うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

灘の酒蔵料亭

2024-06-30 21:04:11 | 旅行記
神戸に来たら灘の酒に触れない訳にはいかないだろう
今回は福寿を作る神戸酒心館直営の料理屋で夕食を頂いた。
三宮から6駅の石屋川から10分、真新しい建物の一棟にある店 さかばやし
福寿はノーベル賞受賞式パーティで供されたと聞く酒である

福寿の純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒
今月のうまいもん 泉佐野の水茄子を酢味噌で食す
酒蒸しにしたイサキを澄まし汁に浮かべて、豆腐と冬瓜と

鯛の旨さを引き立てる白醤油、水茄子の褄が未体験の旨さ
地物を使った濃厚な味付け
ここにも今月のうまいもん 水茄子を揚げ浸しに
ちりめん山椒の旨さは、流石に関西である

料理はそれぞれに工夫と手の込んだ味付けであった。
京料理をベースにした関西料理は、総じて甘い味付けである。取分け前菜各種と神戸ポークは・・・
これには吟醸酒より辛口の純米酒が、筆者には好みだ
灘の酒と旨い食事を堪能して、ほろ酔いで辞去した。

明日は丹波の豆を使った蒸しきんつば購入と、竹中工務店設立運営の大工道具博物館の観覧と、神戸名物明石焼きを食す
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神戸へ

2024-06-29 16:38:36 | 旅行記

果樹園作業に追われていたが、久しぶりの一泊旅に行った。  神戸は阪神淡路大震災の一年くらい前に、家族で行って以来である。

糖尿病を患い苦労をしている友人を見舞うのとANAマイレージポイントの消化が主目的で、実質グルメ旅行になった。

羽田~神戸のANA便は、6:40と20:30の2便のみである。 一泊の滞在なので早朝出発、深夜帰着の行程で計画した。往路から一番電車とリムジンバス乗り換え2分と冷や冷やの行程である。

上島珈琲店のモーニング朝食・・・早速自分で作った方が美味しいと・・・

当初計画は初日に友人見舞いをメインにして、2日目に六甲山ハイキングの計画だったが、二日目の雨予報は確定的だった事から急遽日程逆転に至った。
モノレール~有馬温泉行路線バス~有馬ロープウェイ~山上トレッキングとした。
このバスが正解、三宮~有馬温泉30分900円 地下鉄、鉄道乗り換えだと1時間近くを要する上に1000円超
バス下車~ロープウェイ迄で息切れ
仕方がないのでバスに頼ろうと
雨模様たった一人で乗車
中国団体旅客遭遇し本来のトレックへ
昼食難民から救済されたランチ
独り心折れそう・・・
希少種あじさいに慰められて
何やら一人愚痴りながら到着
六甲ケーブルに乗車で一息・・・

此処で利用したタッチ決済システムに利便性を見た。交通系カードではなくクレジットカードで同様の利用ができるのである。事前のチャージや残額を気にすることもなく小銭不要だし大変便利な体験だった。
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もう間に合わない温暖化と人類滅亡

2020-02-22 08:58:40 | 旅行記

2020221日 群馬みなかみ町から新潟県上越市安塚まで、知人のご機嫌伺いに日帰り往復車の旅をした。

猿ヶ京から苗場、神楽を経て湯沢、六日町、十日町、松代、上越市の一般道の旅である。

行程の殆どが、この時期雪深い地域である。

異常な高温気象が続く今年の冬、ある程度の予想はしていたが、此処までとは!!

積雪の少なさ、と言うより雪が無い! ! !

本州有数の豪雪地域の松代である。 雪のふるさと と銘打つ上越安塚である。

 

2月末に既に雪解け増水の河川、今夏の渇水は必須。

冬の厳冬期に休めず2月から発芽を始める野山の木々や果樹。

 

コアラ絶滅の後は、人類絶滅が見えているのに、為す術の無い政治の現実。

グレタ ツィンベリーさんの怒りは、私達世代への怒りは・・・・・

地球温暖化の進行を止め得る時期はもう過ぎ去ったと!”!

今日ほど、この現実に驚愕と為す術の無い無力感と諦観に占められた日は無かった。

オリンピックなどに現を抜かす世相を前に、私は何を為すべきなのだろうか???

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カトマンズからデリー経由で成田へ

2017-12-05 14:39:02 | 旅行記

 

 

いよいよ、日本へ帰ります。  1カ月に及ぶ海外旅行は始めてだったのだが、海外旅行とはいえ実質は山岳トレッキングが殆んどで、非日常とはいえ異文化に触れたり自己判定判断を迫られたりの機会は多くは無かったようにおもう。

伊豆七島上空  終わったなー!

