桜が割り込んで遅れましたが、恐竜の家外側の続きです。

恐竜さんヴィーナスさんが目的で、その他大勢は散歩しただけですので、詳しい説明は全くありません

歴代皇帝の博物学的コレクションを中心とする博物館なので、鉱石、隕石、化石、動物の剥製など、膨大な収集品が展示されています。


1)ぼけぼけ天井画


2)ぼけぼけ中央階段ホール


3)中央ホール上のドーム

この写真の中央ドームを内側下から見たところ

4)可愛い子


5)同じ子の横顔


6)別の可愛い子


7)ぼけぼけヤマネコさん


8)シロクマの子供


9)長いクラゲさん


10)丸いクラゲさん


11)色々な貝を集めたオブジェ

宮廷人か皇帝家の人たちが作ったものかもしれません


マリア=テレジアが制作させ、夫君フランツ=シュテファンに贈ったとされる宝石の花束は、今回再会できませんでした。

マリア=テレジアについては、恐竜の家外側にも少し書きました

蛇足ですが・・・
政治を全面的に妻に任せたフランツ=シュテファンは、財政に熱心でハプスブルク家の財産を増やしたほか、自然科学にも関心が深く、現存する世界最古のシェーンブルン動物園の創設者でもあります。マリア=テレジアが子供たちに対しあからさまなえこひいきをしたのに対し、全ての子供を公平に扱う良い父親だったそうです(浮気もしました)。





出遅れの庭

2014-03-27 | そこらへん

今回、世田谷公園の春は、ちょっとアンバランス。

暖冬のせいで主役の桜2本は早くも満開。庭の方はまだ整備中。
本来、4月初頭から半ばに桜が満開になると、既に井筒からは水が湧き出て小川を流れ、滝を下って池に流れ込んでいるのですが、主役の桜が先行してしまいました。
このボログでも3月末の満開がありましたが、今回は特に早い満開です。
庭が出遅れたわけではないので、ちょっとおかしなタイトルでした

とにかく、いつ見ても気持ちの良い日本庭園です

それで、相変らずのピンボケ写真を羅列します


1)市電通りを隔ててみた世田谷公園


2)公園入り口


3)公園前の歩道:左後方に市電


ここの歩道は贅沢で、市電通りとの間に植え込みがあり、ちょっと高くなっています。

4)不老門

整備中のため後ろに何か見えます(電気のコードかな)

5)茶室から見上げた木


6)枝垂桜を通して見た茶室


7)まだ水流の無い川床


8)秋に黄葉していた木


9)枝の重なり


10)三分咲きの頃より色づいた橋のあたり


11)蕾の膨らんだ八重桜


12)向こうに枝垂桜と州浜のカメさんたち


13)散歩の人


14)作業中の庭師さん


15)白モクレン


16)空を映す水面(「イケメン」とも言う)


17)泳ぐカメさん1


18)泳ぐカメさん2


19)茶室から見た枝垂桜



以前のみみずボログ記事少し
池まわり
花の雲周辺
花の雲
たてざくら
以下略





三日見ぬ間の

2014-03-25 | そこらへん

「三日見ぬ間の桜」という慣用句は、一般的には、あっという間に散ってしまう桜のような、世の無常を象徴する言葉ですが、ここでは、あっという間に満開になった世田谷公園の桜です

前回、三分咲きだったので、次にいつ行ってみるか、あれこれ考えました
天気予報で週末には天気がくずれて温度が下がるとのこと。三分咲きくらいまでで風雨があっても、蕾の部分は持ちこたえます。が、暖かい好天なら、三分咲きあたりから満開までは急速です。咲いてしまってから風雨が来れば散るだけ・・・

そこで、文字通り、3日後の21日に行って「三日見ぬまの桜」を見てきました(あっという間に満開)

恒例ぴんぼけ写真でございます

1)枝垂桜は五分咲きくらい


2)桜、枝垂桜、馬酔木の三段重ね


3)下から見た枝垂桜の枝


4)主役(「立役者」にかけて「たて桜」)


5)レンギョウと「たて桜」


6)石塔と「たて桜」


7)レンギョウ、石塔、桜


8)花見の人たち


9)桜を撮る人


10)同じ人


11)同じ人


毎年、桜の咲く時期には必ず、桜撮影の人が1人から数人来ています。本格的なカメラで、時には三脚持参の人も・・・私なんぞは、ばかちょんデジカメなので、いくら撮ってもピンボケの迷作しかできないとわかっていても、どうしても撮ってしまいます

