うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

台湾三山トレッキング紀行Ⅱ

2013-11-17 16:28:49 | インポート

雪山登山編

 もう成田を出てから4日目の10月8日になる。

待望の登山日である。 午前750台北を出発、雪山トンネル⇒宜蘭⇒武稜農場経由(此処でしゃぶしゃぶ昼食)、雪山登山口に着いたのはPM210であった。

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Photo登山出発前

ここから、1時間50分の行程で七下山荘泊まりとなる。

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祝日前日ということもあり蚕棚の下段を占拠し、台湾初めての山小屋体験である。ウレタンマットの床敷きで整備された居室と別部屋に食堂があり、美味くは無いが数種の料理がバイキング形式で提供される。洗面所も豊富な水量の水道が完備していて清潔である。

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 ここまでの行程での遅延者を、このまま登山続行可否の判断を迫られ、結果、ガイド一人を同行させ下山説得と結論した。全員登頂は出来なくなったが、パーティ全員の遅延リスク回避の為には、仕方の無い判断となった。

10月9日(5日目)

夜中の“ねずみ”出没騒ぎも有ったが、早朝300起床、400出発、雪山東峰直前で朝日を観て、369山荘経由で、雪山主峰登頂は1130であった。

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日本より低緯度の為か森林限界が高く、3000メートル近辺でも巨木の樹林帯が続く。取り付きのカールまで来ると高山の雰囲気となり這松地帯となる。ガレ場を乗り切ると突然山頂となった。目の前の北峰が、濃霧のために目まぐるしく見え隠れした。3886mの山頂で昼食後、369山荘へ。Photo_10

1420山荘到着。 持参の高粱酒で登頂の祝杯。

山小屋は、昨日と打って変わって、大混雑である。国慶節の連休に当たり、若者中心の登山客が、続々と上ってくる。台湾では登山年齢が、まだまだ若い。と、いうより社会自体が高齢化社会では無いだけかも知れない。 流石にこの夜は“高いびき”に眠れぬ夜であった。

10月10日 (6日目)

369山荘下山開始 午前500

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帰りは早い。ガイドの陳劉氏を最後尾にして七下山荘750、武稜登山口に840到着、登山終了となった。

 武稜農場の売店で登山記念のTシャツを購入し、次の登山目標の南湖大山の登山口“思源”を経由して、宜蘭で昼食となった。

 総勢13名の登山隊であるが、玉山、雪山の2峰で帰国予定が9名、残りの4名が南湖大山を目指す。<o:p></o:p>

 

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台湾三山トレッキング紀行

2013-11-11 21:18:03 | 旅行記

三山とは、玉山(新高山)、雪山、南湖大山である。

10月5日~19日の二週間の日程で、この山を踏破しようと、一行13名で始まった。計画は計画である。

成田を出発する前夜から案じた台風で、台湾公園管理局と警察から登山禁止の命が出てしまった。 最初の行程であった、玉山登山計画が頓挫した。

既に手配してしまったチャーターバスや用も無いガイドに連れられて、北回帰線標識ポイントや阿里山製茶店、塔々加登山口のビジターセンタと樹齢2千7百年かの古木を訪れ、凡そ温泉とも云えぬ温泉宿(東哺温泉)に泊まって一日を費やした。

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    北回帰線を跨いで     樹齢2700年の霊気を浴びて

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登れなくて残念 塔塔加登山口で 、 新高山登山口標識前

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次の日も雪山登山の予定も判らぬまま、日月潭の観光地を廻り台北市内のホテルで待機である。

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       日月潭 、 豪華でユーモラスな狛犬

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  登れなかった玉山が雲の向こうに!! 、 玉山の案内図

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 北回帰線と 椰子ではなく檳榔の林

雪山登山許可が出たとの報で一同、歓喜の声を上げたのも、頷ける事態ではある。鋭気を養うためと称し、台北の夜は“県泰堂”で、点心を満喫し、屋台街散策を楽しんだ。

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四つ星点心の店 縣泰堂 、 日本でも有名な小籠包とワンタンスープ

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台湾名物 夜市街  、 初めての冒険 市内バス乗車








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陳さんへの手紙(訳文)

2013-11-01 18:15:45 | 日記・エッセイ・コラム

 

陳渢緹女士<o:p></o:p>

 您好!我們是日前在台灣倍受各位關懷的日本登山隊一同,我們已於1019日傍?安全回到東京。深謝各位給我們的關懷和照顧。

我們全體成員都是初次訪台。這次沒能實現登玉山的目標,雖是天氣原因,也感到萬分遺憾。不過,在台灣的短短幾日,與眾多台灣人相識,親身體驗到台灣人的親切,使這次旅程變得充實、美好。我?在旅途中的?一个小插曲、小故事中,都可以感受到台湾人善良、?切的性格,車讓行人的小小場面也可以感受到台灣社會的倫理觀念。

比如,我在從礁溪到台東的車中吃東西的時候不停地咳嗽,坐在前面的一位學生馬上過來問候我,並送給我有止咳效果的糖;學生們在車上吵鬧的聲音越來越大的時候,一個厲害的中年人大聲地呵斥學生,不過在我下車的時候這位中年人卻親切地幫我拿行李;我在台中迷路的時候,咖啡店的服務員雖然語言不通,還是想盡各種辦法給我指路。這一切都是現代日本已失去的東西,?一件小事都讓我們感慨萬分。

另外陳渢緹女士的熱情款待,更讓我們無限感激。

我們對住宿費提出過分的要求時,陳女士不但答應了我們苛刻的要求,而且整日陪我們觀光,送我們去車站,幫我們買票、付票錢,還招待我們品嘗了很難吃到的佛教大學的素菜。跟陳女士在一起的日子,我們好像都變成了陳女士的親戚。

?實話,對陳女士的熱情款待我實在不知道怎麼做才好,不知道怎麼才能表達對陳女士的感激之情,痛恨自己居然連感謝的中文都?不出來。只好讓我的朋友、中文老師幫我們翻譯,希望能把我們的謝意轉達給您

另外,爲了表達我們的感謝之意,呈上一點小小的禮物,不知道您是不是喜歡。

 雖然只有短短幾天,就像陳女士?的那樣,這也許是我們的佛?。有機會希望我們能再次見面。如果您有機會來日本,一定要告訴我們。

 日本已經是深秋季節,雖然台灣比日本?暖,也希望陳女士身體健康。

祝陳女士萬事如意,生意興隆。

1022

 

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