うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

地殻変動の影響、南関東にM7級誘発も

2011-04-23 21:16:08 | インポート

「東日本大震災で起きた地殻変動の影響で、首都圏の地盤に力が加わり、地震が起きやすい状態になっているとの解析結果を、東大地震研究所グループが22日発表した」 GOOニュースより・・・・・ 

やっぱりなー・・・

政府地震調査研究本部の公式見解にも出ているM8クラスの東南海沖地震が近づいているということだ。

太平洋プレートの縁で起きている大震災(ニュージーランド地震もその一つ)の一群が、東北沖から波のようにプレートの縁の歪みを修正しながら南下しているのだろう。 一ヶ月をかけて千葉沖までその波動が余震として下りてきているのだ。 このペースで波動が伝わるとしたら、あと一ヶ月以内に東南海沖まで到達するということではないだろうか・・・。

原子力研究者や地震学者、地質学者の良心的な人たちや、京セラの稲盛氏などが名を連ねた「原発震災を防ぐ全国署名」が2004年にある。これは東南海沖地震が浜岡原発の大災害を引き起こす事を懸念して出されたアピールである。 駿河湾沖は太平洋プレート、フィリピンプレート、ユーラシアプレート、北米プレートの4つのプレートが押し合い、折り重なっている最も地震発生確率の高い地域なのである。  北からプレートの歪みを補正しながら、この駿河湾沖のプレート混雑地域へ南下到達したときが怖いのである。Img_new

政府公式見解にも確実に起こると警告されている大地震である。 この想定震源の真上に在るのが浜岡原発である。今回の福島は沖合いを震源としたことから津波災害として原発を襲ったが、浜岡は直下型地震による原発建屋やタービン建屋、各種配管や電気配線設備の物理的破壊を引き起こすものと予測される。  この原発震災の想定は「広瀬隆 著 ”原子炉時限爆弾”2010年8月26日刊 当ブログ紹介中」に詳しく提起されている。

このことから普通の人は、今何を為すべきか当たり前に思いつくだろう・・・・・”原発の即時停止”である。

”全原発の即時停止” これが何故、国家防衛の最優先施策に登場しないのだろう。  即時停止でも遅いのである。 今回の福島を見ていて誰もが再認識したではないか。 原発は運転停止したから良いのではなく、崩壊熱を取り除くのに大変な時間と労力を必要とすることを!!

”全原発の即時停止と廃棄”を最優先施策の一つに揚げられない民主党 管政権は、もう信頼できない政権かも知れない。

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本当に電力は不足しているのか?

2011-04-17 01:54:24 | インポート

「やるぞ、やるぞと、ヤラナイ計画停電」 

「原発停止で電力不足だ、節電しろ、電車も止めろ、我慢しろ・・」と、蓋を開けたら電力は足りたじゃない!!

もちろん、電車の運行本数は減らしたし、デパートの営業時間を短くしたし、コンビニの電飾看板や駅のホームを暗くしたし、各家庭でも節電に大いに気をつけた事も大きな力になったのも確かだが。

なんか、変じゃありませんか??

如何にも、「原発が無くなったら絶対電力不足になって、社会的混乱になるぞ」と、宣伝アピールしたくて騒ぎまわったんじゃないの?? 東京電力は!!

悲惨な震災被害を隠れ蓑にしたような、原発大事故当事者の電力会社とマスコミと政府と御用学者達の奇妙な動きに、警戒しましょう。

未だに収束どころか、首都圏消滅、日本沈没という最悪事態も想定される原発災害の現状にも関わらず、原子力はエネルギー主力政策であるとか、地球温暖化対策に有効だから原発推進だとか、触れ回る集団がいるし、未だに原発を止めようとする動きすら無い。

福島や茨城の農民や漁民の悲しみや怒りとは、全く次元の違う価値観を持つ階層や利益集団らしい。

今度の原発事故を通じて、マスコミ報道機関と、これに登場する専門家や**大学教授達の無知無能と御用学者振りは、嘲笑を伴って一般大衆に明らかになったのではないだろうか。

「直ちに人体に害は無い」に始まり「直ちに危機になる訳では無い」だの、流行語になりそうな勢いで、まやかしの言葉が流された。

「基準値以下だから妊産婦に害は無い」と発表した産婦人科学会に至っては噴飯ものであろう。

誰一人として明確な見通しと対処策を言わないし、だからといって危険性についても、「直ちに・・・・」と、言葉を濁すだけの権威大先生方であった。さぞ、権威を失墜された事であろう。

NHKなんぞは、最後は大先生に出てもらって権威失墜されては可愛そうだとばかりに、科学部記者がしたり顔で解説したものである。大先生達が尻込みして出演拒否されたのかな・・・・??。

日本のエネルギー供給量と消費量をもう一度厳密に考えてみようと思うのだが、ここでちょっと警戒しようではないか・。  御用学者、専門家の諸氏達にだ。

まことしやかに、エネルギー不足や電力需給や地球温暖化対策を学術的に論じ、解説、指導してきた学者先生達にだ。 

政、財、官のトライアングルに学とマスコミが加わり、寄って集って大衆を騙しコントロールしようとしているように見えるのである。

これからは、なるぺく御用学者や企業紐付き学者と、そうでない学者とを、まず見極めてから自分の判断材料にして行こうと思う。

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山里の春(失わない為には?)