以下、毎年恒例やけくそ羅列

12)


13)


14)


15)


16)


17)


18)



庭の様子は次回・・・ 乞無期待 




速報三分咲き

2014-03-23 | そこらへん

中欧は例外的な暖冬で、冬らしく寒かったのは2週間くらいだったでしょうか。

それで、世田谷公園の桜が気になって18日に偵察に行きました

乗り物の組み合わせは多種多様(住み心地が良い街の重要ポイント)。
この日はウィーン大学のところまで市電で行き、別の市電に乗り換えます。


1)ウィーン大学前のジークムント・フロイト広場の桜


2)おお、広場の芝生は早くもラッシュアワー


3)(1)の木を芝生側から見たところ

後方がウィーン大学

4)歩道の桜も咲いています


焦って世田谷公園へ・・・

5)世田谷公園前のレンギョウ満開


6)世田谷公園入り口で作業中の庭師さん


7)門を入って左側の木


8)臨時開園時間のお知らせ

園内整備中なので4月1日から平常の開園時間になります

9)枝垂桜は蕾だけ


10)枝垂れの枝の間から池が見えます


11)主役の「たて桜」


12)別の角度から見た「たて桜」


13)下の方は大分咲いています


14)井筒

作業完了すると、ここから水が湧き出して池へと流れます

15)小川もまだ川床だけ


16)滝と池の間の橋


17)橋のたもとの八重桜も蕾だけ


18)滝も川床だけで「枯山水」状態


19)モクレンの蕾


20)州浜のカメさんたち


21)茶室

松も日本庭園に相応しく仕立てられています


オーストリアは北海道の北端より北にあるのですが、例外的暖冬で、例外的に早い開花です


ウィーン市HPの世田谷公園:Setagayapark(英語)


みみずボログの以前の記事
秋の脇役
秋の主役
春の庭
満開
まだつぼみ
以下略・・・





恐竜の家外側

2014-03-20 | 旧市街

遅くなりましたが、地質美女が鎮座(正確には鎮立)し、恐竜の部屋がある自然史博物館の外側ぴんぼけ写真です
全体が収まらないので、建物の「かけら」


建物横側の一部


上の場所から見た市電停留所

後方に国会議事堂市庁舎

これも建物横側の一部


その角を曲がると松並木の参道みたい


建物正面の一部


自然史博物館正面入り口


建物の細部

ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸の寓意像

広いマリア=テレジア広場の向こうに「双子」の美術史博物館

広場の中央にマリア=テレジア記念像

1888年に完成したマリア=テレジア記念碑には、彼女の重要な廷臣の騎馬像、統治者の美徳の寓意像が配されています。
王侯貴族の政略結婚が当たり前の当時としては例外的に、マリア・テレジアは恋愛結婚で、終生、夫君のフランツ=シュテファンを愛していましたが、彼の浮気にも悩まされたようで、お付きの女官には「決して閑のある男とは結婚しないように」と言っていたそうです(経験者は語る)。

広場を照らす街灯の柱




ごめんなさい、もう一度続きます 乞無期待





婆が縫う痔

2014-03-18 | おきにいり

訳の分からない、ちょっとショッキングなタイトルで、食品あれこれ


先ず 学生のエサ

これが「学生のエサ」だー


ドイツ語圏で一般的な名称で、レーズン、ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツなどのミックス。既に17世紀から、この名称のミックスが売られ、当初はレーズンとアーモンドだけだったそうな(独語ウィキ)。
英語ウィキでは「トレイル・ミックス」で、ハイキング用のスナックとなっており、ドイツ語圏とは起源や内容も違うようです。


次いで、我が憧れの 婆が縫う痔 

ウィキ・フリー画像の本物のババガヌージ(「婆が縫う痔」は単なる当て字)


ダマスカス滞在中、愛食していた食品です。アラビア語ウィキのページで、アラビア文字の綴りをご覧ください。色々な写真もあります
これは、ナスをペースト状にしたもので、アラブ圏のペタンコ・パン(フブズ)をちぎって、このペーストをつけて食べます。皿に盛って、上にオリーブ油をかけることもあります。いずれにしても美味しいです

