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自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

市営野球場での硬式球の使用を可能に=議会報告

2017年02月20日 12時54分06秒 | スポーツ政策
――既存のスポーツ施設の有効活用という観点でお伺いする。現在、市営の野球場では硬式球を使うことができず、市内の野球チームの活動の幅が狭まってしまっている。硬式球が使用できるように改善することを検討すべきかと考えるが、見解は。

生涯学習部長「現在市のスポーツ施設では、富勢運動場や塚崎運動場など8カ所に14の野球場を整備している。しかしながら、現行は既存施設と一般的な硬式野球場とを比較すると、両翼の距離やグラウンドの形状、バックネット等の設備が不足しているなど、いわゆる公認の規格や要件を満たしていないことから、軟式野球に限り御利用いただいている。このような状況の中で、平成21年に硬式野球のホームタウンチームであるYBC、谷沢ベースボールクラブから要望があり、練習に限定して利根運動場の野球場をお貸ししている。議員御指摘のシニアリーグやリトルリーグなどの利用に際しても、YBCと同様に練習に限定して御利用いただけるよう準備をしてまいりたい。現在、候補地としては、他の野球場に比べ比較的面積が広く、周辺に住宅がない利根運動場や手賀の丘公園の野球場を考えている。できるだけ早い時期に御利用いただけますよう、貸し出しの運用や管理方法、利用者側の遵守事項など、施設を管理する指定管理者と協議をしていく」

――これまでYBCが使っていた事例があることは、私も存じていたが、基本的に禁止にしていた理由は。


生涯学習部長「安全性の確保といったところが一番大きな点だと思っている」

――軟式に比べて硬式が危ないというのはよくわかるが、野球場が14施設ある中で軟式しか使えないというと、これから野球を続けていって大きく羽ばたいていくであろう生徒、児童にとって制限になってしまうのかなというふうに思う。そういった意味でもしっかり御配慮いただいて、練習だけてもしっかり硬式のチームが使えるようになっていったらいいのかなというふうに思う

平成28年12月6日 同年第4回定例会一般質問より

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柏市、2019年ラグビーワールドカップ公キャンプ地に立候補!

2017年02月17日 13時01分54秒 | スポーツ政策
 柏市が2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの公認キャンプ地に立候補することが私の質問の中で示されました。その後、正式に立候補をするとともに、事前キャンプの誘致も目指していくこととなりました。今後、担当部課と力を合わせ、実現を目指してまいります。以下は質疑の要旨。


――東京五輪開催まで4年を切り、近隣自治体では事前キャンプ誘致の動きが活発といる。報道を見ても、松戸市はオランダ、ドミニカ共和国、それとルーマニア。流山市はオランダと事前キャンプの合意がなされたと、そういった報道がある。柏市としてはキャンプ誘致の状況はどうなっているか。また、東京 五輪にどうかかわり、市民とともにどのように盛り上げていこうと考えているのか。

市長「東京オリンピック・パラリンピックに向けたキャンプ地誘致は、これまでに具体的な動きはない。今後大会にどうかかわり、盛り上げていくかについては、世界的スポーツイベントの感動を享受し、まちの活性化につなげていきたいと考え、引き続き大会に向けた柏市の基本方針に沿 ってスポーツ推進、国際交流推進、柏の魅力発信に取り組んでまいる。
また、2018年には女子のソフトボールの世界選手権、2019年にはラグビーワールドカップが国内で開催される。この世界レベルの大会は、オリンピック・パラリンピック同様にスポーツを生かしたまちづくりに寄与するものと考え、世界3大スポーツ大会と言われているラグビーワールドカップのキャ ンプ地誘致を目指し、大会組織委員会が募集する公認キャンプ地の応募に向けた準備を現在進めている」

――オリンピックについてキャンプ地誘致が進んでいないことはわかった。それよりもラグビーのワールドカップのキャンプ誘致に応募するとの話があった。五輪、サッカーワールドカップと並んで世界3大スポーツイベントと言われているような大きなイベントに対してそういった取り組みがなされていくというのは、楽しみだなと思う。特に去年のワールドカップでは日本が南アフリカに勝って、五郎丸選手が大変注目されたことが記憶に新しいところだ。それで、応募に向けた準備はどのような形になるのか。

