うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

礁渓 源湯商旅オーナーへの手紙

2013-10-31 06:22:16 | インポート

Photo台湾 礁

秋色深まる候

ご清栄にお過ごしの事と、お喜び申し上げます。

さて、先日、礁渓滞在中には大変お世話になりました。

私ども一同、10月19日夕刻、東京に無事帰国いたしました。

台湾は全員が始めての訪問でありました。

当初目標の玉山登山が天候の都合とは云え、頓挫したことは残念でありました。

しかし台湾滞在中に数多くの出会いと人々の優しさに触れられたことは、この旅に大きな充実を与えてくれたと思っています。

旅の途上の小さなエピソードの中に、台湾の人々の細やかで優しい気質が感じられたし、車やバイクの運転にも人を思いやる社会全体の倫理観が現れていると思いました。

 例えば、礁渓から台東への車中、私が食事中に咳き込んだのを聞いた前席の学生グループの中の一人が「大丈夫ですか?」と咳止め飴を差し出してくれたし、学生グループが旅の楽しさから一寸大きな声になったのを“大声で一喝注意”した中年の人士が、私の降車時には荷下ろしをさり気なく手伝ってくれたこと。

台東の街中で道に迷っている私に、通じぬ言葉に困惑しながらも丁寧に最後まで道案内してくれたコーヒー店の店員さんなど等。

このことは、嘗て日本人の中にも有ったもので、今ではもう失われてしまったもののように思えたものです。

これに加えて、陳 渢緹さんの”もてなし“には、感謝感激の表現以外にありようも無いものでした。

不遜にも宿泊費のデスカウントを要求した私たちに、一生懸命に値引き対応してくれた上に、終日観光案内や駅までの送致、果てはチケット手配と料金の負担、中々体験できない仏教大学レストランの精進料理饗応など、まるで私たちは陳さんの親戚になったような思いでした。

 私は、このような“もてなし”にどの様に応えれば良いのか?判りません。

今は、ただ感謝の気持ちを伝える事しか思い付きませんが、その感謝の言葉も上手く使えない不自由さです。

そこで私の北京語の先生であり友人でもある楊さんに、翻訳して貰いました。

私の最大限の感謝の気持ちが伝われば幸いです。

 そして、陳さんに気に入って貰えるのか判りませんが、感謝の気持ちを込めて“   ”を送ります。

少ない期間での触れ合いでしたが、陳さんの言葉にも有りました大切な仏縁なのかもしれません。

是非、また、お会いできる機会を待ちたいと思います。

 御身、ご自愛なされて健やかにお過ごしなされますよう、お祈りいたします。

先ずは、お礼まで

                          2013年10月22日

渓駅にて

Photo_24日間通った朝食店 特別待遇のお茶を頂いた

お粥とその他バイキングで凡そ40nt$


Photo_3陳オーナーにご馳走になった佛教大学レストランの精進料理 美味しかった!!


Photo_4陳オーナー自ら案内してくれた五峰旗大瀑布


Photo_5亀島を望む海岸で遊ぶ


Photo_6陳オーナーにプラットホームまで見送られ、台東へ出発します

コメント
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