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名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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「ブラック企業」がますます横行? 労働者派遣法改正「3年制限撤廃」で何が変わるか

2014-10-12 | 労働ニュース
派遣労働については、これまで規制緩和が進められてきたという経過はありつつも、一時的・臨時的な労働に限るというのが建前として維持されていました。しかし、今回の改正は、その建前すら一切捨て去るということを意味します。

当然、企業にとっては、都合よく『いつでも切れる』派遣労働者を活用できるメリットがありますし、パソナなどの大手派遣会社にもメリットがあります」

労働者にメリットはないのだろうか。

「労働者には何のメリットもありません。派遣から正社員という道は完全に閉ざされます。逆に、正社員を使い勝手のよい派遣社員に置き換えるということが、これまで以上に急速に進むことが予想されます」

なぜ労働者にメリットがないと言えるのか。

「もともと派遣労働とは、労働者の雇用について、だれも責任を取らないという制度だからです。派遣先は、いつでも簡単に派遣を切ることができます。

契約上、雇用責任を負っている派遣元も、派遣先から切られたことを理由にして首切りを正当化します。派遣切りについて裁判が各地で起こされましたが、労働者側を勝たせる裁判所はほとんどありません。

派遣法がさらに改正され、派遣労働が主流になっていけば、労働者をモノのように扱う『ブラック企業』はますます横行するでしょう。『様々な仕事を経験』『多様な働き方』と言えば聞こえはいいかもしれませんが、裏を返せば、首切り自由の使い捨て労働がより一層蔓延するということです。

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ノーベル賞・中村修二さん "スレイブ中村"と呼ばれた社畜時代

2014-10-12 | 労働ニュース
LEDについての一連の騒動をめぐっては、これまでにも『真相・中村裁判』(日経BP社刊) や『負けてたまるか! 青色発光ダイオード開発者の言い分』(朝日新聞社)などの書籍も多数出版している中村さん。一連の著書では一貫して"日本の研究者・技術者の待遇が非常に悪い。いくらすごい新発明をしても利益を得るのは会社だけで、研究者本人への報酬が少なすぎる。正当な報酬が得られなければ、優秀な研究者が育たない"と主張してきました。

 事実、20年間のサラリーマン研究者時代、海外の同業者から"スレイブ(奴隷)中村"とあだ名をつけられるほど会社に尽くしていたにもかかわらず、LEDを開発した際に、日亜化学工業会社からは支払われたのはわずか2万円の報賞金だけだったのです。

 本書『大好きなことを「仕事」にしよう』でも、当時を振り返り、"
ノーベル賞・中村修二さん "スレイブ中村"と呼ばれた社畜時代
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「特定派遣」で、技術者を使い捨てにする日本。
国の屋台骨である技術者は、もはや景気の調節弁に。

技術者派遣は年収300万。
設計請負会社は月給20万。

以前は待遇が良かった職種が、今は「長時間低賃金労働」に成り下がっています。
これではあまりにも報われない。

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(社説)年功制見直し―雇用制度全体を視野に

2014-10-12 | 労働ニュース
(社説)年功制見直し―雇用制度全体を視野に
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