2011-04-11 23:13:03 | インポート

終の棲家にと、7年掛かりで手作りした我が家の山里にも、遅い春が来た。

1

梅が満開だ

2 3 4

畑に堆肥を入れた。

6 

犬ふぐりが咲き出した。

トマト用にとビニールハウスを作り出したところで、原発事故による放射能汚染

7

ジャガイモを定植するのを止めた。

育ち始めた玉葱と一緒に知人へ配るのも、今年は諦めた。

まだ、私たち週末農業人は良い。

福島の農家の無念さは・・・ 最良の魚場を失った漁業者は・・・・

そして、故郷の春を追われた人々は・・・・

ああ!!悪しくも、私の予測したとおりに事が進んでゆく。

原発は要らない!!  本当に要らない!!

これを声にしなきゃ!! これを潮流にしなきゃ!!

原発を止めろ!! 原発を止めろ!

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団塊世代よ 何をしていたのだ

2011-04-08 22:30:09 | インポート

人類を滅亡に導く要因を挙げたら、戦争と自然破壊と原子力に特定されるだろう。

戦争は局地戦ではなく、核戦争がそれに当る。

しかし、これは、あまりの破壊力により人類滅亡へのシナリオが簡単に描けることから、超大国間の取引で管理された結果、その危機はある程度回避されているといってよい。

 一部北朝鮮やパキスタン、インド等、超大国の管理の及ばぬ偶発的な核兵器使用による危機は依然として存在するが・・・・

二つ目の、自然破壊による地球温暖化や酸性雨、各種公害は、その進行が緩慢なことと最近の国際社会全般の危機意識の高まりを背景に、対策が具体化するように見える。

問題は、原子力である。

前項の地球温暖化対策で化石燃料削減策の最右翼として、華々しく再浮上し、いつの間にか原子炉増設論調が一般的になっていた。

原子力発電は商用運転開始当初、夢のエネルギーと謳われた。

2000年前後には車に小型原子炉ユニットが搭載され未来永劫走り続けるのだとか、無尽蔵に発電可能なエネルギーだとか、未来社会の象徴的技術革新といわれていた。

発電用原子炉は2000年には全世界で4000基の稼動を実現するものと計画、夢想されていた。

しかし、しかしだ。 

現実には全世界で450基前後に止まっている。

何故だろう。? 

実は建設コストと回収利得が見合わないのである。

自然界に存在しない原子を人工的に作り、これを人工的な空間で操作しながらエネルギー利用を図るというものであれば、未来永劫人工的な空間でしか制御できないからである。

現世代が使ったコストを未来永劫、後世代が負担することに繋がるのである。

加えて、スリーマイルやチェルノブイリの経験から、原発事故の破壊力は核戦争にも勝るとも劣らない規模になることが、提起されたからである。

そして、このことを核戦争と同程度に提起され続け、それにも関わらず、それを容認してきたのは我々団塊の世代だったのではないのか?

この度の天災に続く福島第一原子力発電所の大事故の世代的責任は、我々団塊の世代にある。

地球温暖化による自然破壊に続き、人類滅亡も展望される程の事態を導き、放置したのは誰なのだ。

胸を掻きむしるような悔恨の思いで、今私は何が出来るのであろうか?

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長期戦になりそうだ

2011-04-04 21:36:46 | インポート

放射性物質の長期垂れ流しの環境に与える影響が、爆発的な場合と比較して、どうなのだろうか?

緩慢に垂れ流していることで、実は大変危なくなって、いそうな気がする 。

周りが騒がない分、危険性が無くなったような錯覚に陥っていないだろうか。

自然界には存在しない物質が多種多量に生み出され、この世で最猛毒のプルトニュムが漏れ出しているのである。

誰も想定していない事態とは、10m超の津波だけではない。

見たことも無い核生成物質がどの様な働きと害毒を自然界や人類にもたらすのかという事も、同じように誰も想定した事がないのである。

そして、それが、あと何ヶ月、或いは何年と続くかもしれないのである。

この緊張の連続と継続と結末の見えない状況は、もっと凄まじい危機をもたらさないのだろうか。

例えば東京電力の当事者、メーカーのプロフェッショナルの人的資産が耐えられるほど質的量的に存在するのであろうか?大変疑問である?

チェルノブイリの場合は、情報をひた隠しにして、強制的に軍隊人員を動員した。

その人員は延べ数十万人に及んだのである。

そして、そこでの大量被爆で彼らの中から大量の癌患者や放射線障害患者を生み出したことは、周知の事である。 たとえロシア当局や御用学者が如何に否定しようとも!

当初われわれは、自然界の数倍の放射線濃度に愕然としたのではないか・?

今では何千万倍の放射能漏れに、慣れてしまってはいないだろうか?

政府はいつの間にか、出荷制限値の見直しで当たり前のように、その許容値を緩めていないだろうか?

我々、日本人のある種特性の「のど下過ぎれば、なんとやら」は、今は、亡国に繋がると思う。

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