みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

春の華道展

2013-05-30 | おきにいり

4月に風邪気味で行けなかった華道展

友達が大分前にメールしてくれた写真を今頃アップします








以下2点は先生の作品






みみずボログにアップした以前の華道展
秋の華その2
秋の華その1
華道展


           

「震災で消えた小さな命展」これからも続きます
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後期スケジュール




雨散歩

2013-05-28 | そこらへん

散歩に行こうと外へ出たら雨が降り始めました

で、雨に当たらないところだけ散歩しました。つまり近くの地下鉄駅の中


01)裏側出入り口

扉の向こうが高架下なので暗く見えます

02)ガラスの向こうに管制室


03)普段は自動販売機だけ

市民は大抵、1年定期その他様々の定期利用者なので、チケットを買う人は僅か

04)普段は閉まっている反対側の窓口

月末など特定の時期のみオープン

05)普段利用している正面出入り口


06)降車ホームの階段

奥にエレベーターが見えます

07)乗車ホームへの階段とエスカレーター

左端にエレベーターが見えます

08)国鉄高架線との連結部分


09)外側から見た出入り口


10)国鉄高架下にあるお店


11)広場の夏のカフェテラス

まだオープンしていません

12)季節のイチゴを売る「東屋」がありました

この位置にオープンしたのは初めて

13)駅前市電停留所

猫さんのポスター(何の宣伝か不明)


ちょっと前まで初夏の陽気だったのに、この数日は最高気温が15度とか、秋みたいな温度で、通り雨の多い変わりやすい空模様。服装も秋のようです






シリアの顔

2013-05-26 | ぴんぼけシリア

新カテゴリーを追加しました

シリアのピンボケ写真は全て「ビラードシャーム」に理路整然と分類アップ、最終的には、紀元前4000年から現代までピンボケ写真によるシリア史にする予定でしたが(このプロジェクトは放棄していませんが)、どう分類して、どう並べていくか、豆粒ほどの脳みそで考え出すと「下手な考え休むに似たり」で、もう頓挫しっぱなし
仕方ないので、それはそれとして、みみずボログにも、シリアの項を設けて、順序とかカテゴリーとか気にせず、古いピンボケ写真を時々アップすることにしました

この「シリアの顔」は、ダマスカスのゲーテインスティトュートでアラビア語集中コースを受講しているとき知り合った女性、当時はダマスカス大学の経済学部在籍中でした。


ゲーテインスティトュートでの展覧会で


旧市街のレストランで

スキャンのため赤目修正できず

彼女の家のベランダで


このベランダからは、旧市街のウマイヤ朝のモスクその他の史跡が見え、中東最大のオアシス「グータ」やカシウン山が一望でき、この時は、ベランダのジャスミンが芳香を漂わせていました。

カシウン山


日本語Wikiではカシオンで、英語綴りを読めばカシオウンとなりそう、ドイツ語綴りだとカシユンっぽい・・・文字の違う言語の発音を書き写して再現するのは難しく、どうしても妥協の産物になります。

ビルの下の遊園地



彼女がスカーフ(ヒジャブ)をしないので、知り合った当時「あなた、アラウィートですか?」と尋ねたところ、普通にスンニですと言われました。
大学卒業後は経済学部卒業に相応しい職場を得て活躍するのが夢でしたが、彼女が望む職場がみつからず、いくつかの職場を転々とし、色々な縁談を断り、片思いの人に自分から打ち明けることもできず(積極的な女性は「はしたない」と見られる)、鬱々と歳月を送るうち、6年前に交通事故で世を去りました。

テロリストを養成輸出しているかのように言われていたシリアも、内戦勃発前には徐々にオープンになり、外国からの旅行者も増え、今後の発展が期待されていました。しかし、まだ移行期で、彼女は自立した女性として歩みたいという希望と、良家の娘に期待されるコースの板ばさみになって、思い切った1歩を、とうとう踏み出すことができませんでした。

内戦が続く現在、もし彼女が生きていたら、非常に悩むことでしょう。
私も、昨年中は知り合いや友達に「早く収束するといいね」と言っていましたが、もう、この挨拶は通用しなくなりました。
1975年から1990年まで続いたレバノン内戦ほど長引かず、1日も早く政治・経済・社会が正常化することを祈るばかりです。




