みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

武士の琴

2013-08-31 | おきにいり

子供の頃、日本史関係の本を好んで読み、その後、西洋史を専攻し、今は改めて日本史も面白くてなりません。しかし、昔の人の本を読むのは「人間も内容も古いよ」と関心がなかったのですが、この頃は逆に「その時代の枠の中で読めば生き生きと面白い」と思うようになりました。

勝古小吉の自伝が面白いと知って、アマゾンで探していたら見つけた本です。



勝海舟の著述や談話をまとめた「氷川清話」には、当時の面白いエピソードが沢山語られています。もちろん、江戸開城の「相手」であった西郷隆盛の話が多いのは当然です。

中で特に印象的だったものだけ3つ(青字は本書からの引用)

その1)西郷隆盛
祇園の茶屋の女性が西郷に惚れ込んで、西郷も彼女を愛し、それで彼女も有名になったのですが、非常に太っていたので「豚姫」と呼ばれていたそうです。本書によれば・・・
「しかし今の奴等が、茶屋女と、くっつくのとはわけが違っているヨ。どうもいうにいわれぬ善いところがあったのだ。」

その2)江川太郎左衛門
この名前を見たり聞いたりすると、すぐ韮山の反射炉を思い出しますが、極めて多才で幅広く活躍、日本で初めてパンを焼いた人でもあります。本書によれば・・・
「ある時水戸の屋敷に召されて、烈公から琴を一曲と所望せられたのを、再三辞したけれども、お許しがないからやむをえず一曲奏でたが、その音、悠揚として迫らず、平生の武骨なのにも似ないで、いかにも巧妙であったから、列座のものが手を拍って感嘆したということだ。」

その3)勝海舟の「暴言」
アメリカ渡航の後、老中のひとりに尋ねられ「人間の生活はどこも同じです」と答えたところ、「いや何か違いがあるはずだ」というので・・・
「・・・亜米利加では、政府でも民間でも、およそ人の上に立つものは、みなその地位相応に怜悧でございますが、この点ばかりは、まったくわが国と反対のように思いまする」と言ったら、御老中が目を丸くして、「この無礼もの控えおろう」と叱ったっけ・・・


         

巨体の西郷さんと「豚姫」さんの様子を想像すると、それだけで確かに「いうにいわれぬ善い風情」を感じます。
古い時代には、洋の東西を問わず、楽器を奏でることも教養の一部として重要でした。録音技術の無い時代には、誰でも自分で音楽を奏でる(歌う)必要があったわけです。琴を弾く江川太郎左衛門を想像すると、やはり「いうにいわれぬ」優雅さを感じます。
幕末の江戸幕府は、因循姑息で無能な幕閣が多かったので、勝海舟は、そうした人々に辟易していたのだろうと思います。

勝小吉の文体は、その生き様同様ハチャメチャで、まともな日本語への翻訳が必要なほどですが、「いうにいわれぬ」痛快さがあります



     

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庭その2

2013-08-29 | おきにいり

この間までの超絶猛暑がウソのような秋の陽気で、ちょっと風邪気味だったためアップが一日遅れました

庭その1は友達の親戚の庭、今度は友達の友達の庭
ぴんぼけ写真をズラーッと並べます


1)その家は湖(ブコウ湖)を見渡す丘にあります


2)町も見渡せます


3)庭の一角に巣箱


4)斜面の庭なので立体的


5)庭から見るブコウ湖


6)斜面の家なので1階に見えるのは2階


7)庭の一角にあるプール


8)プールのためにシャワーも


9)一応菜園もありますが、その1の庭ほどではありません


10)6の写真の横手


11)こんな可愛い飾りも・・・


12)井戸は単なる飾りだそうです


まだ先へ行く途中、庭だけ見せてもらったのですが、トイレを借りたついでに、2階の居間を撮影

13)


14)


15)避暑地のペンションみたい


16)夏で使っていない暖炉


17)ハンモック式ブランコ


こんな景色のいい別荘みたいな家に住んでいても、やっぱり、バカンスや旅行に出掛けるらしい


 この前後のぴんぼけ写真が性懲りも無く続きます・・・ 乞無期待


     

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ののまね

2013-08-26 | おきにいり

横着で料理など殆どせず、調理というより加熱するだけの食事で、食文化皆無の生活・・・自慢じゃないが
それでも、ののちゃんのブログに載っているお魚料理は、いつも、いいなぁ・・・と思うのですが、特別の専門店へ行くかナッシュマルクトという大きな食品市場へ行かなければ魚が手には入りません(横着だから、そういう店まで出かけない)。

