みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

エルエーユー

2009-12-31 | ななみみず


  ついに1年最後の日、あるいは新年のイブ、でも、ななみみずはいつもの通り
  ビジネス・アズ・ユージョアルならBAUですが、ななみみずの場合はLAU
  laziness as usual(怠惰は通常通り) (文法的にはlazy as usual


  


  それでも日本食品専門店で新年の買出しをしてきました
  日本で買うより3倍くらい高いのですが、年に数度しか行かないのでOK

  

  



   縁起もの屋台 

  12月27日から1月2日くらいまで市内随所に出現

  前回の「看板猫」の屋台を前から撮りました
  

  前の看板にも「看板猫」
  

  幸運をもたらすとされるブタさん、キノコさん、煙突掃除さんなど・・・
  

  

  

  私が買ったのは、キノコを持つ子豚と綿あめ(バケツ入り)
  


   ちょっと蛇足

  ドイツ語圏では新年直前に「グーテン・ルッチュ」と挨拶します。
  ルッチュは滑ることで、直訳すれば「良い滑り(を祈る)」
  ここらの人にとって、新年とは滑り込むところらしい

   では皆さまも良い年へとスッキリ滑り込んでください 


エルキュール・チョビ

2009-12-29 | かりねこ


  歴史に残る名探偵エルキュール・チョビ氏をご紹介いたしましょう


  灰色の脳細胞を働かすエルキュール・チョビ氏
  


エルキュール・チョビ氏はベルギーの生まれで、警察官を務めた後イギリスへ渡ったとされますが、実はちゃーちゃんさんのところで暮らしていたのです。彼はスタイルズ荘の事件を皮切りに、ゴルフ場殺人事件、アクロイド殺人事件、オリエント急行殺人事件、ABC殺人事件、ナイル殺人事件など、数々の大事件を解決、世紀の名探偵と呼ばれています。彼はエレガントな紳士で、とりわけご自慢のチョビ髭を丁寧に手入れしていました。もちろん、明晰な頭脳の持ち主で「灰色の脳細胞」は、完全犯罪を目指す犯人をも見通したのです。エルキュール・チョビ氏は2006年12月29日に世を去りましたが、その活躍は、これからも語り継がれてゆくことでしょう。



    

  ちゃーちゃんさんの愛猫チョビさんは禅猫さん:チョビさんの著書禅の意義について
  そのチョビさんに、何を演じてもらおうかなと考え、最初に思いついたのは怪傑ゾロ。
  でも、禅猫さんが突然ゾロになるのは、どうも・・・
  ちゃーちゃんさんのブログでチョビさんの写真を見ているうち
  やっぱり、この眼光とチョビ髭はエルキュール・ポワロだ~
  というわけで、お写真拝借いたしました。ちゃーちゃんさん、チョビさんお許しのほどを

  Wikipedia:エルキュール・ポワロ



   年の瀬点景 


  クリスマスが終わると年の瀬の「縁起もの」を売る屋台が登場
  
  あまり正面からは撮りにくいので屋台の裏側

  アメショみたいな「看板猫」
  

  駅入り口のもうひとつの屋台
   

  こういう屋台では、幸運をもたらすとされる四葉のクローバー、ブタ、煙突掃除などの
  フィギュアや、そういう形のお菓子を売っていて、大晦日のプレゼントに利用されます
  黒猫も幸運をもたらすそうで、マイナーですがフィギュアがあります
  この写真は日曜の午後なので人通りが少ないのです。
 


あるかでぃあ

2009-12-27 | かーど&手描き


   今年(つまり来年向け)の手作りカードです(手描き&マウス着色)
   クリスマスカードと年賀状を次々に送り出すのもわずらわしいので、もう長年、合併カード


   1)表紙?のイラスト
   

   2)裏表紙?のイラスト
    
   カード(ただのA4紙)を広げると1と2の人物が向かい合います


   実は、以前、博物館・美術館ガイドの表紙用に描いた2点のうち使わなかったもの。
   使ったイラストは:幽玄都様式ひるよるにアップ。

   原画はこんなふうでした
   
   白いため、境界がわかるように枠を付けました

   原画から上下の人物を別々にスキャンし、ペイントメニューでマウス着色
   言葉とイラストを一度に印刷できるよう配置したものがこちら
   
   幾つかの色を試し、この紙に決定


   表紙の次は引用です(ほぼ毎年恒例)。
   Science progresses by correcting mistakes,
  and makes no secret of what it still does not understand.
  Richard Dawkins: Unweaving the Rainbow

