うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

2004年正月~ 仕事始め

2008-07-27 17:24:37 | 家作り

近所の氏神様へ安全祈願111_007

飾られている絵馬の由来を地域の古老に聞くと、殆どが間引き鎮魂の意味があるとのこと。  塩原太助の出身で有名だが、いわゆる関八州と言われる地域だ。   徳川幕府直轄領で、治めるのは江戸から数年交代でやって来る、所謂 お代官様である。地付きの領主でなく中央の高級官僚が一時的に領主として来る訳だから、自分の代だけの成績を優先し、領民を可愛がる前に私服を肥やすのは当然だったのだろう。 とにかくここらの村落は、貧しかったらしい。 塩原太助もその貧しさに耐えかねて、この地を脱出して成功した物語の主人公である。   また、権力に楯突く国定忠治や木枯らし門次郎が人気を呼ぶのや、至る所に義民信仰の碑があるのも頷ける気がする。因みにこの近隣には ”義民 茂三衛門”を祭る地蔵尊と生家がある。   田舎暮らしが地に付いたら、ここらの伝承も紐解いてみたいテーマの一つである。

111_019 年初めの一番の仕事は、破風板の取り付けで隙間風対策である。

梁と屋根根太との隙間を塞ぐ工程だ。大事な工程で且つ、結構難しい作業だった。キッチリ根太を嵌めこむのが、難しい・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2003年11月 屋根完成と冬支度

2008-07-27 09:32:29 | 家作り

冬が来る前に、雪が降る前に!!

屋根が仕上がらないと冬を越せない。気持ちは焦るのだが作業は孤独の工程だし、屋根工程のみで2ヶ月を要した。11月22日に屋根葺き完成だ!!1122_019 1122_059 126_006 126_008

淀や妻の雨仕舞いで、使うトタンの部品選定で大間違いして、近所のお百姓に大笑いされた。

田舎暮らしとは、全て自ら実践することだと思う。  お百姓とはいえ、農業のみの技術者ではなく、耕運機やチェーンソーのエンジン簡易修理はもとより、農機具小屋の建築、苗床の水平水準、水路の基礎工事、薪用材や庭木の伐採、ビニールハウスへの配電工事、ユンボやダンプトラックの操縦など等、都会暮らしのサラリーマン等、赤子みたいなものだと思う。     此処では、近所1122_017のお百姓がスーパーマンなのだ1122_023_3 1122_055 1122_067_2

屋根にかまけて、躯体工事が出来ないのを見かねて友人夫妻が助っ人に来てくれた。  夫婦して筋交い工程を・・・・。最近のプロの筋交いは土台や梁への欠き込みを省略して、筋交い金物を利用した筋交いが殆どだとか・・・。当面の強度は確保できるものの耐久性では、本来の欠き込みが優位であると思うのだが・・・・。 私は断然、従来工法で行く!!

冬支度の雪囲いが終わったら、早速雪化粧・・・・・ 間に合った!!111_014

今年は、此処までだ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする