みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

猫用

2009-08-31 | マウスらくがき


     昔々あるところに鍛冶屋がおりました。

     自分の仕上げた品物の値段を決めず、顧客の自由意志にまかせました。

     すると客は皆「有難う」という言葉だけで支払いを済ませました。

     鍛冶屋は、そのたびに「これは猫にやろう」と言いました。
     可愛そうな猫は「有難う」だけもらって、とうとう餓死しましたとさ




     


       


     これはブルカルト・ヴァルディス(1490-1556)というドイツ人の寓話集の中のお話。

     まあ、これはたとえ話で、こんなドジな猫さんはいないと思います

     飼い主が何もくれなければ(「有難う」しかくれなければ)
     どんな猫さんでもネズミを捕るとかして「自活」するでしょう


       


     インターネットでちょっと見た限りBurkard Waldisについては
     今のところドイツ語による記載しかないようです。


     これもマウスらくがきです。カテゴリーも「マウスらくがき」に改めました


クジラとイルカ

2009-08-29 | そこらへん


     久々へんやに登場したヘビだらけ?の薬局はクジラ薬局という名前です



     クジラ薬局のクジラさん(日曜で閉店)
     
     クジラさんの上には、やっぱり、ヘビと杖でできたAの文字


     薬局に何故ヘビと杖かについては、久々へんやをご覧ください


     日本で見かけたイルカ薬局
     


     どちらも可愛いと思います


     そろそろ夏休みも終わりですね。イルカさんのいるバイバイ夏休み




     Wikipedia:クジラ
     Wikipedia:イルカ


ウィンク猫

2009-08-27 | かりねこ


     地下室に放り込んである本を少しは片付けようとしたら、古いドイツの雑誌を見つけました。

     この号はウィンク猫さんに惚れ込んで買ったのです

     もちろん「動物は何を考えているのか」という特集記事にも興味がありました。

     eBayで今でも売っています


     



     その記事の最初のページ
     


     同じような内容の特集記事というのは、どこの国の雑誌にも良くあると思います。

     この記事には、ワンニャンのほか色々な動物が取り上げられていますが

     「動物が考えている」と学者が判断する基準は次の3点だそうです。

     1)一定の目標を持っている
     2)事態を把握している
     3)遺伝子的に受け継がれたパターンでなく、事態の変化に対する柔軟性がある


     遊んでもらう、オヤツをもらう、などの目標のため、猫さん犬さんが

     あの手この手を繰り出す姿は、どこでも良く見かける場面だと思います

     
     GEOのホームページ(ドイツ語)



       



     これはNZZ(新チューリヒ新聞)7月8日の記事
     



     「犬には良心があるか?」というタイトルです。

     ある学者は、複数の犬に対し、次のような実験をしました。
     愛犬の目の前に犬用クッキーを置いて「おあずけ」を命じた後、飼い主に姿を消してもらう。
     飼い主の姿が見えなくなるとすぐ、実験者がクッキーを食べるよう誘惑する。
     いくつかの場合には、クッキーを隠してしまう。
     戻ってきた飼い主に実験者が結果を報告する(時にはウソの報告をする)。

     犬が一番「申し訳ない」という態度を示したのは
     「意地悪な」実験者にクッキーを隠された場合だったそうです。
     他方、飼い主が不在の間にクッキーを食べてしまったにもかかわらず
     実験者のトリックで、飼い主に褒められた犬は、全く陽気にしていたそうな。
     ここから、この学者は「良心の呵責を示しているように見えるのは
     単に飼い主を怖がっているだけで、犬には良心は無い」と結論しています。



     そうかなあ?良心が無かったら怖がりもしないはずなんだけど?
     この学者自身「犬が責任を感じることもあり得る」と言ってます。
     やっぱり、あるんじゃないかな



長毛小娘

2009-08-25 | 猫の里親募集


     ステキな長毛ニャンコ姉妹の里親募集です


     私「小娘」って言葉が好きで、とりわけ少女猫に使いたくなるんです

     「小息子」って言葉はありませんね。その代わりが「小せがれ」と「小僧」?

     というのは、この際まったくの脱線でして・・・


     可愛いお嬢さん2ニャンが、新しいお家を探しています




     ミッチーちゃんとサキちゃんは仲良し姉妹
     


     ミッチーちゃんは毛皮ドレスが、とってもファッショナブル
     


     クリクリおめめのサキちゃんは猫砂の花(鼻)飾り
     



     海月さんのブログで拝見しまして、私も及ばずながらお手伝いです

     保護主さんのブログ「misarinママのブログ


     可愛い小娘2ニャンに早く良いお家が見つかりますように


ひるよる

2009-08-23 | かーど&手描き


     元の画像を適当に縮小してオリジナルサイズでアップロードという方法に

     最近漸く気付いたので(超のろま)久々に古い挨拶カードです。

     それでも、ちょうど良い大きさになっていませんが

     他にも色々試して時間がかかってしまったので、今回は見切り発車



     


     一応自分で手描きしたイラストをコピーしたのですが
     インクが足りなかったのか、夜が真っ黒になっていません。
     「まともな夜」は皆カードとして使ってしまったので
     残っているのはこれだけです。
     手で描いても下手くそですが我慢してくださいませ


もっと光を

2009-08-21 | その他


     「つっこみ その1」で、レオニダスと北斎の最後の言葉を紹介しました。

     そのコメントのお返事にゲーテの最後の言葉について書きました。

     「もっと光を(メア・リヒト=mehr Licht)」は、あまりもに有名

     口の悪い人たちは「苦しい(ミア・シュレヒト=mir schlecht)」の聞き違いだと言います

     Wikipediaにあるその場面

     Wikipedia:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ


     「もっと光を」の部屋はワイマールにあります
     


     その家の庭
     

     建物は一般公開されており、上の2枚の写真は、以前買った古い絵葉書です。


     「つっこみ その1」で紹介した本がみつかりましたので、ついでに、もうひとつ。

     フランスの作曲家ラモーは、終油の秘蹟を受けながら言ったそうです。
     「けしからん、神父様、音程が2度高すぎる!」


       


     おまけ

     駅前高架下には時々屋台が並びます(突き当たりが駅)
     

     駅前の学校脇空き地にオープンしたカフェテラス(多分夏だけ)
     


     駅前高架下以前の記事
     まだマイペースで30分(最後の写真が高架下)
     高架下の風景


Kotokoキャッツ

2009-08-19 | 猫の里親募集


   一緒に暮らす猫さんをお探しの方に   


   ブログ「猫と犬と」のKotokoさんが可愛い猫さんを保護していらっしゃいます。


   画像クリックでKotokoさんの保護猫ブログ「あなたと共に」へ飛びます


   


   可愛いワンコさんもいらっしゃいます

   上の画像は「ごまぐりもなか」のmihcimichiさんからお借りしました。

   どうも有難うございます

   「あなたと共に」へは「猫と犬と」からもリンクできます


   ちょっと前にブックマークに「あなたと共に」を加えようとしたところ
   その後ブログの調子がおかしくなったのでいったんはずしました。またトライします




   蛇足のおまけ ななみみず 七面相

   前にもアップしたと思うのですが、当時は適度な大きさに縮小してオリジナルサイズでアップする
   という方法を知らなかったので、極小サイズだったみみずたちに、ちょこっと色をつけてみました


  



蛇足の蛇足 20年前8月19日の「ピクニック」

20年前の春先から、当時の東ドイツの人たちが「バカンス」先のハンガリーからオーストリアの国境を越えて西ドイツへの「亡命」を敢行するようになりました。ハンガリー側もオーストリア側も「バカンス亡命者」を許容・受容しその数は夏へ向けてうなぎ上り。オーストリア国境随所には「ウェルカム・スタンド」が設置され「バカンス亡命者」をお世話しました。近所の暇人は「亡命者見物」に出掛けるという有様。8月のバカンス・ハイシーズンには事実上、東ドイツ国民の越境自由という状態になりました。そうした20年前の8月19日、オーストリア・ハンガリー国境で「汎ヨーロッパ・ピクニック」が開催されました。国境の審査など一切無しで集まった人々が、バーベキューなどして共に祝ったのです。この日はピクニックに参加した数百人(千人とも言われる)の東ドイツ国民が、そのまま西ドイツへ向かいました。
8月後半私は日帰りでブダペストへ行きましたが、観光名所など東ドイツの「バカンス客」でいっぱい。「この中の何人が東ドイツへ帰るんだろう?」と考えずにはいられませんでした。
その後、プラハへ滞在したとき、王宮のあるフラチャーニーの丘から見下ろせる西ドイツ大使館の庭には3つのテントが見られました。チェコはハンガリーより取締りが厳しかったのですが、それでも西ドイツ大使館に逃げ込む東ドイツの人たちが多かったのです。テントは、その人たちのため仮設されたものでした。
こうして事態は、東ドイツ人への全面的出国許可、チェコのビロード革命ベルリンの壁崩壊、年末のルーマニア革命へと急展開していきました。20年後の今日は「汎ヨーロッパ・ピクニック」の故地?で記念式典が行われました。