地域づくり推進部長「ことしの春ごろから、市内の中でキャンプ誘致の動きがあり、これまで市としても検討を進めてきた。ラグビーのキャンプ地は公募制となっており、公認キャンプ地になるとハードルが高く、トレーニング施設及び宿泊施設、また関係機関との協議で多くの時間を費やした。しかしながら、ここで応募に向けてのめどが立ってきたので、組織委員会に対して応募申請をする準備を進めているところだ

――その応募してからキャンプ地決定まで、どのようなプロセスがあるのか

地域づくり推進部長「実は応募の締め切りが今月(16年12月)の22日ということになっているが、応募申請をしますとまず書類審査と実地審査が行われ、17年の夏ごろにまず候補地として決定がなされる。候補地として選ばれると、次にチームの視察があり、最終的には来年の秋以降に順次公認のキャンプ地が決定する運びとなる。いずれにしても、これからがスタートとなりますので、何とか公認キャンプ地に選ばれるよう最善を尽くしたいと考えている。

――公認キャンプ地と事前キャンプの違いは。

地域づくり推進部長「公認キャンプ地というのは、(大会)組織委員会が全て管理しているもので、開催地とチームが直接交渉できない決まりになっている。事前キャンプは誘致するほうが直接出場チームと交渉することになる。また、公認キャンプ地になると全て組織委員会が経費を負担してくれるというメリットがあるので、ハードルの高い公認キャンプ地をまず目指したいと考えている。

――できればニュージーランドやイングランドなどの強豪が来てくれればいいなと思いますけれども(笑)、もし実現すれば多くの方が柏にやってくるし、 非常にアピールするチャンスになるのかなと思う。しっかり頑張っていただきたい。

平成28年12月6日 同年第4回定例会一般質問より

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東京五輪に向けた取り組みの深化を=議会報告

2016年08月10日 13時50分53秒 | スポーツ政策
――東京五輪に向けた取り組みについて伺う。現在トップアスリートを招いた講演会など、スポーツに対する関心を強めるような取り組みを行っているが、東京五輪に柏市から選手を送り込もう、あるいはキャンプ地を誘致しようという、そういった取り組みまで考えているのであれば、ほかの自治体におくれをとっているという印象を拭えない。例えば静岡県三島市では、優秀なアスリートの発掘を目指して市がスポーツアカデミーを設立させた。また、全国知事会では、合宿誘致のデータベースを運用しており、昨年10月の段階で400以上の団体がこれに参加をしてキャンプ地の誘致を目指している。柏市でも東京五輪をどのような形で迎えるのか明確にし、取り組みを深めていかなくてはならない。市は今後どのような方針で東京五輪に向けての取り組みを行っていくのか。

教育長「東京オリンピックに向けた教育委員会としての取り組みは、議員の御質問にもあったように、小中学生を対象にオリンピックに参加した金メダリストによる講演会であるとか、トップアスリートによるスポーツ教室を昨年から開催しており、これは2020年まで毎年実施していく予定だ。また、県民体育大会や全国大会、国際大会に出場して活躍している個人や団体に対して、奨励金を交付して側面的に援助する、アスリートの育成を支援することも行っている。本年度からはJOC、日本オリンピック委員会主催のオリンピック教室が千葉県内でも開催されるということにったので、県に対して柏市でも実施していただけるように申請をしている。 
 議員から情報提供いただきました三島市で実施しているジュニアスポーツアカデミーは、将来オリンピック、パラリンピックなどの国際舞台で活躍できる候補生の育成に取り組んでいると伺ってはおりますが、このような取り組みを行うには、競技スポーツに精通し、そのレベルで指導できる指導実績のある指導者やスポーツ団体、またトレーニングができる施設などの環境が整っている必要がある。本市で実施するのにはちょっとハードルが高いかなとは考えるが、柏市体育協会や各競技スポーツ団体に情報提供していくほか、さらに情報を収集して可能性を探ってみたいと考えている。教育委員会としましては、引き続き子供たちを対象にしたトップアスリートによる講演会や実技指導など、側面的支援に努めていく」

