名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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ハロウィン「仮装出勤」が会社イベントに…嫌がる従業員にも強制したらパワハラ?

2016-10-26 | 労働ニュース
仮装出勤の強制は、パワハラになるのだろうか。

「厚生労働省の定義によれば、『パワーハラスメント』とは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為だとしています。

具体的には、殴る蹴るなどの身体的な攻撃や、暴言を浴びせるといった精神的な攻撃など、6つの類型があります。

この定義を元にすると、上司という優位な立場を利用して、嫌がる従業員にまで仮装やコスプレをして出勤するよう強いることは・・・・続きはこちら

電通新入社員自殺報道で考える!本当に「いい会社」とは何か? ---

2016-10-26 | 労働ニュース
■企業の利益は犠牲の上には成り立たない

売上や利益が出たとしても、それが、誰かの犠牲の上であるならば、どう考えてもおかしいと藤井は主張する。また、本稿で紹介した藤井の書籍には、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」に選ばれるような「いい会社」の卓越した取り組みと、理論的な裏付けが詳しく書かれている。

本物の「いい会社」を増やし、今回の電通新入社員の自殺といったことを発生させたいために、どうすればいいかを知りたい人には参考になるだろう。経営者、経営企画部門や人事部門に所属する人はもちろん、多くのビジネスパーソンに手にとってもらいたい。
電通新入社員自殺報道で考える!本当に「いい会社」とは何か?

電通過労死事件が突きつける「幸せな働き方」の意味

2016-10-26 | 労働ニュース
東大卒、電通入社、容姿端麗、と世間から見れば「勝ち組」と呼ばれる要素をいくつも持っている女性が、よりにもよってクリスマスの晩に投身自殺をしてしまったというニュースは、かなりセンセーショナルに報じられた。

 自殺をするまでに追い込まれていたことは、SNSのメッセージに端的にあらわされていたため、彼女の置かれていた状況は多くの人に知られることになった。

 昔、鉄道会社に勤めている友人から聞いた話だが、飛び込み自殺をした客の遺留品は、とても自殺した者のそれには思えないそうだ。定期券もまだ長期間残っているものが多いし、上演予定のコンサートチケットや映画の前売り券が出てくることも珍しくないという。残されたスケジュール帳にも、几帳面なほど、死んだ後の日々のスケジュールが書き込まれていることが多いという。

 また、自殺直後の人の脳の状態を調べたところ、あらゆる部位で脳内免疫細胞が通常では考えられないほど異常活性化していたという報告もある。自殺時の脳の状態は「異常」なのだ。

 つまり、人は自殺しかねないような大きなストレスにさらされていても、普段は理性を働かせて、通常通り日々を過ごしているということだ。実際に自殺に走ってしまうのは、幾重にもある理性的なタガが、何かの理由ですべて外れてしまった一瞬である。そのときに衝動的に自殺に走ってしまうのだ。

 彼女のSNSのつぶやきを読むと、まさにその通りだと思った。相当なプレッシャーとストレスがあったが、それをきちんと客観化して、SNSを読む人の立場になって書いていることがわかる。自分がつらいときにも、なぜつらいかを外部の人にわかるように書いている。これをやるには、一度自分の状況や感情を外側から見て、言語化する必要がある。それができている間は、自分の中にある「死んでしまいたい」という気持ちを抑えることができていたのだと思う。・・・・続きはこちら