みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

二匹の猫の生涯

2007-10-30 | おきにいり


本当にあったお話です。フランス海軍のある艦長さんは、大の猫好きで生涯に沢山の猫を飼いましたが、一時期、とても美しい白い雌猫だけを飼っていました。彼女はモモッテと呼ばれ、女王のように君臨していました。
あるとき、中国へ行っていた艦長さんは、帰国のため出航してから、艦長室に雌猫の密航者を発見。モモッテとの仲を心配しながらも捨てられず、連れて帰りました。
お屋敷へ戻った艦長さんを迎えたモモッテは大ショック。なんと艦長さんが別の猫を連れているではありませんか。艦長さんが密航者を床に下ろすと、即座にすさまじい喧嘩が始まり、家人が数人がかりで、やっと引き離しました。

2匹はモモッテ・ブランシュ(白いモモッテ)とモモッテ・シノワーズ(中国のモモッテ)と呼ばれることになりました。2匹は賢い猫だったのでしょう。その後生涯に二度と喧嘩しませんでしたが、長いこと互いに無視しあって暮らしていました。その期間は本のなかに明記されていませんが、多分半年から1年くらいだったと思われます。

ある日、全く突然、ブランシュがシノワーズに歩み寄り、自分の鼻を相手の鼻につけました。艦長さんは庭男に「見たかい、ブランシュのシノワーズに対する友好の挨拶を」と話し掛けましたが、庭男は「違いますよ。ブランシュは、シノワーズが自分の昼飯を盗まなかったか確かめてるだけでさぁ。」

しかし、それは本当に友好の挨拶だったのです。2匹は、それから昼も夜も一緒に過ごし、一刻も離れることなく、家の人々から「両モモッテ」と呼ばれるようになりました。2匹は何回も幸せな母猫となり、一緒に子育てをしました。
そして、仲良く幸せな生涯を送り、次々と世を去りました。

これは、ピエール・ロティ(1850-1923)の「二匹の猫の生涯」です。大の猫好きだったロティについては・・・続く


ぶたんこの思い出その4 秋のサロン

2007-10-28 | ぶたんこ


これも猫野みみさんがフォトショップで作ってくださった猫野家ニャンズとぶたんこの画像です

猫野みみさん、どうも有難うございます

いつもながらの傑作 ステキな秋のサロンで猫野家ニャンズと一緒のぶたんこも嬉しそう

右から、ぺこ姉さん、まりんちゃん、ラスカル君をお供に連れたふうた君、ぴよひこ君、ぶたんこです。

ホームセンターのダンボールから猫野家へ引き取られたぺこ姉さんは、独立独歩で、ちょっと神秘的

ぴよひこ君は、猫野家へ迷い込んできて保護されました。キャリーバッグ大好き、お医者さん大好き、看護師の若いお姉さんに押えられるの大好き、注射も平気、お客さん大好き・・・という猫離れしたイケメン
食べたものを吐いたとき、雑巾を持ってきて自分で拭こうとした輝かしい「前歴」もあります


サマータイムの終わり

北半球の多くの国々では、10月最後の週末、土曜日から日曜日の夜中にサマータイムが終わります。と言っても、3月末の週末に1時間進めてあった時計を元へ戻すだけ・・・ですが、サマータイムが終わると急に日が短くなるんです 当たり前だけど・・・

サマータイムは省エネのため導入されたということですが、本当に役立っているかどうか分かりません


芸術の秋 追加

2007-10-26 | おきにいり

      
  友達のYMOは、幾つかの小学校で、コンピューター・グラフィックの指導をしています

  子供たちの作品を集めたサイトが、右ブックマークのYmoKidsです

  名前からも分かる通り、子供たちの国籍は多種多様です

  ユニークなもの、ファンタジックなもの、愉快なものなど、作品も多種多様です



猫野家ポスト

2007-10-24 | おきにいり


「ぼく猫ぴよひこ」の猫野みみさんから、ステキなパッケージが届きました

来年の猫カレンダー、ニャンコ柄のハンカチ、お茶目なニャンコ封筒、そして便利なウォールポケット

カレンダーには猫野家の3ニャンズが登場

天使猫ふうた君:とてもハンサム、しかも優雅で平安朝のお公家さん風。綺麗好きで、いつも良い匂いだったというお話で、勝手に猫版源氏物語の薫の君と決めています。ハート模様もステキ

まりんちゃん:交通事故で倒れていたところを猫野姉さんに救われた女の子。事故が原因か、とても小柄で永遠の少女猫

しゃむたろう君:猫野家のお庭で、ふうた君のお墓を守る「裏庭三銃士」のひとり。青い目がチャーミングで、パリジャンみたい。家猫のぺこ姉さんが、ひそかに思いを寄せているようです



猫野家には、ほかに、ちょっと神秘的なぺこ姉さん、猫離れしたイケメンぴよひこ君、遠目にはふうた君みたいなよりめちゃん、ふうた君の後継者?として現れた鼻白くんが暮らしています。

猫野みみさん、どうも有難うごさいます。これからも楽しいブログ、宜しく


イスタンブールの猫

2007-10-22 | かりねこ


ひどい「ぴんぼけ」ですが、イスタンブールで見かけた猫さんのお一人なのでカテゴリーは「かりねこ」です

旅先で猫を見かけたら、できるだけ撮影。でもシャッターチャンスが少ないので、大抵はぴんぼけです


イスタンブールの裏通りを歩いていたら、小さな洋品店の前に、この猫さんがいました。とても愛想が良く、どんどんついて来るので「ずっとついて来たらどうしよう」と、ちょっと焦りました