――講演会などの実施自体は非常に意義のあることだと思うが、それはオリンピックうんぬんというよりはもうちょっと前の段階で、スポーツ全体の振興という話で取り組むべきものだ。柏市が東京オリンピックでどういう効果、たくさん人が来てもらうようにするためにはこうするとか、柏市への地元愛というのを育てるために選手を送り込むんだとかという話を(具体的に)するのことが重要だと思う。オリンピックに向けて、柏市はこういうことをやりたい、と深いところで集中的に事業を始めていく、絞っていく段階に入ったと思うが市の考えは。

企画部長「柏の中でオリンピックをどう捉えていくかについては、いろいろ(考え方が)あるが、どちらかというとオリンピックを契機に柏の力を出していこうということだと思います。その中では、やはり柏の施設などをできるだけ使うような形でPRをしていくと。ただ、そうはいっても最終的にかかる資金というものがあるので、その辺は市だけではできないということもありますので、地域と一体となって検討していきたい」

平成28年3月8日 同年第1回定例会一般質問より

■関連リンク
柏市が東京五輪の波及効果を享受するための方針=議会報告

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スポーツイベントの継続・拡大のために

2016年04月18日 16時56分21秒 | スポーツ政策
――今後のスポーツイベントや各種大会の開催時の人員の確保のため日本スポーツボランティアネットワーク、JSVNへの加入を提案する。自治体としては既に館山市が加入をしているという事例もあるが、柏市の加入についての考えは。

生涯学習部長「スポーツボランティアについては、競技スポーツを初めスポーツの各分野においてスポーツを支える重要な役割を果たしている。市が主催する手賀沼エコマラソンあるいは柏市民新春マラソンでは、一般社団法人柏市体育協会を初め大変多くのボランティアによって支えられている。このようなスポーツイベントを毎年継続的、安定的に実施していく上でスポーツボランティアの果たす役割は大変重要であると認識している
 また、本市のスポーツ推進の基本施策においても、するスポーツ、見るスポーツと同様に、支えるスポーツの充実を掲げている。より多くの市民がスポーツボランティアとして活動に参加することでスポーツを支えるだけではなく、スポーツへの興味、関心を高め、生きがいづくりや職種、世代を超えた交流の輪の拡大につながることを期待している。
 議員から提案があったNPO法人日本スポーツボランティアネットワークについては、全国有数のマラソン大会や地域スポーツ大会などを運営、サポートしているスポーツボランティア団体で構成されたネットワーク組織で、ボランティアの育成事業なども行っていると伺っている。本市においても地域全体でスポーツ活動を支えるための環境づくりを進めていく必要があることから、これを機に日本スポーツボランティアネットワークの情報収集を行うとともに、加入団体の実態把握などに努めてまいりたい」

平成27年9月17日 同年第3回定例会一般質問より

■関連リンク
日本スポーツボランティアネットワーク

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柏レイソルのACL出場に関する取り組み

2016年04月15日 14時31分42秒 | スポーツ政策
――毎度恒例の質問となっているが、ホームタウン事業について、今回のレイソルのACL出場に関して取り組んだ事業等はあるか

地域づくり推進部長「過去には柏駅東口ダブルデッキ上に案内ブースを設置し、通訳ボランティアとともに柏の見どころなどを紹介した歓迎パンフレットや観光マップを配りながら、街の紹介やスタジアムまでの道案内などを行っている。過去の取り組みの実績から、効果的にPRするにはどうすればよいかといった点が課題であると捉えており、今回は柏駅東口キャノピー部分に試合日を告知する横断幕を設置した。この横断幕だが、柏レイソルから画像の素材を提供いただき、サポーターがデザインをして柏市が設置した3者協力のもとに設置をしている。
 また、海外から来られた方には東口からスタジアムまでの外国語表記の案内看板を設置し、道案内を実施した。さらに、市ホームページや広報かしわ、市民課に設置している動画モニターで情報発信を実施した。今後も試合の周知を含め、市民や本市に来られた方にわかりやすい案内ができるよう適切な方法を検討していく」

