うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

カトマンズからデリー経由で成田へ

2017-12-05 14:39:02 | 旅行記

 

 

いよいよ、日本へ帰ります。  1カ月に及ぶ海外旅行は始めてだったのだが、海外旅行とはいえ実質は山岳トレッキングが殆んどで、非日常とはいえ異文化に触れたり自己判定判断を迫られたりの機会は多くは無かったようにおもう。

伊豆七島上空  終わったなー!

カトマンズ~デリーで6時間待ちのトランジット~成田のルートで帰った。

デリーの空港はキレイで大きな規模である。  ANAの割り当てられたボーデングゲートは最も遠く、一度そこに行ったらラウンジエリアへ戻る気にならない距離である。 ラウンジエリアにフードコートは在るものの、ファーストフード🍔🍟系かBar系位しかなく、物価は高く感じた。 やはり大国なのであろう。 価格表示はインドルピー表示しかなく、自己主張を感じた!  結局6時間をハーゲンダッツのアイスクリームと水で我慢して過ごした❗

今回も、ANA、タイair、air INDIA、YeTi airの4社の航空会社を利用したが、設備、サービス、乗務員の応接、全てで、自国会社である事を差し引いても格段のサービス品質であると感じた❗  提供サービスについて基本的な考え方が異なるのでは無いのだろうかとも?

帰国途の機上で自席のディスプレイが不調で映らない、何度か初期化を試みたが復帰しないと判定したら即、代替席への移動を案内され丁寧なお詫びをされた。  此れが他社であったら如何様な対応をされたであろうかと、6時間の機上を快適に過ごしたものである。

最後に、今回の旅のベストショットを掲示して、旅行レポートを終わります。

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ネパール雑感

2017-12-03 13:34:30 | 旅行記

合歓の木だろうか、砂埃か霧なのか薄くもやった中に、薄汚れてそれはある。  空は青く澄んでいるのだが、水平方向では、相変わらずの靄がかっているのだ。 ここは、タライ平原。 チトワン国立公園 ネパールとインドの国境地域である。直線距離にしてインドまで約40km程度である。 マカルートレッキングが凡そ中国国境地域であったから、実に世界の強国に挟まれた小国だと実感できるのである。

 エベレスト山系の3000m標高に居ると、キリリとした青空とその頂きを鋭角に研ぎ澄ました白稜が周りを取囲み、足下は天使の遊ぶ園庭にも見紛う柔らかい牧草に覆われた草原がある。時たま漂うヤクや羊や牛の糞の臭いも、此処チトワンやカトマンズの澱んだスモッグに比べるとその清浄感は失われない。

 この国に来て誰に対してと謂うわけで無く、幾度と無く問い直すことがある。 この国は、何処に行こうとしているのだろう?  どうして、この環境の中で永々と何事も無い様に生きられるのだろうか?    10年近く前訪れた時と殆んど変わること無く喧騒と 埃と交通渋滞とが日常なのだ。

観光立国としても、エベレストとその山系だけが存在意義を持っている現状であり、その他の世界遺産寺院遺跡や豊かで亜熱帯の自然や野生、或いはカトマンズ近郊の避暑リゾートなど等々、一様に道路未整備と此れに伴う煤煙と大渋滞により、全て色褪せ全く魅力を失ってしまった。

全てに地震の影響は在ろうが、其だけでは無い。 殆んどのインフラ整備等の社会的事業を外国からの援助絡みの投資に依存する国家政治と国民意識が、自助や主体性の高まりを阻害しているのでは無いだろうか?

まず例えば、自らの国家意志で道路を整備しようと、立たねば10年1日が如しの悪弊は収まらないのだろう‼️     

そして、一方我々の側の問題である。

ネパールで日本人の篤志により、小学校が建設されたと言う話を良く耳にする。  事実、私も前回訪れた時、同行メンバーの発起により、幾ばくかの拠出金を提供したことがある。 此れにより学校校舎が建設されたと聞いた。  これは此れで悪いことではないと思えるのだが、前段の支援に頼る問題と同様に、教育とは近代国家社会の成立の根幹に関わる問題であると思う。

 我が国、日本が明治維後いち早く学制を整備し国民全体の知育レベルを引き上げたことは、その後の富国強兵や全体主義への傾斜の際に負の側面でその意義を発揮したことを除けば、国民一人一人の主体的政治意識の確立に寄与したと云えるであろう。

今回訪問時にも、空港にて日本人学校設立ボランティアのメンバーと往き合った。もう、十数校設建設の実積だと聞いた。今回も開校式に立ち合うそうである。  此処では、支援による学校設立が常態化しているととれる。   本当に此れで良いのであろうか?

 

これは、今回同行メンバーか持参した鉛筆を、トレッキング途中に在った小学校で配布している場面である。  子供達を並ばせてその前で校長へ手渡し写真撮影するのである。 子供達は順番に数本の鉛筆を押しいただき前段に居並んだ我々に花飾りを掛けてくれるのである。   他のメンバーはいざ知らず❗  私は恥ずかしくて居ても立っても居られぬ思いで早々にその場を離れたものである。

  自分が出費して持参した物ではなく、近所の町工場の好意と廃棄同然の品を運んだだけなのに、この大袈裟な!