後で写真を見れば、とてもダイナミックな虎縞柄 
2大陸にまたがった縞模様でしょうか

ブログの謎

この猫さんは、前回の写真と一緒に紹介しようと思いました。ブログを始めた頃、複数の画像をアップしようとして、うまく行かず 今回こそはと張り切って、確かに説明の手順通りにしたはずなのに、画像位置のアイコンが登場しただけで、画像は2枚とも現れませんでした

というわけで、このブログは、まだ暫く1回1画像です

追記:その後、複数画像アップできるようになりました



2大陸1日ツアー

2007-10-21 | ぴんぼけ


3国を1日で回れる場所より更にダイナミックなのは、2大陸を1日で往復できる場所でしょう。
しかも、ひとつの都市が2大陸にまたがっているところ、これは地球上に一ヵ所しかありません

それが、トルコのイスタンブールです。写真は両大陸を分けるボスポラス海峡で、曇り空にぴんぼけ写真のため不明瞭ですが、後方陸地右四分の三がヨーロッパ大陸、後方左端の四分の一くらいがアジア大陸です

両大陸を結ぶフェリーが周航しており、片道20分くらい。1日のうちに両大陸を何回も往復できます。

後方の橋は第一ボスポラス大橋、手前の小舟では漁をしているようです



3ヵ国1日ツアー

2007-10-19 | ぴんぼけ


少しスイスの続きです。地球上に3つの国の国境が接する地点は沢山ありますが、砂漠の中だったり高山地帯だったりすると、ちょっと一回り、というわけにはいきません。
しかも3つの国の国境が接する地点に歴史的な文化都市があるというのは稀です。そういう稀な例が、ドイツ語圏スイスの西北端にあるバーゼルです

バーゼルから少し西へ行くとフランス語圏スイスが始まりますが、それより近いのはフランスとドイツです。
フランスへもドイツへも市電かバスで中心地から30分。スイスで朝食、ドイツで昼食、フランスで夕食も可能です

バーゼルにはライン川最上流の港があり、写真のように三国国境標識が立っています。実際の国境は川の中で、標識は一応の目安。向こう岸の右はドイツ、左はフランスです



チューリヒの犬猫ホーム

2007-10-17 | かりねこ


8月にNZZ(ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥンク)に載った記事で、チューリヒにある犬猫ホーム(保護センター)の様子を紹介しています。現在、このホームでは50匹の犬猫が暮らしています

夏のバカンスシーズンには、約40匹の飼い猫、飼い犬が宿泊。バカンスにペットを連れていく人たちも多いのですが、預ける飼い主もいるようです。

2006年から飼い犬にマイクロチップを埋め込むのが義務付けられ、以来、捨て犬が減り、迷子犬が飼い主のもとに引き取られる確率も高くなったそうです

ホームにやって来る他の犬猫たちは「放棄ペット」で、主にクリスマス・プレゼントの「返品」として「入居」。
2006年の「返品」は、猫85匹、犬60匹でした

驚くべきは、このホームの入り口や受付が防弾ガラスでできていること
飼い主がずさんで犬や猫の生活条件が劣悪な場合、獣医局が保護し、ホームに引き取られるのですが、自分の不行き届きは棚に上げ、怒って犬や猫を取り戻しに来る人がいて、時には危険な場面もあるとか・・・
もちろん、そういう危険なことはめったになく、ホームの犬や猫が新しい飼い主に引き取られていくのがホームの職員にとって、一番嬉しいひとときだそうです



食欲の秋 後日譚

2007-10-15 | ななみみず
   

ピスタチオを食べ過ぎてマッシュルームになってしまったななみみずは、フィットネスセンターで鍛錬その後、外人部隊に加わりました



蛇足

大分前テレビで、砂漠を行く外人部隊のコマーシャルがありました。確か「外人部隊」という映画があったはずとインターネットで探し、原題が「ボー・ジェスト」であることを発見。このタイトルで本を探しましたが見つからず遂に古書店で、独語版のタイトルが「三兄弟」であることを突き止め取り寄せてもらいました。
読んでみて、もう本の無い理由が分かりました。古い西部劇を砂漠に置き換えたような設定で、インディアンの代わりにアラブ人が悪役。プリミティブな人種差別が明白です 

但し物語そのものは、センチですがスリリングで迫力があります。
「白い牙」冒頭の追跡シーンのよう



ステキなパートナーその2

2007-10-13 | 猫の里親募集

        
ブログ「猫と犬と」のKotokoさんに保護されている澪(りょう)ちゃん。いけ面少年です

次々と捨てられた猫たちを保護しているKotokoさんが驚くほど人懐こくKotokoさん家のワンニャンとも仲良く、理解力・学習力も抜群のようです。
呼ばれると飛んできて、じっとKotokoさんの顔を見つめて、お話を聞くそうです
きっと、とびきり可愛いパートナーになります
詳しくは、右ブックマークの「猫と犬と」をご覧ください


           追記:澪ちゃんは里親さんのお宅へ引っ越しました。