これまで何回も紹介しているリフォームハウスで、ナスの絵がついたペーストを見つけ、ババガヌージか!と大喜びで買いましたが・・・



一般的な豆腐ベースのペーストにナスのみじん切りが入っているだけ


考えてみれば、ナスのペーストは、かなり生鮮食料品に近いので、容器詰めのものはないでしょう。

泉市場マイゼル市場、またはナッシュマルクトで探せばいいのに横着なだけです


      

そして・・・春が近づき久々に くまねぎ 登場 

以前の記事では、ウィキ・フリー画像だけでしたが、今回は買ってきて記念撮影



この頃は1年中売っているものも多く季節感に乏しいのですが、この「くまねぎ」は春にしか出回りません。季節感いっぱい





ドッグラン

2014-03-16 | かりいぬ

このところ通っている理学療法センター近くの広場にあるドッグランです


シェパードさん


ちょこっとアップ


別の犬さん


全部で4頭あちこちブラブラ


シェパードさんが私を見に来ました



この広場は、この区の区会議員だった人の名をとってローレンツ・バイヤー広場といいます(Bayerという人名はバイエルとも表記できます)。

以前アップした斜面公園は全体がドッグランでしたが、ここはドッグランが囲われています。
斜面公園の記事
斜面わんこ
続斜面わんこ


 今日の蛇足な補足

なぜ理学療法センターに行っているかというと、2ヵ月くらい前から左手親指の付け根と関節が痛くなり動かせなくなったので、まずホームドクターのところへ行き、その指示でレントゲンを撮り、理学療法を受けることになったのです。
原因はわかっています。寝る前にフトンの中で本を読むとき、左手に本を持ち、親指で支えていたからです。それが長年続いて、親指過労
超音波マッサージと2種類の電気マッサージを受けます。

この日はカメラを持っていたのに、電気マッサージ中読む本を忘れて退屈したので、写真を撮ってみました。




理学療法、効きます。まだ完治ではありませんが、左手親指が動かせるようになりました
あと3回通います。市電で停留所2つ目、歩いても行ける近さ






仮の生活3年

2014-03-14 | その他

NZZ(新チューリヒ新聞)は、きめ細かい配慮をする新聞です。

その一例として忘れられないのは、もう10年近く前の8月9日だったか、その前日かに「Und Nagasaki(・・・と長崎)」いう3ページの大特集で、広島に比べて目立たない被爆地・長崎について詳しく紹介したことです。いつも「広島長崎」いう具合に「ついで扱い」にされるから、今年は長崎特集です、という主旨の特別記事でした。
そして今回も、原発事故とは別に「仮の生活のまま3年」が特集されました。



13日付け新聞第1面に陸前高田の仮設住宅の写真

本紙7ページに特別記事がありますというお知らせ

6~7ページを広げたところ


右ページ全面が「地震と津波から3年」、左ページ上は「マドリードの爆弾テロから10年」。

事件現場アトーチャ駅のベンチに花を捧げる人


2004年3月11日、通勤ラッシュのマドリードで近郊電車に仕掛けられた複数の爆弾が爆発、191人の死者と多数の怪我人が出ました。長年ETAのテロ事件が散発するスペインでも前例の無い大きなテロ事件で、ヨーロッパ中にショックを引き起こしました。当時は選挙直前で政権にあった保守党はETAのテロだと喧伝。しかし、じきに実はイスラム原理主義者のテロであることが発覚、保守党は政権を失いました。ウィキ記事はこちら

東日本大災害の特集ページ


ちょっとアップ

左:陸前高田で唯一残った松、右:復旧作業

タイトルは「仮住まいの3年間」

この記事によると、岩手、宮城、福島の被災者、原発周辺で自宅に帰れない人たちあわせて、今も15万人に上る人たちが仮設住宅に住んでいるということです。住むところが臨時であるばかりでなく、人生そのものが、もう元には戻らないのです。

大災害は、目に見えるものばかりでなく、見えないもの、つまり社会構造や人間関係をも破壊します。これまで経営していた店舗や食堂などを、仮設の建物で経営しなければならない人たち、本格的な家が建つまでに年をとりすぎてしまうと恐れる人たち、津波防止の大きな塀が建ち、見慣れた風景を失って悲しむ人たち、近くに大規模なショッピングセンターがオープンするため、経営が成り立たなくなると恐れる小規模店舗の店主など、多くの人たちが様々な困難に直面しています。

