那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

原爆について

2013年03月17日 | 世直しのためにどうすべきか
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE%E6%8A%95%E4%B8%8Bより抜粋引用(この後に私の意見を述べます)

極東国際軍事裁判において連合国側はニュルンベルク裁判と東京裁判との統一性を求めていたが、ラダ・ビノード・パール判事は、日本軍による残虐な行為の事例が「ヨーロッパ枢軸の重大な戦争犯罪人の裁判において、証拠によりて立証されたと判決されたところのそれとは、まったく異なった立脚点に立っている[31]」と、戦争犯罪人がそれぞれの司令を下したとニュルンベルク裁判で認定されたナチス・ドイツの事例との重要な違いを指摘したうえで、「(米国の)原爆使用を決定した政策こそがホロコーストに唯一比例する行為」と論じ、米国による原爆投下こそが、国家による非戦闘員の生命財産の無差別破壊としてナチスによるホロコーストに比せる唯一のものであるとした。(略)

またパールは1952年11月、広島市を訪問し、講演「世界に告ぐ」では「広島、長崎に原爆が投ぜられたとき、どのようないいわけがされたか、何のために投ぜられなければならなかったか」[34]など、原爆投下を強く非難した[35]講演では、「いったいあの場合、アメリカは原子爆弾を投ずべき何の理由があっただろうか。日本はすでに降伏すべき用意ができておった」「これを投下したところの国(アメリカ)から、真実味のある、心からの懺悔の言葉をいまだに聞いたことがない」、連合国側の「幾千人かの白人の軍隊を犠牲にしないため」という言い分に対しては「その代償として、罪のないところの老人や、子供や、婦人を、あるいは一般の平和的生活をいとなむ市民を、幾万人、幾十万人、殺してもいいというのだろうか」「われわれはこうした手合と、ふたたび人道や平和について語り合いたくはない」として、極めて強く原爆投下を批判した。(略)

原爆投下当初にはアメリカ側にも原爆投下を批判する意見があった。また強引に原爆投下を命令したトルーマンへの厳しい批判もある。

「いかなる詭弁を用いようと、原爆投下の主目的が、戦闘員ではなく女子供老人などの非戦闘員の殺傷であったことを否定することはできない。そもそもアメリカは日本を挑発しなければ決して真珠湾を攻撃されることはなかっただろう。」―ハーバート・フーバー 第31代アメリカ合衆国大統領

「原爆投下は、米国兵士の命を救うためには全く必要のないものだった。我々は日本に原爆を投下する必要はなかった。」―ドワイト・アイゼンハワー 米第34代大統領 連合国軍総司令官

「日本がソ連に和平仲介を頼んだと知った1945年6月、私は参謀達に、戦争は終わりだ、と告げた。ところがワシントンのトルーマン政権は突如日本に原爆を投下した。私は投下のニュースを聞いたとき激怒した。」―連合国軍総司令官 ダグラス・マッカーサー

「ドイツがアメリカに原爆を落としたとしましょう。その後ドイツが戦争に負けたとします。その場合我々アメリカ国民の誰が”原爆投下を戦争犯罪とし、首謀者を極刑に処す”ことに異議を唱えるでしょうか?原爆投下は外交的にも人道的にも人類史上最悪の失敗だったのです。」―マンハッタン計画参画の科学者 レオ・シラード

「アメリカはこの戦争を外交的手段で終了させられた。原爆投下は不要だった。日本の犠牲はあまりにも不必要に巨大すぎた。私は東京大空襲において、同僚達と、いかにして日本の民間人を効率的に殺傷できるか計画した。その結果一晩で女子供などの非戦闘員を10万人焼き殺したのである。もし戦争に負けていれば私は間違いなく戦争犯罪人となっていただろう。では、アメリカが勝ったから、それらの行為は正当化されるのか?? 我々は戦争犯罪を行ったんだ。一体全体どうして、日本の67の主要都市を爆撃し、広島・長崎まで原爆で、アメリカが破滅させ虐殺する必要があったというのか。」―ロバート・マクナマラ ケネディ政権国務長官 元世界銀行総裁