   Wikipedia:リチャード・ドーキンズ

   それからご挨拶
   ευτυχισμένος ο καινούριος χρόνος
  Frohe Festtage und ein glückliches Neues Jahr!
  Happy New Year 2010
  2010年が新たな飛躍の年となりますように!     

   ギリシャ語の「謹賀新年」をワード文書からコピーしたら何故か間延び
   あ、もちろん希臘ひげき以来、全然勉強してませんから、これは、インターネットから拝借


    ちょっと蛇足

   15世紀後半ドイツの年賀状はこちら
   Wikipedia:Greeting Card
   Wikipedia:年賀状

   ロンドンの友達から「アルカディア・カードどうも有難う」と言ってきたので
   便乗して、この記事のタイトルも「あるかでぃあ」にしました
   Wikipedia:アルカディア
   ニコラ・プッサンの名画はこちら


猫野家カード

2009-12-25 | ぶたんこ


  ついに来ましたキリストさん御降誕の日、つまりクリスマス

  猫野みみさんが、お得意のフォトショでステキなカードを作ってくださいました
  猫野家猫の皆さんに、また、ぶたんこも仲間入りさせていただきました
  猫野みみさん、どうも有難うございます


  

  猫野家の皆さんは、左からペコ姉さん、天使猫ふうた君、永遠の少女マリンちゃん、
  それに天才ぴよひこ君は、来年に備えてタイガーマスク




   おまけ 


  ちょっと前に慈善団体の各戸訪問があり、僅かですが寄付して、いただいたカード
  
  可愛いけど、ちょっと「おねむ」みたいな猫サンタさん


  スイスの別の家族から来たカード
  
  この家族は、いつも子供がイラスト担当
  どうやら、このお家のサンタさんはミシンで色々なものを作り、子供にプレゼントするようです


  お隣の家族からのCD(奥さんがCD制作に参加)
  
  眠り猫が可愛い(ピンクの枠は自分で付けました)

  CDに付いてきたストローの星(これも青枠は自分で付けました)
  
  もっとも一般的なクリスマスの装飾、しかも廉価
  但し、その陰には、低賃金で黙々と「藁の星」を作っている人たちがいるんだろうな


  次回は私の手製カードご紹介します・・・恒例  乞無期待 


あどさん

2009-12-23 | 旧市街


     クリスマス前の4週間をアドヴェントと言います。
     ちょっと前に友達と旧市街をあどさん(アドヴェント散歩)
     高層霧っぽい午後で、下手なせいもあって暗い写真です


     シュテファン寺院での待ち合わせに早く着いたので、まわりをウロウロ
     
     瓦をモザイク風に葺いた屋根が特徴的です

     ぼろカメラにぼろ腕なので、全体像はルドルフ・フォン・アルトの絵でご覧ください

     ちょこっとアップ
     
     向こうの塔に「付いている」のは修復用の足場
     こういう古い建物には、殆ど常時、修復のための囲いや足場が見られます

     向かい側お店の鏡に映ったモザイク屋根
     

     外壁には、古いレリーフや彫刻が見られます
     
     説明は無いので、詳しく知るためには本を調べるか
      ガイドツアーに参加する必要があります

     貸し自転車の駐輪所(枯葉がクリスマスの飾りつけみたい)
     

     Wikipedia:シュテファン寺院詳しくは英語ページをどうぞ。


     周辺のお店
     

     大好きなのに一度も買ったことの無いお店(手作り皮革製品専門店)
     