そういうわけで、超手抜きの「お魚カレー」を作ってみました

ののちゃんのカレーを真似したので、その名もののまねカレー

ののちゃん特製カレー本物のレシピはこちら


野菜を煮込んでカレー粉を加えたところ

短冊状のものは水煮瓶詰めのタケノコ

生魚の切り身でなくツナの缶詰を入れました


ご飯は細長いワイルドライス


で、何が手抜きかと申しますと、アンチョビ、ニンニク、ショウガのみじん切りを作らず、全部チューブ入りのペーストで間に合わせたのでござる



この次は、ちゃんとした魚を使って作ってみたいと思っています

アンチョビ・ペースト、ニンニク・ペースト、ショウガ・ペースト、無駄にならないよう、他にも使いたいのですが、使い方やアイデアなど、教えてくださいませ



     

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湖その2

2013-08-23 | おきにいり

その1で紹介したシュトラウス湖には橋がありません(向こう岸は森林だから不要)。
でも、1ヵ所だけ渡し舟があります。その舟に乗って往復しました。


1)舟着き場近く


2)舟着き場の鴨さんたち


3)岸を離れたところ


4)湖面に浮かぶ鳥さんたち


5)


6)


7)町のある方の岸辺


8)学校と水泳場


9)渡し舟の「救命ボート」


10)森林だけの対岸


11)もう戻りました。指差し型案内板(遊び場)


12)舟からは遠くに見えた水泳場


13)シュトラウスベルクの案内図


舟そのものを撮るのを忘れたので・・・

14)Wikipediaにあった渡し舟の写真



それからYouTubeでも渡し舟を見つけました






     

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庭その1続

2013-08-21 | おきにいり

前回アップした庭のある家(友達の親戚)の周辺を散歩しました


1)近くの教会(手前の家は別の建物)


2)教会の前の「舗道」


3)教会の中


この教会、普段は閉まっていますが、近くに住む牧師さんのところで鍵を借りて、いつでも見学できます。

4)教会の近くの池


5)池の向こうの「小さいお家」


6)池の水鏡


7)牧師さんのお家あたりから見た空

この地方特有の「空の表情」

8)また見つけた伝統的民家


日本の本格的藁葺き農家などと同じで、この伝統建築も修復に多額の費用がかかるため大幅に減少しているとのこと。この建物は昔農場だったのではないかと思います。きれいに修復されている例。

9)もう一度、教会の方を見たところ




     

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庭その1

2013-08-19 | おきにいり

ベルリン郊外の庭その1。猫ベンチのあった庭です。


1)これは訪問した家ではありません

その近所にあったもので、この地方の伝統的な民家だそうです

2)お庭に「セカンドハウス」


3)セカンドハウス南の日光浴コーナー


4)庭の一角


5)奥は菜園


6)セカンドハウス北側でジュースとケーキのひととき

ジュースもケーキも手作り

7)庭の一角にある温室


8)


9)


10)家のほうを振り返ったところ


11)庭の一番奥から家を見たところ



ドイツ、オーストリア、スイスの庭付き一戸建ては、大抵こんな感じです。
他の国々でも多分同様だと思います。
但し、庭付き一戸建ては、大都市では周辺部と郊外、あるいは近郊町村にあるもので、大都市の中では殆どが集合住宅です。



まだ、湖や庭その他、ぴんぼけドイツの続きがあります 乞無期待 






湖その1

2013-08-16 | おきにいり

既に数枚ぴんぼけ写真をアップしたベルリン郊外の湖です。


湖の手前に、こんな溝(水路?)がありました




船やボートのための桟橋でしょうか


釣りか水泳の少年たち


向こうの岸辺でも何かしている人たち


湖水のまわりに設置されたガイド板

シュトラウスゼー(シュトラウス湖)という名前です

湖水のまわりを巡る散歩道


水浴?



マイナーな湖なので英語しかありません。
Wikipedia:Straussee
魚の種類も豊富で数も多く、趣味の釣り人のほか、淡水魚業者も魚を獲っているそうです。
人間も泳げるし、エコな湖


まだ色々ぴんぼけ写真を順次アップいたします すみません、乞無期待




忘れな草

2013-08-14 | おきにいり

続涼音に「真珠とり」をアップするとき、YouTubeで色々なテノールを聞き比べ、これがピッタリだ!と思ってタリアビーニを選びました
8月13日のラジオで何と「タリアビーニ特集」がありました。8月14日が生誕100周年に当たるんですね

で、特集の最初に流れたのが「真珠とり」でした。やっぱり、タリアビーニの代表的な役柄だったのでしょう。

特集の締めくくりは、これも絶対タリアビーニ!という曲「忘れな草」でした。
子供の頃好きで、良く聞いたのですが、長らく忘れていて、ラジオの「タリアビーニ特集」で久々に聞きました。
原題は「non ti scordar di me(私を忘れないで)」ですが、日本では「忘れな草」と呼んでいたと思います。



Wikipediaフリー画像のワスレナグサ


タリアビーニの忘れな草



ツバメたちが去っていく
寒い太陽の無い、この土地から
スミレの咲く春と
幸せな愛の巣を探して
私の可愛いツバメは去った
くちづけもせず、さよならも言わず
私を忘れないでおくれ
私の命はあなたに結び付いている
これからも一層あなたを愛す
夢の中にも、あなたがいる
私を忘れないでおくれ
私の命はあなたに結び付いている
私の心には、いつも、あなたの場所がある
私を忘れないでおくれ・・・


タリアビーニ
Tagliavini(ドイツ語が一番詳しいですが、英語も日本語や仏語より詳しい)



      


これから追々ドイツのぴんぼけ写真をアップする予定ですが・・・恒例、乞無期待




猛暑お見舞い

2013-08-12 | その他

ご無沙汰してすみません

コタコタは終わったのですが、8月に入って35度以上の猛暑が続き
パソコン稼動も必要最低限に留め、熱中症予防のため(と称して)のらくら生活

猛暑が中休み中の今、急いでちょこっとアップします

立秋からは「残暑お見舞い」のはずですが、世界各地で猛暑のようなので

猛暑お見舞い申し上げます       


ベルリン郊外の湖

6月撮影ですが、今の時期にも合うんです

少しアップで見ると

ボートで2人の少年が日光浴?昼寝?

この湖は、あし&あし涼音にアップした湖水です。



      

ここら辺(つまりオーストリア)は既に7月後半、暑い日が続いたのですが、8月に入ると猛暑になり、ついに8月9日、気象観測史上初の40度以上を記録(40.5度)
それでも「果たして、正確な測定だったか?他の影響はなかったか?」などという声も聞かれます。長年同じ位置と条件で測定してきたはずで、今まで測定結果を疑問視する発言は無かったのに、「有り得ない」40度を越えて、現実を直視するのが恐ろしくなったのでしょうか
(ウィーンの緯度は北海道最北端より北です)

これまでにも書いていますが、ここら辺の「正常な夏」は冷房要らずだったので、今でも冷房は普及していません。目下、政治献金をめぐる重要な裁判が進行中ですが、その法廷が30度だったと報道されています。また病院でも、今回の猛暑で大変だったようです。
冷房が普及しているのはスーパーや大型店舗などで、電車・市電・バスなども、冷房付き車両が増えていますが、無いものもまだ有るようです。

目下「正常な夏」の気温(30度前後まで)ですが、数日中にまた猛暑が来るという予報です

地球上の猛暑地方が、早く涼しくなりますように


これから又セッセとアップしたいと思います(気温が許す限り)
でも、いつものように乞無期待





犬の日

2013-08-01 | かりいぬ

中欧の猛暑は2日ほど中休みしましたが、これから又大活躍するらしい(して欲しくない
春先に寒かったり、6月に大雨と洪水があった後、7月には殆ど雨も降らず猛暑で、オーストリアでは既に旱魃の被害が広がっています。


夏の一番暑い盛りを犬の日といいます

おおいぬ座(特にシリウス)が夜空を支配する日々で、通常7月23日から8月23日。
日本の大暑の時期ですね

おおいぬ座


夜空のおおいぬ座



コンラート・ローレンツは暑い犬の日、愛犬とともにドナウ水郷へ出掛けて、一緒に水につかって過ごしたそうです

犬の日の過ごし方を書いたローレンツの「人イヌにあう」
(絶版のようですが、中古書が入手できるようです)

そのドナウ水郷ローパウ


以上の画像はWikipediaフリー画像です。


犬の日の正しい過ごし方を示す犬さん



この犬さんが羨ましいです


 まだコタコタしていますが、もうじき通常に戻る予定

で、相変らず乞無期待