うしうま騒動

2013-05-23 | マウスらくがき

ずいぶん久々に、ペイントメニューで下手なマウスらくがきしてみました

牛と馬が合体したウシウマです
日本でも少しは報道されたかと思いますが、数ヶ月前ヨーロッパでの馬肉騒動のとき、おかしくて笑ってしまい、こんな珍獣を思いついたのであります
(らくがきは、今マウスで描きました)

題して竜頭蛇尾でなく「牛頭馬体」または「牛頭馬肉」



今さらネットで古い新聞を探し出すのも面倒なので、大雑把な記憶で・・・

発端となった国はイギリス、フランスだったように思います。スーパーなどで売っている輸入品の冷凍ラザーニャに「牛肉」と表示されているにもかかわらず、その一部、場合によっては100パーセントが馬肉だったのです。

輸出国はドイツだったか、ほかの国も含まれていたか思い出せませんが、冷凍ラザーニャを輸出した国のメーカーでは「その牛肉はルーマニアから輸入したものである」(いかにもルーマニアの業者に騙されたと言いたそう)などと他所に責任を転嫁しました。しかし、この言い分はおかしいのであって、本当は、輸入する食品は当然検査されるはず。

色々な国で公・民の関係機関が「我が国では有り得ない」と豪語。オーストリアやスイスでも「我が国は一切関係ない、そんな製品も輸入されていない」と公言していましたが、そのうち、国内で牛肉と称する馬肉入り冷凍食品が見つかり、更に、冷凍庫に馬肉を保存していた、食肉卸業者も見つかりました。ドイツその他の国でも同様の経過だったと思います。

何が問題だったかと言うと・・・

馬肉そのものは無害で、ひょっとすると牛肉より健康的かも知れず、日本では専門の料理屋さんで「馬刺し」など馬肉料理を供しています。ヨーロッパでは馬肉食は一般的ではありませんが、決してタブーではないし、馬乳は、特定の店で売られています。
しかし馬肉は牛肉より安く、外見は赤身で似ているので、牛肉と称して、その値段で馬肉を売れば、儲けが多くなります。

つまり、馬肉なのに牛肉と偽りの表示をしたことが最大の問題です。

加えてイギリスでは、馬がペットと同じに扱われています。
つまり「ウチのポチのお肉を食べちゃった」とか「ウチのタマのお肉を食べちゃった」という気分になるようです。だから、騒動が始まったときも、最も激しい反応を示したのがイギリスでした。


      

レオポンとかライガーとか猫科大型獣のミックスもありますし、ウマとロバのミックスによるラバもいますが、「うしうま」は無理です






日々のコヨーテ

2013-05-20 | おきにいり

前々回と同じく、アマゾン(今回はドイツ版)の「お勧め」に登場した本です。
「先生、×××!」シリーズも表紙の写真が印象的ですが、この本の表紙写真も、人を惹きつける強烈な魅力があります。でも、長いこと買いませんでした。見るたびにステキな写真だな~とは思っていました。
まずは、その写真をご覧ください。



この写真を繰り返し見るうちに、買わずにいられなくなり、とうとう買って読んで感動
この写真には、瑞々しい命の輝きがあります。幼いコヨーテのチャーリーが、未来を見つめて微笑んでいるようです。本の内容も、瑞々しい命の成長の記録です。

本文は「人生の宝は、計画しなかった出来事である」
と始まります。

著者のシュレーヴ・ストックトンはアメリカの女性写真家で、2年滞在したサンフランシスコからニューヨークへ帰るのに、ヴェスパでアメリカ大陸を横断しようと考えました。しかし、横断の半分まで行かないうち、ワイオミング州の風景に魅了され、住み着いたのがTen Sleep(テンスリープ)という人口300人に満たない集落。「十睡眠」という地名は、馬が交通機関の時代、次の集落まで10泊の距離だったから。

Wikipedia:Ten Sleep(英語)

ワイオミング州はカウボーイ州という通称があるほど、牛飼い・牧畜が盛んな地方で、コヨーテは害獣として即射殺されるのです。著者が最初に住んだ掘っ立て小屋の隣人(こういう土地だから、隣人の家も離れている)も、牛飼いとコヨーテ撃ち、狩猟期のガイドを生業としていますが、あるとき、成獣を撃ち殺した後に残ったコヨーテの赤ちゃんを殺すことが出来ず、著者のところへ持ち込んだのです。彼女のところには既に先住猫のエリィがいましたが、彼女はコヨーテの赤ちゃんを引き取り、チャーリーと名付けました。

チャーリーとエリィは、まもなく仲良くなり、チャーリーはエリィの弟分となったのです。著者は写真家なので、毎日チャーリーの写真を撮っては、メールで友達や親戚に送りました。これが「日々のコヨーテ(The Daily Coyote)」の由来です。チャーリーに魅せられた友達や親戚がメールを転送し、その人たちが又転送し・・・遂に写真希望者が膨大な数になってブログが始まり、更に周囲の人々の希望や勧めもあって、この本が生まれました。従って本文中にも素晴らしい写真が沢山あります。

チャーリーの成長の様子、チャーリーが重病になったり、コヨーテならすぐ撃たれる土地柄での著者の苦労など、読みごたえのある内容ですが、特に印象的なのは、チャーリーの「思春期」。犬でも大型犬には同様の問題があると思いますが、とりわけ、もともと「産直」の野生コヨーテなら、もっと深刻な問題。つまり厳格な序列のある社会生活をするイヌ科動物のオスは、若者になれば、群れのボス(アルファ)の座を狙うのが自然で、著者はチャーリーから攻撃されるようになります。彼女は、野生出身でしかもコヨーテのチャーリーを獣医に連れて行くのを避けるため、ゴムバンドによる漸次去勢を試み成功します。もちろん、去勢だけに頼ったのでなく、著者自身がチャーリーに対して毅然たる態度を示すことで「ボスとしての信頼」を回復します。
野生動物のオスのもつ宿命のようなものを感じさせられる個所です。

著者とチャーリーの間に、一層深い愛情と信頼の絆が確立され、チャーリーに犬の「仲間」を加えようかな?というところで本は終わります。
縫いぐるみのように可愛かったチャーリーが、威厳のある成獣へと変貌します。


こんなに長い文章をくっつけたのは、残念ながら日本語版がないらしいからです
(私が読んだのは、アメリカ英語からのドイツ語訳です)
でも、オリジナルの英語版(The Daily Coyote)はAmazon.comで扱ってます。
著者のブログもまだ続いています。写真が素晴らしいです
「Deily Coyote」でYouTubeを検索すると、沢山動画があります

その1例:エリィと一緒に食事(つまみ食い?)をするチャーリー






小さな広場

2013-05-18 | そこらへん

前々回の本来降りるべき停留所のところに、歩道上の小さな広場があります




広場の真ん中に小さな泉水


脇道は高さが違い階段があるので、向こう側からは袋小路


それで小さな市場があります


小さな広場と市場に接する教会


ここから医者のところへ向かいました




      

毎年5月になると、近くの駅前広場に「5月の木」が立てられます。まだ、立てている現場は見たことがありません
確か「サマータイム」の終りに又「取り込まれる」のだったと思います
下の写真は立てられたばかりの頃ですが、現在は、この下に、夏の間だけのスナック(サマーガーデン?)がオープンしています




  

「5月の木」はドイツ語でマイバウム(Maibaum)、英語でメイポール(maypole)、国や地方ごとに色々で派手なのや、地味なのがあります。起源には色々な説があるようですが、やっぱり春から夏の明るい季節を喜ぶものだろうと思います。立てられるのは、土地のお祭りの間だけとか、1ヵ月間だけ、というのもあるようです。

派手な例:ミュンヘンのマイバウム(ドイツ、バイエルン州)
地味な例:ケーニヒスヴィンターのマイバウム(ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州)

Wikipedia:Maypole





先生、面白いです!

2013-05-16 | おきにいり

以前にヤギさんの本を紹介しました (←これヒツジさんですが代役)

その著者は鳥取環境大学の先生で、楽しい著書が色々あります。
アマゾンで本を注文していると、ユーザーの購入書傾向から「おすすめ」の本が登場します。そうして登場したのが「先生、×××!」シリーズでした。
表紙と裏表紙を見れば、面白い内容であることが一目瞭然
面白ろ事件は全て、鳥取環境大学のキャンパスとその周辺で起こります

アマゾンの著書一覧ページ

















次の本は「先生、×××!」シリーズではありませんが、同様に面白く楽しい内容です





  

動物行動学と言えば、すぐ思い出すのがコンラート・ローレンツニコ・ティンバーゲン
こうした動物行動学の日本における草分けともいえる日高敏隆の後継者のひとりが「先生、×××!」シリーズの著者です。
このシリーズによって、環境問題や野生動物(植物も)保護への意識が一層高まり、鳥取環境大学というユニークな大学から、環境の護り手が輩出していくことを期待しています




