＜労使協定違反＞医師３８人、残業上限超える 新潟県立病院

　新潟県病院局は３日、運営する全１３県立病院で２０１６年度、管理職を除く常勤医３４０人のうち、労使協定で定める残業の上限（月７５時間）を超えた医師が３８人いたと発表した。このうち「過労死ライン」とされる月８０時間を超えた医師も１７人いた。病院局は、医師間で格差のある業務量の平準化など改善を図る考え。

　残業時間調査は、昨年１月に新潟市民病院（新潟市中央区）に勤務していた研修医が過労自殺した問題などを・・・・続きはこちら

工事現場に氷常備、ファン付き作業服 熱中症予防へ建設会社が本腰

熱中症患者が後を絶たない。中でも建設工事現場などの「屋外作業」での搬送が多くを占める。工事現場では、氷を常備したりファン付き作業服を配ったりと、あの手この手で対策をしている。

　那覇市泉崎のバスターミナル跡地で進む再開発事業の建設現場。2日、太陽が照りつける中、タオルを頭や首に巻いた作業員たちが鉄骨を組んだり土砂をならしたりする作業をしていた。熊本県から来た作業員の冨田智信さん（37）は「沖縄は直射日光が強い。朝メシをしっかり食べて、この『空調服』で暑さをしのぐ」と真っ黒に日焼けした顔で話した。

　「空調服」とは、背中に小型のファンが付いた作業服のこと。服の中に風を送り込むことで汗を乾かし首を冷やす効果があるという・・・・続きはこちら

アンモニア水浴び重体の男性死亡 愛知の製紙工場事故

愛知県春日井市王子町の王子製紙春日井工場で、配管からアンモニア水が漏れた事故で、愛知県警春日井署は３日、意識不明の重体だった男性社員が２日夜に全身やけどで死亡したと発表した・・・・続きはこちら

運搬用カーゴの下敷き、男性死亡 京都のスーパー

向日町署によると、男性は１人で搬入作業を行っていたとみられ、労災とみて調べている。・・・・続きはこちら

病気になっても働きたい、山口労災病院に相談窓口 山口県山陽小野田市

県内初の開設
病気になっても働き続けたいという人たちの相談に応じる県内初めての「両立支援相談窓口」が今月から、山口県山陽小野田市の山口労災病院（坂部武史病院長）に開設された。「がんと診断されたが仕事を続けたい」という人と事業所の間を相談員が取り持ち、治療と仕事の両立を目指す。
　不治の病とされた疾病も医学の進歩で「長く付き合う病気」に様変わりしている。厚生労働省の国民生活基礎調査（2013年）によると、日本の労働力人口の3分の1に当たる約2000万人が、何らかの病気を抱えて・・・・続きはこちら