  そんな事よりと、次の学校では、持参の折紙で折り鶴と紙飛行機の実演で子供達との交流を持った🎵

 

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チトワンでアクティビティ2

2017-12-03 10:49:02 | 旅行記

チトワン2日目はアクティビティで過ごした。

朝靄のカヌーライド、ジャングルウォークに続いて、午後からは、エレファントサファリである。 風邪気味で咳が出るのは、埃と排気ガスで靄っている影響も!!

地上2m辺りから4人乗りの木枠の着いた座布団敷の座席に乗り込む。象使いを含めて定員5人乗りである。 実に従順なインド象である。

ジャングルを分け入り水路を渡り、孔雀や鹿の群れを捜して歩き回るのである。目の高さは地上3mはあるだろう。町中を歩けばもっと高さを感じるところだ!

ジャングル ウォークでは目にかからなかったサイの数匹に出合った。草食動物で肉食夜行性のタイガーやジャッカルの寝てる間の昼間にユックリ草を食む。  硬そうな鎧のような強面の角顔だが、実に気弱な目をしている。

まあ、象乗り何てのは、此の後、経験することも無いのだろうと、1時間半のエレファントサファリを楽しんだ!

本日のアクティビティ、カヌークルーズ、ジャングルウォーク、エレファントサファリの料金が、トータル6780rs  日本円7000円程度であろうか?

旅もほぼ終わりである。  チトワンで明日1日完全休養日をとり、翌日はカトマンズへツーリストバスで6~7時間移動して、パタンに有るネワール伝統的様式建築のホテルに一泊して今回の旅行も最終日となる。

風邪引きや高度障害など、体調不良に見舞われた旅となった❗

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チトワンでアクティビティ

2017-12-03 07:41:07 | 旅行記

朝靄の中をカヌーで行く!

日本で良くあるカヌーではなく、所謂、川船である。 元々は一本木をくり貫いた丸木舟なのであろう。相客をガイド、船頭含めて10人が乗り込む‼️  ツーリングカヌーの方が余程の安定感が在る‼️   水深は浅く深い所で1m程度か?

ロシアからの渡り鴨や、白鷺等の水鳥を見ながら、流れに任せたラプテイ川を約1時間。

対岸に渡り、ジャングルウォークである。

タイガー、サイ、鹿などが生息しているそうだ。

タイガーの爪痕、マーキングだと!  ちょっと古い傷跡??

サイの大量の糞😨😅

小さいけど猛毒らしい蛇!人差し指位かな🎵

甲羅干しのワニ🎵  動かないので伊豆ワニ園と同じだ!

2時間程度のジャングルウォークは、鹿とワニと蛇を眼にしただけで、大型のサイや虎は足跡や糞😨😅のみの観察であった!  夜行性であることと警戒心が強い野生である簡単には姿を現さない‼️

国立公園である、外国人は1690rsの入園料が徴収される。

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チトワンへ

2017-12-02 13:38:28 | 旅行記

ルンビニからツーリストバスでナラヤンガードへ、此処からタクシーでチトワン(ソウラハ)へ! ツーリストバスは朝5:15発10:50着 手配料金込み1000rs  タクシー30分走って1200rs/2  まあ、こんなものか!

カトマンズから予約して貰ってた、チトワン ガイダ ロッジに落ち着いた。 前日から風邪気味だったのが、本格的に熱発してきたので頓服服用、毛布の追加を頼んで早目の就寝。  ルンビニ、チトワンは常夏の地かと楽しみにしていた、寒くて眠れぬ夜を我慢していたテント暮らしの期待が見事に裏切られたのである。  部屋はコンクリート造りのコテージで、ひんやりと夏向き仕様である。 兎に角、底冷えして、テントと変わらぬ寒さである。 或いは期待が裏切られたので、益々そう感じたのか!  同行のs氏の手前もあり、翌日は早朝からカヌークルーズとジャングルウォーク、エレファントサファリを予約してある。  兎に角、何がなんでも寝込む訳にはいかないのである。

ロッジは、まあこんなものか!と、リゾートの雰囲気は設えられてある。 テーブルや椅子や立ち木の砂っぽさや、打ち水でもと思えるような植栽や園庭は、リゾート全体がスモッグっぽい空気に包まれて居るのを思えば、こんなものか!と、。 

此処はもう、インドとの国境地帯である。 決して仲が良い訳ではないがインドの文化には色濃く染まっており、経済的にも離れられない関係の国である。民族的にも山岳地域のシエルパ族やタマン族がチベット系なのに比べて、此処はインド系の鼻高系が格段に多く住んでいる。 山岳部と違ってタライ平原に在り、水田を始め農耕が盛んなようで経済的にも豊かなのであろう。道路事情が格段に良好である。殆んどが簡易では有るが舗装されている。  恐らく首都のカトマンズより良いのだろう。 インド系が優越感を持って暮らしているのも頷けるのである。

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