みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

あめねこ

2019-07-31 | かりねこ

なめねこでもなめられねこでもない、あみねこでもない「あめねこ」さん





窓ガラスを滝のように流れ落ちる大雨の向こうで、呆れ顔(?)の猫さん 
(大分以前のHPお天気猫さん)


最近オーストリア各地で豪雨被害がでています。ゴルフボール大の雹が降った地方もあります。日本でも豪雨がありましたね。
とにかく極端な天候が多くなっていることは確かです。
普遍的縁台に書いたように、オーストリアでは、観測史上最も低温の5月に観測史上最も高温の6月が続き、7月も観測史上最も暑い7月となっています。幸いウィーンは今のところ36度程度までですが、場所によっては38度以上、日本でも報道されたようにパリでは40度を超えました。

北極では氷の面積が急速に縮小しつつありシロクマさんが生活環境を失う恐れがあります。南極の氷も後退中。ヨーロッパ・アルプスでは氷河が縮小中。建物は冷暖房できても、北極や南極、氷河地方を冷房することはできません。

この先どうなるんでしょう でも、コツコツと出来ることを実行しましょう






美形の犬

2019-07-28 | かりいぬ

NZZの定期購読者には毎月、NZZの月刊誌Folioが送られてきます。
毎月、特集テーマがあり、この号は「もっと読もう」というテーマでした。が・・・





私が胸ときめかせたのは、新聞を読む人の脇に控えるワンコ
明らかに柴犬あるいは、その親戚筋のお方です。ピンクのハーネスらしいのでお嬢さんかと思います。

明るい毛色の犬さんで、その美貌が良く分かりませんので、スキャン原寸大をアップロードしました。

スキャン原寸大はこちら それでも、あまり良く分かりません

このごろ私は、世界で最も美しい犬種、あるいは少なくとも「最も美しい犬種のひとつ」は柴犬ではないかと考えています。

スッキリと均整のとれた体形に爽やかな顔立ち、抱っこもOKの体格、従って大型犬にありがちな疾患についても、あまり心配ありません。

柴犬まるさん始め、人気の高い柴犬さんは、大勢いらっしゃいますね

もちろん、柴犬以外の犬種の皆さんも好きです。猫さんもウサギさんもリスさんも・・・以下略







勇気とは

2019-07-25 | その他


ときたま、何の理由もなく突然何かを思い出すことって、誰でもありますよね。

最近、突然思い出したのは子供の頃読んだ金言集の中の「勇気とは自分の出来ることを実行することだ」という言葉。

「なーんだ、そんなこと、誰でも毎日やってるよ」とはいかないのです。某猫学文献に良く出てくる「そうはイカの××××タコが引っ張る」なのです。

自分が出来るのに実行していないことは多いです。
三年寝太郎ではなく私なんぞは万年寝太郎です


そしてオーストリアの俳優フリッツ・ムーリアーのひとこと。


命の危険のないところに勇気なんてありえないよ




写真はテレビドラマで刑事を演じるムーリアーです。この人は第二次大戦中、ナチス・ドイツに併合され消滅していたオーストリアの再独立運動に参加して逮捕投獄されていますから、この発言にも説得力があります。

英語ウィキ:Fritz Muliar


これで更に思い出したのが、1944年7月20日の事件から75年目ということです。
戦争を終わらせるため多くの人々が協力してヒトラー暗殺計画が作成・実行されましたが失敗に終わり、協力した多くの人々が逮捕され処刑されました。


みみずボログの記事70年前に、やや詳しく書いてあります。

ヒトラー暗殺計画の中心人物のひとりであり時限爆弾を設置したシュタウフェンベルクについては日本語ウィキの詳しい記事があります










あみねこ

2019-07-21 | かりねこ

「あみねこ」さんと言えば「あみぐるみ」が知られていますが、ここでは、魚網に乗って海を眺める仔猫さん





いつものHPお天気欄の猫さんです
これも普遍的漁港と言えるでしょう。どこの漁港か表示もなく、世界中どこにもありそうな風景です。


ほかの普遍的風景
普遍的小径
普遍的縁台


ちょっとミニ・ゴタで、ゴタリング(現在進行形)