小さな記念碑

2013-05-14 | そこらへん

またまた、ちょびっと、ご無沙汰しました

定期健診で医者へ行く途中のピンボケ写真でございます


まず近くの駅から電車に乗ります。

1)ホームから発見した奇妙な煙突(正体不明)

もう5年住んでいるのに、煙突を初めて「認識」

2)長いホーム(向こうの端にもホームへの出入り口)


3)


電車に乗って2駅目で降り、市電に乗り、うっかり1つ手前の停留所で降りてしまい、思いがけない発見をしました。

4)1605年のペスト流行終息記念碑


ヨーロッパ各地にはペスト流行終息記念碑があります。それだけ怖かったんでしょうね
ウィーンで最も有名なペスト記念柱はこちら(英語ですが写真があります)
以前にアップしたタージもどきの教会も、ペスト流行の終息を記念して、ペスト患者の守護聖人カール・ボロメウス(カルロ・ボッロメーオ)に捧げられたものです。

5)18区の区役所がありました


6)


7)


8)脇道を覗いたら、道を隔てて双子みたいな塔が・・・


9)ここが本来降りるべき停留所



 続く・・・乞無期待 




招きぐり

2013-05-08 | かりねこ

ちょっとご無沙汰してスンマセン
このボログでは、間があくときには予告するのが普通なのですが、思いがけず細かい仕事で追われ外出もあったりして、間があいてしまいました

さて、気を取り直して・・・

1ヵ月前の4月8日、花祭の日は、ゴマグリモナカ永遠のアイドル・スーパースター、ぐりちゃんの生誕11周年でした
ゴマグリモナカの生誕11周年はこちら

当時、風邪気味と仕事で「ぐりちゃん記念アップ」ができなかったので、1ヵ月遅れで11周年
毎年、拙い「ぐりちゃん記念」をアップしていますが、今回はどうしよう???どうせ絵は下手くそだし・・・と、漸く、Michimichiさんも作品を載せられた6年前の塗り絵本の猫さんをぐりちゃんにしようと思いつき、下手な塗り絵で「招きぐり」ちゃんに登場していただきました

四季の猫執事「招きぐり」ちゃん

Michimichiさんが描かれたトラ柄の招き猫塗り絵を、ぐりちゃん仕様にしました

猫ぬり絵本に関するゴマグリモナカ記事はこちら

相変らず下手くそですが、Michimichiさん、ぐりちゃん、お赦しのほどを

みみずボログのぐりちゃん記事
ぐりちゃんの日
ぐりしおり
緑茶亭カルテット
ぐりのソナタ
ぐり香水
しゃかぐり様
ねこ執事
生誕6周年
プリンス・グリレット


      

これから又しばらく、まばら更新になるかもしれませんが、ときたま覗いてやってくださいませ・・・
但し恒例、乞無期待 





希望の光

2013-05-03 | おきにいり

Care2のニュースレターに紹介されていた人工孵化成功の動画


WWTによる人工孵化で孵った可愛いヒナ


このヒナは、絶滅危惧種マダガスカルメジロガモのヒナなのです

既に絶滅したものと思われていたのですが、その後、少数が発見され、今は人工孵化などによる保存の努力が進められています。


マダガスカルメジロガモ保存のため、WWTで飼育されているカモさんたちの鳴き声




WWTは水鳥と湿地帯の保護を目的とするイギリスの機関です。
Wikipedia:Wildfowl & Wetlands Trust

何らかの動物や植物が絶滅することは、その分、地球が貧しくなることです。
マダガスカルメジロガモさんたちも地球の宝として、存続し続けますように


 今日の蛇足

シリアの情勢は相変らず混乱していて住民は困難で危険な生活を強いられています。電話はつながりません。携帯電話もダメ。外国からシリアに電話するには、トルコの電話番号の携帯電話にかけるしか方法がないと聞きました。
私が受講しているアラビア語コースのクラスの人は、父親がシリア人、母親がオーストリア人で、一家はウィーン在住ですが、シリアに親戚が沢山あります。大半は隣接諸国に避難しているそうですが、従姉のひとりは通信社に勤めているため、シリア国境に近いトルコに避難し、毎日シリアに通勤しているそうです。その人が勤めている地域は、現在、反体制派がコントロールしており、一応落ち着いているそうですが、爆撃や砲撃の危険はあり、毎日心配だと言っていました。