護衛犬

2009-08-17 | かりいぬ

オオカミは大半の国々で19世紀に絶滅しました

家畜を襲う悪者というわけで、至るところで殺されたからです。

もちろん、動物学や社会的認識の発展によって

オオカミが昔のように悪者扱いされることはなくなりました。

オオカミがカムバックし始めた国では、それを喜ぶと同時に

やっぱり又問題が起きています

下の写真はNZZ(新チューリヒ新聞)8月12日の記事です。



これは羊飼いと護衛犬に守られた安全な羊の群れ



スイスの場合(他の国々も同様)、オオカミは厳格な保護対象になっていますが、特定の場合には、射殺が許可されます。特定の場合というのは、もちろん、夏の放牧地で羊が続けて襲われた場合。

ところが、少数頭の羊を飼う農家では、羊飼いと護衛犬を雇うことができず、羊たちだけで放牧され、オオカミに襲われることも・・・
そこで、野生動物保護のNGOであるWWFでは、少数頭の群れを幾つかまとめて、羊飼いと護衛犬をつけるよう奨励しています。
この場合の犬は単に牧羊犬ではありません。
牧羊犬の主な仕事は、羊飼いを助けて群れをまとめることですが、この記事で使われている言葉は「護衛犬」つまり用心棒

羊をオオカミに殺された農家には助成金が支給されますが、以前に事故があったのに、対策を講じていなかった場合には減点されます。
もちろん、被害はまだ指で数えられる程度ですが、被害にあった農家にとっては重大問題。オオカミの保護と羊の保護をどう両立するか、これからの課題とされています。

オオカミが家畜を襲う必要の無い豊かな自然を保護し、効果的な管理システムを確立することで、オオカミと羊が共存できる地球が実現しますように


Wikipedia:WWF 国際赤十字と同じくWWFもスイスが発祥の地なんですね

Wikipedia:オオカミ


追記:スイスでは昨年、全くオオカミの被害がありませんでした。今年、夏の放牧地で羊の犠牲者が出ているのは、前の冬が厳しく、オオカミの捕食できる野生動物が今年は少ないせいと推定されています。
その隣国オーストリアでは、もう何年も前に、バルカン半島方面から越境してきたと思われる野生のクマが確認され、ちょっとしたアイドルになりました。同じ固体だったかどうか忘れましたが、ある冬、2匹の子グマを連れた母グマが崖から転落死して、2匹の子グマが越冬できるか大騒ぎになったことがあります。春になって育った子グマが確認されたときには、大げさに言えば、国をあげての大喜び。その後、今度は、また越境グマによる家畜の被害が出て騒然。以来もう何年も経ちますが、クマさんをめぐるニュースはありません。またバルカン半島へ出かけたか、アルプス山中で静かに暮らしているのかも知れません。
野生動物はパスポートとかビザとか不要なので、けっこう、徒歩でもあちこちの国を渡り歩いているようです。


ネムぽち音頭

2009-08-15 | マウスらくがき


     ときは今、雨が下しる・・・でなかった、ちょうどお盆ですね

     海月家では、薩摩おごじょのネム・オコジョさまとぽちウサギさんの初盆です。

     それで、下手なマウス描きで、ネムさまとぽちさんに

     盆踊りを踊っていただきました。ななみみずもお邪魔虫



     



     虹の橋を渡られた順序から言うと「ぽちネム」なのですが

     「ネムぽち」の方が語呂がいいかな、と思っただけで他意はありません。

     ご高齢にもかかわらずお美しかったネムさまは私のアイドルです

     ぽちさんは「女は度胸と食い気」の模範

     オリジナルの魅力から遥かにかけ離れていることお許しください


     海月家の初盆の様子はこちら

     ネムさまとぽちさんについては「海月のそらみみ」のブログテーマ一覧
     「フェレット」と「うさぎ」をご覧ください
     ぽちさんが登場するまで、ちょっと記事を遡ってください。子ウサギ時代、超キャワユイです



     みみずブログの以前の記事:艶姿ネム・オコジョ 豪華な残念賞


市庁舎のかけら

2009-08-13 | 旧市街


     「かけら」ついでに市庁舎のかけら

     国連が現代建築なのに対し、こちらはネオゴシック。

     19世紀歴史主義(まね)時代のまねゴシックですが

     「まね」と言うと聞こえが悪いので体裁よく「ネオ」と呼びます



     奥に見える奥行きの深い建物が市庁舎(裏側から接近)
     


     市庁舎裏側角の窓
     


     角から右へ進んだ市庁舎のわき腹
     


     市庁舎正面に並ぶ街灯
     
     後方にじろりの教会尖塔が見えます


     街灯と市庁舎正面外壁の一部
     


     市庁舎正面入り口アーチにあるランプ
     


     市庁舎正面入り口を飾る人物像
     


     何とかちょこっと市庁舎の塔
     



     Wikipedia:ウィーン市庁舎

     市庁舎の出てくる以前の記事:クリキンその1
     ネオ(まね)ゴシック、ネオ(まね)ルネサンスの出てくる以前の記事:じろり