たまーに覗いてやってくださいませ でも乞無期待








玉突き鴨

2019-07-17 | その他

またまた鳥さんのニュースです。今回は警察の事故レポートが面白かったのです


時速100キロまで許可されているザルツブルク近郊の道路で、カモの一家が車道を横断し始めました。

ここから警察の描写です。

先頭を走っていた車の運転者は動物愛好家で、野生のカモの数を減らさないため急ブレーキをかけた。
後続の3台はブレーキが間に合わず、次々と追突した。2人が軽い怪我をしただけだが、車には被害があり、中の1台は完全に破損した。
鳥たちは、車より運が良かった。2台目の車がぶつかってきたところで、カモたちは自分たちが鳥であることを思い出し、事故現場から飛び去った。



こんな道路標識があったらよかったのカモ、カモ・・・




文学的鳥類学文献とりぱんにも、飛べるくせに悠々と徒歩で道路を横断する鳥の皆さんが良く登場しますね。
いざとなったら飛べばいいという余裕なのか、車の方で遠慮するのが当たり前という図々しさなのでしょうか







ここにも犬の人

2019-07-14 | かりいぬ

ミミズを尊敬する私は、猫さんだけでなく犬さんも大好きなのですが、
暫く犬さんにはご無沙汰していました

大分以前にネット検索で出会った「犬の人」


少年時代のグレン・グールド



グレン・グールドと言えば、バッハゴルトベルク変奏曲と結び付いて、もう長らく聞き知っている名前です。
グールドの写真には犬さんが良く出てきたように思います。しかも、いつも同じ(ような)犬さんでした。この姿はセッターのように思います。

グールドのCDなどは持っていませんが、時々ラジオでグールド演奏のゴルトベルク変奏曲が放送されます。
今でこそゴルトベルク変奏曲はクラシック音楽のプログラムにおけるスタンダードナンバーですが、グールドが最初のレコード録音をした頃は、むしろマイナーな存在だったようです。ところがグールドのレコードは爆発的ヒットとなり、音楽史上の一画期となりました。

この変奏曲には、バッハの弟子であるゴルトベルクが不眠症の貴族のため演奏したという疑わしいエピソードがあります



セッター一族の方々
イングリッシュ・セター
ゴードン・セッター
アイリッシュ・セッター
アイリッシュ・レッド・アンド・ホワイト・セッター







惚れた相手

2019-07-11 | おきにいり

前回、ハイイロガンに言及した「条件反射」で、コンラート・ローレンツのことを思い出しました。


昔々、まだテレビを持っていた頃、コンラート・ローレンツカール・ポパーの対談を見ました(視聴しました)。


ハイイロガンの父さんローレンツと開放社会の守り手ポパー
   


2人は幼友達で、生まれ年も1年違うだけ。その2人が高齢になって越し方を振り返る対話は、しみじみとした雰囲気でした。
もう随分前なので、細かい話の内容はすっかり忘れましたが、決して忘れられない一言(2人なので「ふたこと」)・・・
2人とも少年時代の愛読書が「ニルスの不思議な旅」だったのです。

ポパーが

2人とも同じ本を読んでいたのに、どうして、こうも違うのかね?

ひとりは動物行動学者になり、もうひとりは社会学者(哲学者)になったことを指しています。

これに対してローレンツは

君は著者に惚れ、私はハイイロガンに惚れたのさ。


下の写真が2人の惚れた相手です


ヨーロッパで最も一般的なガンであるハイイロガン


ニルスの「産みの母」であるセルマ・ラーゲルレーヴ




コンラート・ローレンツはナチスを支持していました。このためローレンツを批判あるいは低く評価する人々もあるようです。しかし、当時はナチス政治の実態を知らず支持した人も多いのです。晩年のローレンツは環境保護運動にも積極的に参加していますし、ナチスの時代に既に実態を知っていたなら決して支持しなかったろうと思います。
ポパーはユダヤ系オーストリア人だったので、ナチスの台頭とともにニュージーランドに移住、戦後はイギリス国籍となりました。
もしナチスの時代が無かったら?という問題はややこしいので、この際無視