     まだ、自分で使いたいものを見つけたことがありません

     午後3時なのでイルミなどもまだ
     

     友達とコーヒー・ケーキでおしゃべりしたお店:カウンター
     
     設定が悪かったのか、ぼろカメラのせいか、変な色調になりました

     カフェ・レストランでおやつ時はすいています
     

     

     このお店は通り抜け2で紹介した「バジリスク」です


盲導犬家族

2009-12-21 | かりいぬ


   スイスの数ヵ所に友達や知り合いがあって、その数人から毎年手作りカードが来ます。
   ここに紹介するカードの家族は、毎年、少年とワンニャンの写真カードです。
   初めは犬さんだけでしたが、数年前から猫さんも家族に



   


   子供の写真をカードや年賀状にする家族は多いですね。子供の成長記録にもなります

   この家族は、少年が4~5才になったときから、盲導犬協会のボランティアをしています。
   訓練前の子犬を預かって、一般家庭の生活に必要なしつけをし、穏やかな若犬に育て
   時期が来たら訓練所に送り出します。いつも、別れは、ちょっと辛いようです。
   今は、盲導犬になる子犬たちを産むお母さん犬を預かっています。

   Wikipedia:盲導犬



    またまた図々しいのですが、ビラードシャームにシリアの川アップしてあります


みそか猫

2009-12-19 | おきにいり


古代エジプトのミイラ猫、長靴をはいた猫、漱石の「我輩」やポーの黒猫ほど知名度は高くありませんが
大晦日に大活躍する猫さん。それが、ナポリの貴族の出を名乗る吟遊詩猫マウリツィオ・デ・マウロ。そこに、
ぼろぼろカラスのヤーコブ・クラーケルが加わり、この頼りないニャンカー・コンビが地球を没落から救います。
大晦日の午後5時から始まって新年を告げる教会の鐘とともに終わる大冒険物語
クリスマスから大晦日の時期の読書にぴったりです  


   ミヒャエル・エンデのオリジナル・ドイツ語版
   
   日本語版単行本もこの表紙

   ドイツ語の原題を冠詞を除外してカタカナ表記すると
   「サタナルケオリュゲニアルコヘリッシェ・ヴンシュプンシュ」
   これは、いわゆる「かばん語」で、サタン、アナーキー、アルケオロジー(考古学)、リューゲ(ウソ)、
   ゲニアル(天才的:皮肉にも使う)、アルコール、ヘリッシェ(地獄の)を「かばん」に詰め込んだもの。
   ヴンシュプンシュは「望みをかなえるポンチ酒」という意味です。
   至るところに知的な風刺がちりばめられ、現存する人物へのあてこすりも
   従って、猫さんとカラスさんが地球を救う大冒険物語として子供も夢中になるでしょうが
   隠された意味が分かってヒヒヒと笑うのは、むしろ大人の読者だと思います


   その典型例がビューヒャーネルゲレ(本にケチをつける化け物)
   
   物語の山場で反乱の先頭に立つビューヒャーネルゲレの顔は、なんと
   ドイツの名高い文芸評論家マルセル・ライヒ=ラニツキ氏。本人の写真はこちら

   日本語版はアマゾンで購入できます

   但し、原語のタイトルを日本語のかばん語に置き換えるのは無理だったのでしょう。
   日本語タイトルはシンプルに「魔法のカクテル」です。


   原語タイトルに迫るイタリア語版
   

   先ず「ラ・ノッテ・デイ・デスィーデリ(望みの夜)」としておいて
   「オヴェロ(あるいは)イル・サタナルキブジアルディンフェルナルコリコ・グロック・デ・マゴック」と
   ドイツ語とほぼ同じ内容のかばん語を創造(捏造?)しています
   ビューヒャーネルゲレも、スプルーチャリブリとなって、内容は同じ。
   但し、イタリア国内でのナポリの特異な位置付けから
   イタリア語版の猫ヒーローは、プロヴァンス(フランス)出身のモーリス。
   ドイツ語版とイタリア語版で何故マウリツィオ(モーリス)の毛皮が違うのか
   そのわけは、本を読むと分かります
   日本語版は読んでいないので、表記法が違うかもしれませんが、ご容赦のほどを


