うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

弔問の旅

2018-03-23 22:04:29 | ブログ

訃報は何時も突然である。

義弟と言っても2歳年長であるが、7年程の闘病の末に逝った。通夜に間に合うべく、22時間かけて1400kmの長距離ドライブを敢行した。

幸いにも喪主の妹や二人の甥達は落ち着いていた。長い介護と闘病は互いの別れのシュミレーションの時ともなったのであろうか?  哀しみの中にも親密で温かさが溢れ悔いなくサポートしてきた者の爽やかさがあった葬儀に思えた。

弔問に参列しながら、彼らの心情を思い連句

花冷えに  乾き音する  骨箱の

櫻咲き  雪降る日にや  骨拾い

逝きし日に  募る思いの  なごり雪

亡き人と  遊びし春や  夢枕

夢に立つ  父の姿や  別れ霜


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