陸前高田では、近くの山を切り崩し、市街地の海抜を高くする市街改造プロジェクトが実施されるそうで、こうしたプロジェクトは他の被災地でも実行されるのでしょう。文字通り山を動かす大プロジェクトだけでも2年間を要するそうです。安心して住める新しい市街地と様々な施設・住宅が完成するまで、あと何年かかるのでしょう。

農山村部の過疎化も大災害後、一層深刻化しているようです。

昨年秋からは2020年の東京オリンピックという新たな問題が現れました。被災地の多くの人々が、オリンピック準備の陰で被災地復興プロジェクトは後回しにされるのではないかと恐れています。


東日本大災害は世界中に大ショックを与え、その後の様子は今も世界中から注目されています。


      


前回紹介した日本の作曲家・嶋津武仁の曲は「祈り」というタイトルだということが、ラジオのシリーズ最終回で判りました。番組のタイトルは「福島のためのレクイエム」だったので、このタイトルで検索しても見つからなかったのです。但し「祈り」で探してもYouTubeは見つかりませんでした。
番組の中で何回も嶋津氏が発言していますが、最終回の「子供たちの将来が心配だ」という言葉が特に胸に迫ります。

最新の技術と施設が揃っていても、それだけでは骨格見本のようなもの。結局、ひとつの国の未来を保障するのは、自立した判断力を有する健康な国民です。





レクイエム再び

2014-03-12 | その他

東日本大震災と福島原発事故から3年目の3月11日をめぐって、様々な特集記事・番組が続いています。みみずボログで紹介したゴジラ特集も、その一環と言えるでしょう。

現在ラジオ(オーストリア第一放送)では、月曜から木曜(10日から13日)まで4回のシリーズで嶋津武仁の「福島のためのレクイエム」が紹介されています。

アルファベット表記しかわからなかったので「島津」で検索して作曲家が見つからず、不思議に思いましたが、やっと「嶋津」であることを発見しました。日本語の人名は難しいというか面倒です。音では同姓同名・漢字違いが良くあります・・・

YouTubeでレクイエムを探しましたが、見つかりませんでした。
但し、東日本大震災と福島原発事故へのレクイエムの数々は、沢山YouTubeで見つかります。

ヨーロッパで、特に脱原発主導のドイツ語圏3国(ドイツ、オーストリア、スイス)の人々にとって不可解なのは、日本でも世論の大勢は脱原発なのに、日本の選挙では原発推進党が勝利するという事実でしょう。

ドイツ語圏3国の場合、与野党を問わず政治家の意見が脱原発で一致しています。

日本の場合でも、ハイテク先進国の日本が「原発に替わるエネルギー技術」開発の先頭に立ち、新たな道を切り拓くべきだと思います。


11日付NZZ(新チューリヒ新聞)には「日本や台湾で脱原発デモ」として、台湾のデモの写真が載っています。



3年前の大地震と大津波による甚大な被害と犠牲者も、決して忘れてはならず、まだまだ連帯と支援が必要でしょう。福島原発事故の最大の問題は、まだ進行中であり、また危険な事態になる可能性があることです。

Fukushima2014で検索したら25万8000の記載がありました。


もうひとつのレクイエム:戦争レクイエム


      

追記です

ドイツ語圏3国と日本の場合の違いをはっきりさせます

オーストリアは最初の原発が始動する前に国民投票をしたところ反対多数で今も無原発。

スイスは国民そのものが原発推進派でしたが、福島原発事故で国民が猛反省、脱原発に「君子は豹変」したため、政治家も「大反省」して脱原発に「改宗」。

ドイツは政権与党が原発推進派、緑の党や社会民主党など野党が反原発。ところが、福島原発事故の直後の選挙で、緑の党が大躍進(つまり、ここでも国民が反省)。これを受けて政権の保守党党首メルケル首相も猛反省、与野党揃って脱原発となりました。

日本でも国民投票を実施すれば「脱原発」になるでしょうが、だからこそ、国民投票は決して実施されないのでしょう。

しかし「主権在民」って何なんでしょうネ  


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脱原発トリオ
まだ続く注目
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