平成27年9月17日 同年第3回定例会一般質問より

■関連リンク
柏レイソルとACLについて=議会報告(6)

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JXサンフラワーズのホームゲーム再開を=議会報告

2015年05月01日 17時04分32秒 | スポーツ政策
 柏市は多くのプロ・実業団スポーツチームが本拠地としています。なかでも、女子バスケットボールのJX―ENEOSサンフラワーズは、Wリーグ7連覇を達成し、柏市の市民特別功労賞を受賞するなど、柏レイソルと並ぶわが市を象徴するようなホームタウンチームです。しかし、今年は柏市中央体育館の設備面が十分でないことなどが理由で、柏での試合が行われないことになってしまいました。これは、「スポーツタウン柏」にとって大きなマイナスであり、子供たちから夢を奪うことにもなりかねない事態であると考えます。そこで、市議会平成27年第1回定例会(3月議会)において、サンフラワーズのホームタウンゲーム再開について質疑をいたしました。以下はその要旨。

――まず、ホームタウン事業について、その意義、目的を改めて確認したい。

市長「本市では、柏レイソルやJX―ENEOSサンフラワーズなど、柏市を拠点として全国トップレベルで活躍するホームタウンチームが数多く活動しており、それらスポーツ資源を有する強みを生かした活力と魅力のあるまちづくりを推進することを目的としてる」

――その目的、意義を踏まえて、JX―ENEOSサンフラワーズの柏大会、つまりホームゲームが行われないこと、その主な原因として、中央体育館の施設面が十分でないことが挙げられているが、これについての考えは。

市長「チームからは会場となる体育館について、施設内容と御要望をいただいている。具体的には、冷暖房機器等の設置やゴールリングの固定などだ。これらを解決するには、施設の構造や財政面から大変厳しい状況だが、JX―ENEOSサンフラワーズは本市の知名度アップやイメージの向上に大きく貢献していただいており、本市にとって重要なホームタウンチームと認識をしている。今後ホームゲームの再開の可能性について、チームとしっかり調整を重ねてまいりたい」

――地元のチームを応援できるというのは非常にすばらしいことだ。特に生で試合を見るというのは、ホームタウン事業の本分であり、スポーツ教室を開くにしても、講演会を開くにしても、まずその活躍をしている姿を(市民や子供たちに)見てもらうというのが大前提だと思う。そして、行政はこういう協力をしますと、そしてこういう事業をやりましたという中でそのチームの方々も柏市に対する愛着が深まっていって、市民の方々に勇気や感動を与えるということにつながっていくのだと思う。やはり、もう一度柏で一緒にできるというのが一番いい形だ。今後、難しいところもあるだろうが、改善できる点を歩み寄りながら(再開に向けて)やっていっていただきたいと、これは本当に心からお願いを申し上げる。

 この件については、サンフラワーズの運営スタッフの方ともお話をいたしましたが、中央体育会の設備ではリーグ戦を行うにはどうしても不十分であるとのことでした。一方で、行政として対応できる部分は非常に少ないというのも現状です。サンフラワーズへの市民功労賞授与の際も、Wリーグ5連覇の際に私が提案するまで検討もされませんでした。サンフラワーズに対する市の認識は、実績に比べて非常に低いと言わざるを得ません。何より、女子バスケ日本一のチームが本拠地としているのに、その試合を行えないというのは、バスケット関係者のみならず柏市全体の損失です。柏市バスケットボール協会副会長としても、必ずホームゲーム再開を実現したいと思います。


平成26年5月、サンフラワーズは市民功労賞を受賞。賞状を受け取る新原茜主将(右)


今シーズンの開幕戦では、代々木第二体育館に大勢のファンが詰めかけた

■関連リンク
JXサンフラワーズに柏市民特別功労賞



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「田中浩康球場」実現へ 命名権事業の新形態にも

2014年12月28日 23時11分17秒 | スポーツ政策
2013年12月議会で私が命名権(ネーミングライツ)事業におけるモデルケースとして提案した「田中浩康球場」が実現することが濃厚になりました。すでにスポーツ紙等にも報じられております。

