那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

冷静になりましょう、被害者の皆さん

2014年02月13日 | 集団ストーカー被害者を救う会

以前から何度も、原理主義・教条主義から脱皮することの大切さや、禅の論理は対立する思想の両否定、または両肯定だ、と書いてきた。例えば、因果律を無視すれば人間は途方もなく堕落し傲慢になるが、因果律を絶対視すると「功徳罰論」にがんじがらめになり、神経の繊細な人はダウンするだろうし、結局原理主義と教条主義に陥る。

だから、自分の思想を敢えて閉ざさず、一部解放系にして、風通しを良くしておくことが最も大切であり、中庸とはそういう意味ではないかと思っている。

ところが、これが難しいのは、自分の考えは絶対だ、と思い込みたい人間の本質=エゴイズム、末那識の作用が働くからだろう。閉鎖系の思想はイデオロギーに堕するのは歴史が証明している。要するに間違っていたと気付いたら素直に訂正し、より包括的な位置に自分の視座を変える自在な運動体でありたい。

 

両極端は相通ずと言われるように、最新のコメントにも書いたが、良識派の自民党と教条主義を脱皮した共産党には絶対的な隔たりはなく、戦前の文献を読むと官憲は「右翼は天皇陛下を旗印にしたアカである」と認識し、共に危険思想と見做されていた。右も左も分裂している今の時代では、大同団結は不可能としても部分団結・各論連合(賛同できる思想と行動に立場を超えて協力する)の形で、自由なネットワークを張り巡らせる方法を選びたいと思う。

前置きはここで止め、本論に入る。以前私はカルトストーカーの手口の一つとして「ガスライティング」を紹介したことがある。http://antigangstalking.join-us.jp/AGSAS_GaslightingTheBook.htm 色々考え、また複数の冷静な被害者の方達と話し合った今現在、「ほのめかし」「ノイズキャンペーン」等々のこの手口をネット上で流行らせた主体は誰だろう?と感じている。余りに多くの人がこの手口を信用し過ぎ、逆効果になってストーカーの思う壷に嵌まっているからだ。

敵を知り己を知れば百戦危うからず、というからこれを参考書の一つとして知っておくことは無駄ではないし、被害者が読めば、なるほど、と思わざるを得ないほど、上手く説明されている。しかし一方で、被害者の不安や被害妄想を膨らませてしまう諸刃の剣にもなっている。ストーカーを過剰に巨大視させる結果に繋がってしまっている以上、今後この問題については距離を取って冷静に観察することにする。

最近、ある被害者の一人から、やはり思考盗聴や音声送信はあり、特許まで取っている、という通知があったので昨夜は遅くまでそれらを調べていた。その結果を一部以下に紹介する。個人間の文章の引用なので、ですます調に変わることを断っておく。

_____________________

【発明の名称】「生体情報送受信によるテレパシーシステムに対する防御装置」を丁寧に調べてみました。この特許はhttp://www1.ipdl.inpit.go.jp/RS1/cgi-bin/RS1P400.cgi/1002/ を見て分かる通り「未審査請求によるみなし取り下げ」となっています。この意味と流れについてはhttp://www.eonet.ne.jp/~dlibrary-kaisetu/no24-keika-check.html をご覧下さい。http://www.soumunomori.com/column/article/atc-11288/ も弁護士が書いた「みなし取り下げ」の解説です。つまり、案を出したまま審査されず特許を得ていないのですから、ただの思いつきで実用化されていないことになります。特許庁に出した全文はhttp://www23.ipdl.inpit.go.jp/PDF/display/JPA_1995306259.pdf?id=2261&N0005=uHiGqaAxlnEgSHJR9cdk&N0000=2010 です。

 
ついでに「【発明の属する技術分野】「考えたり若しくは念じたりすることにより本人か否かを識別する識別システム並びに考えたり若しくは念じたりすることによりこれに対応して作動する思考作動システム」も調べました。
http://www1.ipdl.inpit.go.jp/RS1/cgi-bin/RS1P400.cgi/1001/
なんと、拒絶査定です。
 この意味はhttp://www.saegusa-pat.co.jp/patent/pat_11_0.htm に詳しく書いてあります。
___________________________

要するに特許はどんなにデタラメなものでも自由に出願できるもので、問題は「最終処分」の結果である。集団ストーカー被害者がかなり動揺しているらしいのでここで断言しておくが、思考盗聴や音声通信、念力、テレパシーに関する特許は全て「未審査請求によるみなし取り下げ」か「拒絶査定」である。つまり使い物にならない。

気になる人は「特許電子図書館」http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl から入って検索して調べればいい。

もう夜も遅いので簡単に要約すれば

①思考盗聴(心の中のつぶやきが他人に漏れる)や音声通信(勝手に頭の中で他人の声が聞こえる現象)は無い。
(ソニックキャストhttp://www.sonicast.jp/ は音声通信に似ているが、音をマイクで拾うことが出来るため証拠が残る。また指向性が強いので、家の中にいる人物に標準を合わせて音声を送ることは不可能。音声が聞こえたら家族を呼んで横に来てもらうと同じ音が聞こえるので簡単に分かる)

②電磁波や超音波による心身への被害や攻撃装置は実用されている上、小型改良されている。

③但し、集団ストーカーも暇ではないので、家庭の主婦やヒキコモリの被害者を攻撃するとは考えにくい。被害者は敵を巨大視しないように、自分を攻撃して意味があるだろうか、と冷静になること。

④集スト行為の多くは「人海戦術」を使ったもので、観察していれば誰がやっているか分かる。

⑤テンペスト盗撮(パソコン盗撮)や、普通の盗聴発見器では分からない盗聴でプライバシーが筒抜けになっている場合がある。NTTdocomo事件を思い出すこと。

追記:盗聴と秘密録音について簡単に説明すると、「違法収集証拠排除法則」があり、盗聴した証拠を提出した場合、刑事と民事の違いなど諸説あるものの、普通は採用されず、逆にその違法性を根拠に被害者が盗聴主体者を訴える材料になる。万一それで脅迫されたら相手が捕まります。
 ちなみに盗聴は違法でも、秘密録音のほとんど(AとBが喋っているときにAがBに秘密で録音する場合)は合法とされている。これは自己責任なので気をつけて下さい。

要するに、攪乱されず、冷静に判断し、心配性にならないことです。夜中を過ぎたのでこれで失礼します。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。