   ビラードシャームにやっと又シリアの川アップしましたので
   お暇と憐憫の情がおありの方、覗いてみてくださいませ



   今日の蛇足:コペンハーゲンのデモさんと警官さん

   

   既にテレビなどでご覧のことでしょうが、私はテレビがないもんで
   定期購読紙NZZ(新チューリヒ新聞)を見てビックラ
   ビックラしたのは、警官さんの顔カバー。気温が低いから息で真っ白
   といって、カバーをあげて前を見えるようにすると石が飛んでくるかも知れず・・・
   それはともかく、地球を救うための重要な会議です


またがり2

2009-12-17 | そこらへん

 1年前に引越し後のプールを紹介しましたが、その最後に出てくるお家
 実は、あれも「またがりハウス」です。小規模なので「小またがり」


 今回は反対側からアプローチ(ちょっと前の写真です
 

 小規模ながら、やっぱり車道と左右の歩道が・・・
 

 小トンネルを過ぎて振り返るとレリーフがあります
 

 通りを隔てて見たところ
 


 1年前の記事で外側だけ紹介したプール内部の写真はこちら(市のHPから)
 このプールは、前に行っていたプールと違い、子供用プールはありませんが
 浅いところは子供でも立てるように作ってあります。
 奥の小型プールは、かなり水深があり、飛び込み用になっています。
 夏(5月~9月半ば)だけオープンする屋外プールもあります


 前回の記事:またがり1


ジュリアン・グリ

2009-12-15 | かりねこ


    これは猫版「赤と黒」の主人公ジュリアン・グリのお話です


    

    木こりの家に生まれたジュリアン・グリは、ハンサムで頭脳明晰な上
   周囲を思いやる気立ての優しい少年でした。彼は木こり以外の仕事
   を探し、幸運にもmichimichiさんの執事になりました。先輩のゴマ氏
   やモナ氏とも仲良くつきあい、仔猫の面倒も良く見て、優秀な執事
   でした。michimichiさんのアトリエでは、助手やモデルも務めました。
   こうした大活躍の後、彼は2006年12月15日、虹の橋を渡りました。
   けれども、ジュリアン・グリから沢山の喜びと元気をもらった人々の
   中には今も彼の面影が生き続けています



      

    michimichiさんのブログから画像をお借りし、ペイント画面で左半分を赤くしたら
    なんだかジュリアン・グリになってしまいました。ペイント画面で枠を付け、文字
    をコピーする方法も漸く発見(遅い!)したのですが、文字に白い破線がついたまま

    Wikipedia:赤と黒
    ジュリアン・ソレルとは違い、グリちゃんは真面目で優秀な執事でした



    michimichiさんがトラックバックしてくださいました。
      ハンサムなグリちゃんの姿をmichimichiさんのHPとブログでご堪能ください


またがり1

2009-12-13 | そこらへん

これまでアップしたのは、集合住宅の通路が、公共の近道や広場になっている例でしたが
今回の集合住宅は、場所確保のため道路にまたがったと言うべきか


 前に住んでいた家の近くにある「またがり住宅」
 
 市営住宅で「カール・マルク・ホーフ」という名前
 ご注意:この区のため尽力したカール・マルクさんは、マルクスとは全くの別人です。

 中央に車道(馬車道)、左右に歩道というのは古代ローマの標準型アーチ
 
古代ローマのまねをしたのかどうかは不明です(こういうトンネルでは、どっちみち、こうなる

 通り抜けて反対側から見たところ
 
 向こう側の広場には、野菜・果物店など、幾つか食品店が並んでいます

 「中央トンネル」の両側に続く棟に入る脇ゲート
 
 ここも通り抜けできます


 これまでの「通路」記事
 通路1
 通路2
 通り抜け1
 通り抜け2


  おまけ 


 友達から来たクリスマスのクッキー
 

 友達の手製です
 

 ここらあたりではクッキーか日保ちするクリスマス用菓子パンが一般的で、
 クリスマス・ケーキはありません(まだ進出していません)