カトマンズ~デリーで6時間待ちのトランジット~成田のルートで帰った。

デリーの空港はキレイで大きな規模である。  ANAの割り当てられたボーデングゲートは最も遠く、一度そこに行ったらラウンジエリアへ戻る気にならない距離である。 ラウンジエリアにフードコートは在るものの、ファーストフード🍔🍟系かBar系位しかなく、物価は高く感じた。 やはり大国なのであろう。 価格表示はインドルピー表示しかなく、自己主張を感じた!  結局6時間をハーゲンダッツのアイスクリームと水で我慢して過ごした❗

今回も、ANA、タイair、air INDIA、YeTi airの4社の航空会社を利用したが、設備、サービス、乗務員の応接、全てで、自国会社である事を差し引いても格段のサービス品質であると感じた❗  提供サービスについて基本的な考え方が異なるのでは無いのだろうかとも?

帰国途の機上で自席のディスプレイが不調で映らない、何度か初期化を試みたが復帰しないと判定したら即、代替席への移動を案内され丁寧なお詫びをされた。  此れが他社であったら如何様な対応をされたであろうかと、6時間の機上を快適に過ごしたものである。

最後に、今回の旅のベストショットを掲示して、旅行レポートを終わります。

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ネパール雑感

2017-12-03 13:34:30 | 旅行記

合歓の木だろうか、砂埃か霧なのか薄くもやった中に、薄汚れてそれはある。  空は青く澄んでいるのだが、水平方向では、相変わらずの靄がかっているのだ。 ここは、タライ平原。 チトワン国立公園 ネパールとインドの国境地域である。直線距離にしてインドまで約40km程度である。 マカルートレッキングが凡そ中国国境地域であったから、実に世界の強国に挟まれた小国だと実感できるのである。

 エベレスト山系の3000m標高に居ると、キリリとした青空とその頂きを鋭角に研ぎ澄ました白稜が周りを取囲み、足下は天使の遊ぶ園庭にも見紛う柔らかい牧草に覆われた草原がある。時たま漂うヤクや羊や牛の糞の臭いも、此処チトワンやカトマンズの澱んだスモッグに比べるとその清浄感は失われない。

 この国に来て誰に対してと謂うわけで無く、幾度と無く問い直すことがある。 この国は、何処に行こうとしているのだろう?  どうして、この環境の中で永々と何事も無い様に生きられるのだろうか?    10年近く前訪れた時と殆んど変わること無く喧騒と 埃と交通渋滞とが日常なのだ。

観光立国としても、エベレストとその山系だけが存在意義を持っている現状であり、その他の世界遺産寺院遺跡や豊かで亜熱帯の自然や野生、或いはカトマンズ近郊の避暑リゾートなど等々、一様に道路未整備と此れに伴う煤煙と大渋滞により、全て色褪せ全く魅力を失ってしまった。

全てに地震の影響は在ろうが、其だけでは無い。 殆んどのインフラ整備等の社会的事業を外国からの援助絡みの投資に依存する国家政治と国民意識が、自助や主体性の高まりを阻害しているのでは無いだろうか?

まず例えば、自らの国家意志で道路を整備しようと、立たねば10年1日が如しの悪弊は収まらないのだろう‼️     

そして、一方我々の側の問題である。

ネパールで日本人の篤志により、小学校が建設されたと言う話を良く耳にする。  事実、私も前回訪れた時、同行メンバーの発起により、幾ばくかの拠出金を提供したことがある。 此れにより学校校舎が建設されたと聞いた。  これは此れで悪いことではないと思えるのだが、前段の支援に頼る問題と同様に、教育とは近代国家社会の成立の根幹に関わる問題であると思う。

 我が国、日本が明治維後いち早く学制を整備し国民全体の知育レベルを引き上げたことは、その後の富国強兵や全体主義への傾斜の際に負の側面でその意義を発揮したことを除けば、国民一人一人の主体的政治意識の確立に寄与したと云えるであろう。

今回訪問時にも、空港にて日本人学校設立ボランティアのメンバーと往き合った。もう、十数校設建設の実積だと聞いた。今回も開校式に立ち合うそうである。  此処では、支援による学校設立が常態化しているととれる。   本当に此れで良いのであろうか?

 

これは、今回同行メンバーか持参した鉛筆を、トレッキング途中に在った小学校で配布している場面である。  子供達を並ばせてその前で校長へ手渡し写真撮影するのである。 子供達は順番に数本の鉛筆を押しいただき前段に居並んだ我々に花飾りを掛けてくれるのである。   他のメンバーはいざ知らず❗  私は恥ずかしくて居ても立っても居られぬ思いで早々にその場を離れたものである。

  自分が出費して持参した物ではなく、近所の町工場の好意と廃棄同然の品を運んだだけなのに、この大袈裟な!

  そんな事よりと、次の学校では、持参の折紙で折り鶴と紙飛行機の実演で子供達との交流を持った🎵

 

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