もう亡くなりましたが、私の知り合いのオーストリア人はナチスに反対してイギリスに亡命、イギリス軍の兵士となってオーストリアへ戻ってきたという経歴をもっています。





水上生活者

2019-07-08 | おきにいり

昨日は七夕でしたが、全く別の話です

これまでの新聞HPの大型模様替えで天気予報がなくなってしまいました。考えてみれば、天気予報のHPは沢山あるので廃止したのかも知れません。
1週間予報は継続していて相変わらず色々な猫さんがモデルに登場します


それで見るようになった別のHPに載っていた記事です。





ウィーン南部の幹線道路で、マガンの親子が車道に迷い出ました。通報で駆けつけた警官たち(多分2人)が一家を保護。
・・・というような出来事はこの頃世界各地で報道されます。

この場合、警官たちが親子を駐車スペースに誘導し、ヒナたちは、すぐ捕獲されポリ容器に入れられたのですが、母鳥は逃げ回ってどうしても捕獲できません。そこで警官たちは容器のヒナたちを徒歩で、1.5km離れた池まで運ぶことにしました。母鳥は5mくらいの距離を保ちながら後からついてきて、目的地の池で無事、親子再会となりました。めでたし、めでたし



ついでにガンを検索していて、ハイイロガンドイツ語ウィキ記事で見つけたのが下の写真です。

説明は「ハイイロガンの幼稚園」となっています。多分、先頭の親鳥としんがりの親鳥が護って、ヒナたちの合同チームを誘導しているのでしょう。
あるいは母鳥と育児ヘルパーかも知れません。





今の季節、こういう水上生活者の皆さんを見ると涼しそうだなと、ちょっと羨ましくなります







持続的に噛み付くもの

2019-07-05 | ことば

数年前のことですが、新聞を見ていたら・・・

何が持続的に噛み付くか?

という見出しがありました。(原文:Was beisst nachhaltig?)


持続的に噛み付いている猫さん&噛み付かれているのは餅?



なんと変な見出し・・・とよくよく見れば「持続性とは何か?」という記事でした

原文:Was heisst nachhaltig? 
文字化け防止のためエスツェットはSSに:このSSは武装親衛隊ではありません
HとBの違いで大違い


持続可能性は環境保護にとって大切な概念で「使い捨て」の対極と言っていいでしょう。

持続性にはゴミ処理の持続性も含まれます。プラスチックごみが海洋に充満し、生態系の崩壊が心配されています。PETボトルやポリ袋、食品のパックなどを廃止しようという動きもあります。

スーパーで試験製品らしいゴミ袋を売っていますが、従来のポリ袋に比べ、とびきり高いのです。もっと安くて安全な(持続可能性を満たした)製品が登場してほしいです


WWFの記事:海洋プラスチック問題について







普遍的縁台

2019-07-02 | かりねこ

いつものHP天気欄に登場した猫さん





以前の普遍的小径と同様、どこの国にも存在しうる縁台。従って国籍不明です。
「日本です」と言われたら信用しますね


ウィーンでは7月1日に最高気温36度となりました。これから8月にかけて、どれくらい暑くなるのか心配です

ここら辺の夏は「高原の夏」で、通常25度前後、30度を越えると猛暑だった頃は遠い昔となりました。
あのころ、いつだったか忘れましたが、8月のロンドンで36度を記録し、大ショックだったことがありました。それも遠い昔です。

「夏の気温が25度を超えるところには住めない」と言っていたカナダ人がいましたが、カナダは、まだ涼しい夏なのかな

温暖化に加えて異常気象も増えていますね。ウィーンでは観測史上最も低温の5月に、観測史上最も暑い6月が続きました。


いつものHPが7月1日から大幅に変更され、ひょっとすると「お天気猫さん」は、もう登場しないかもしれません