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・「田中浩康球場」誕生へ 柏市

「田中浩康球場」誕生へ-。ヤクルト田中浩康内野手(32)の名前が千葉・柏市の大津ケ丘中央公園運動場野球場に加わる方向で話が進んでいることが14日、分かった。少年野球大会「田中浩康カップ」実行委員会が、開催地として縁のある柏市から命名権購入を依頼されて応募し、審査が通った。同球場は少年野球とソフトボールで利用される広さで主に子どもたちに親しまれている。同委員会が年間15万円での5年契約を結ぶ方針だ。
 ~後略~  (12月15日付 ニッカンスポーツ)
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20141215-1409178.html

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 財政が厳しい厳しいというだけでなく、少しでも財産を活用し「市が自ら稼ぐ」ことが重要だと考え、導入を提案したネーミングライツ事業ですが、その命名主が現役のスポーツ選手だという例は、全国でも非常にまれです。そのため、上記のようなマスコミ報道でも取り上げていただくことできました。

 もう一点、ネーミングライツ事業として特異な点は、いわゆるプロのスポーツ興行やコンサートを催すような集客施設への命名ではない点です。大津ケ丘中央公園運動場野球場は、少年野球用の小さな野球場(というよりグラウンド)ですので、宣伝効果はほぼ見込めません。慈善事業に近いこうした活動は子供たちに夢を与え、スポーツ振興という点で大きな力となってくれるのではないかと思います。

 実現に向けて尽力いただいた市役所関連部課、「田中浩康カップ」実行委員会の皆さま、そして田中選手と関係者の皆さまに心より感謝いたします。今後も、財政改善やスポーツ振興につながる事業が実現できるよう、知恵を絞ってまいります。

■「田中浩康球場」誕生へで期待できる効果
1、柏市の収益源として、ネーミングライツの先例をつくる
2、スポーツ振興、特に少年野球におけるすそ野の拡大
3、スポーツタウン柏のイメージアップ 
4、宣伝目的ではない命名権事業という新形態の具現化
 など

■関連リンク
「田中浩康球場」実現へ~ネーミングライツ実施への第一歩~=議会報告
ネーミングライツ導入へ=「田中浩康球場」も前進


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ホームタウン推進事業の充実化を=決算審査委員会

2014年11月10日 11時08分50秒 | スポーツ政策
 6日、決算審査特別委員会が開かれ、住民票などの取り扱いや地域支援、ごみの処理などを所管する市民環境委員会所属部署の担当事業に関する質疑を行いました。私は、ホームタウン推進事業や防犯灯のLED化に対する補助金などについて質疑いたしました。

 防犯灯は、現在全体の17.1%がのLED化されています。100%にするにはあと5、6年がかかる見込みです。昨年も同様に要望をだし、予算増された項目ですが、先の通り魔事件もあり、さらなるペースアップが必要だと感じています。来年度も同様に予算を増やすように要望いたしました。

 柏レイソル、JXサンフラワーズをはじめ、多くのプロスポーツチームを抱えることは柏市の大きな武器です。近隣市には絶対に真似できないことでもあります。この強みをもっと生かせるような取り組みが必要です。ホームタウン推進事業のさらなる充実化のために、知恵を絞っていかなくてはなりません。

■その他の質疑内容

・広報事業における取り組みと成果
・ふるさとセンター整備事業の状況
・イメージアップ推進事業に関する具体的成果
・環境美化推進事業における不法投棄防止事業の具体的状況
・放射線対策事業の状況と成果
・ホームタウン推進事業における取り組みと成果
・防犯灯設置補助金に関する要望