「日本上空の偵察で米軍は、日本に戦争継続能力がないことを知っていた。また天皇の地位保全さえ認めれば、実際原爆投下後もアメリカはそれを認めたのだが、日本は降伏する用意があることも知っていた。だがトルーマン大統領はそれを知っていながら無視した。ソ連に和平仲介を日本が依頼したことも彼は無視した。この野蛮な爆弾を日本に投下したことは、なんの意味を持たなかった。海上封鎖は十分な効果を挙げていた。この新兵器を爆弾、と呼ぶことは誤りである。これは爆弾でもなければ爆発物でもない。これは”毒物”である。恐ろしい放射能による被害が、爆発による殺傷力をはるかに超えたものなのだ。アメリカは原爆を投下したことで、中世の虐殺にまみれた暗黒時代の倫理基準を採用したことになる。私はこのような戦い方を訓練されていないし、女子供を虐殺して戦争に勝ったということはできない!」―ウイリアム・ダニエル・リーヒ 米海軍提督・大統領主席補佐官

「私はトルーマンに、広島の破壊を示す写真を示した。大統領は、それを見て、我々が負わなければならない恐るべき責任について、私に吐露した。」―ヘンリー・スティムソン 米陸軍長官

「軍人として命令を受けた以上、任務を遂行するのは当然」[83] ―ポール・ティベッツ(エノラゲイ号機長)

「多くの人々が死んでいるのはわかっていた。喜びはなかった」[84][85]―モリス・ジェプソン(エノラゲイ号技術者)
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この他、都市空襲は50万人以上の非戦闘員を殺戮している。

既に日本に勝ち目が無いを分かった段階での無差別攻撃であり、瀕死の重傷者にトドメを刺す戦略で、残酷なことこの上ない。上記のほかにJ・レノンも「日本人が黄色人種でなければ原爆投下は無かった」旨の発言を残している。

原爆投下以来、人類の思想が一変し、大義名分や善悪の問題はどうでもよくなり「どんな卑怯な手を使っても勝てばいい」「勝者が常に正しい」時代になった。

そのアメリカの核の傘の下で日本は形式的には独立国家として、実質的にはアメリカの51番目の州どころか、アメリカの属国になっている。

言うまでもなく現在の日本の条件(憲法、非核三原則など)では万一核攻撃の標的になった場合
1.万歳降参
2.憲法改正核武装(標的になった後では遅いが)
3.アメリカとの軍事同盟に頼る
のほかに見当たらない。
(ちなみに私は核ミサイルを発射地点にUターンさせる究極の専守防衛兵器の可能性について以前書いたことがある。今調べてhttp://allabout.co.jp/gm/gc/292478/ でドクター中松が全く同じ公約をしていたことを知った。可能ならばぜひ開発してもらいたい)
 愛国運動の最大の難問の一つはここにあり、「親米」を主張する人々でも非常に戦略的な親米論であることを忘れてはならない。
 
吉田茂元首相のようにしたたかな人物なら、アメリカが作った平和憲法を盾にとって日本の経済成長を成し遂げることができたが、民主党でも自公連立政権でもそういう芸当が出来ず、アメリカの言うがままに動いているとしか思えない。この歯がゆさは日本人の誰もが感じているに違いない。

それにしても、余りにも無残な敗戦だった。あれは戦争ではなく殺戮実験である。
 日本の女性が米軍基地をたむろして黒人にわざとレイプされるのを好む現象をとりあげ、「性的唯幻論序説」で岸田秀が、原爆による圧倒的な敗戦とその後の政治家の隷属的外交が原因と断定していた記憶がある。私なりに解釈すれば、アメリカ人はマレビト(人知を超える強烈な力を持つ存在)、つまり一種の宗教的なカリスマになってしまったわけだ。レイプされて喜ぶというのは尋常ではないし、そういう人間を作った日本という国家も当然尋常ではない。

天皇制の保全という「条件付き降伏」に拘る鈴木貫太郎首相に対して「日本は勝つときも負けるときも潔く」と諭して無条件降伏を受け入れさせ、玉音放送の原稿に朱を入れ、現在の象徴天皇制を発案したのが禅者として私が最も尊敬する山本玄峰師だった。
 当時の日本としては最善の決断だったと思うが、とうとう日本がここまで来るとは、山本玄峰師がご存命ならどんな言葉を発せられるだろう。


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