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柏市が東京五輪の波及効果を享受するための方針=議会報告

2013年11月20日 15時56分19秒 | スポーツ政策
 2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催決定は、日本中に大きな期待と希望をもたらしました。高齢者の中には、「オリンピックを見るまで死ねない」と新たな生きがいにする人もいるほどです。行政的にも、たくさんの波及効果が考えられます。
・スポーツ振興による市民の健康増進
・ボランティア参加などによる市民活動・国際交流の促進
・交通網の整備、バリアフリー化などの社会資本整備
・経済活性化
 例を挙げれば、きりがないほどです。柏市としてもその波及効果は魅力的であろうと考え、すでに3月議会で質問を行いました(関連記事)。9月議会では正式決定を受け、改めて今後の方針を問いました。(質疑は9月17日)



――東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定した。3月議会でその波及効果をどのようにして受けるか、と質問したところ「正式決定すればスポーツを生かしたまちづくりに大きく寄与すると考えられる。迅速に対応できるように情報収集に努めていく」との答弁だった。正式決定を受けた今後の方針は。

企画部長「2002年のサッカーワールドカップ日韓大会の際に(合宿の)誘致活動を行い、複数の国に興味を持っていただいた経緯もあるので、市内のスポーツ施設を活用した事前合宿場所としての誘致や、海外から観戦に来られる方の宿泊地としての活用を考え、積極的にアプローチしていきたい。
 千葉県でも観光客やキャンプ地の誘致に積極的に取り組む意向を示しているので、県と連携した施策の検討も考えられる。なお、JOCでは今後の計画は大会組織委員会により決定されるとのことなので、情報収集に今後も努めていく」

――市としては、主に経済的効果と、まちの盛り上がりなどの効果、どちらに重点を置いていくのか。

企画部長「地域の活性化につながるので経済効果も大切だが、その一点というのではなく全体を見た中で進めていきたい。経済効果だけ見ていくと厳しい面も出てくるかもしれないので、トータルで物を考えていきたい」

――開催が7年後と先のことでもあるし、東京都主体の事業ということで、情報収集など難しい部分があるが、(大きな波及効果があると)期待したいと思うので、鋭意努力していただきたい。


 言うまでもなく柏市は開催都市ではなく、施設建設や交通網整備などの直接的な事業は考えにくいでしょう。期待できる波及効果としては、やはり事前合宿招致や宿泊地として人を集めることだと思います。そして、東京五輪に地元ゆかりの選手を送り出すためのスポーツ振興も今後大事になっていくと考えます。
 政府の五輪政策を担当する文部科学副大臣には、柏市選出の桜田義孝・衆院議員が就任しました。桜田副大臣とも密に連携・情報交換をしながら、世界最大級のイベントの波及効果を柏市が享受できるように、取り組んでまいります。

■関連リンク
東京五輪と柏市=特需・波及効果をどう享受するか

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ネーミングライツ導入へ=「田中浩康球場」も前進

2013年11月19日 17時29分50秒 | スポーツ政策
 命名権(ネーミングライツ)事業の骨子案について、間もなく市長決裁がおりる見込みと担当者より報告を受けました。「財政が厳しい」というばかりでなく、市の資産を有効活用し、税収以外の収入を増やす努力をしなければならないと導入を提案してきた同事業ですが、間もなく形になりそうです。

 またそれに伴い、昨冬話題になった「田中浩康球場」(関連リンク参照)に関しては、決裁後に田中選手側に話をするとのこと。こちらは増収という効果以上に、

・子供たちに夢を与える
・野球はもちろんとしたスポーツの振興
・地元ゆかりの選手をまち全体で応援する機運の向上
・そして「柏市はこういう施策も取り入れる前衛的なまちなんだ」というイメージアップ

 というところまで期待をしています。もちろん、田中選手の事情もありますので決定とは言い切れませんが、夢のある話ですので是非実現してほしいと思います。加えて、今年引退した古城茂幸氏(元巨人、日本ハム)ら柏にゆかりがある他のスポーツ選手に対してのアプローチも検討するそうです。

 いずれにしても、スポーツが盛んな柏市らしい独自性のあるネーミングライツ事業になるよう、今後も取り組んでまいります。

■関連リンク
「田中浩康球場」実現へ~ネーミングライツ実施への第一歩~=議会報告

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