自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

悲願成就 長野、“最後の夏”を涙で終える=第80回都市対抗野球・決勝

2009年09月02日 02時24分55秒 | 野球(ライター時代の記事)
 第80回都市対抗野球大会の決勝、トヨタ自動車(豊田市)vs.ホンダ(狭山市)が1日、東京ドームで行われ、ホンダが4対2で勝利した。本田は1996年以来13年ぶり2度目の優勝。MVPの橋戸賞には今大会3勝を挙げ、ホンダの日本一に貢献した筑川利季也が獲得した。
 そのほかの個人賞は、準優勝のトヨタ自動者から佐野比呂人が敢闘賞に当たる久慈賞を獲得。首位打者賞は長野久義(ホンダ)、打撃賞は松田孝仁(東京ガス=東京都)が輝いた。また、優秀な新人に贈られる若獅子賞は須田幸太(ホンダ)、榎田大樹(東京ガス)、村尾賢吾(日立製作所=日立市)が選ばれた。

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 最後の打者が放った飛球をセンターの小手川嘉常がつかむと、マウンドにホンダナインの歓喜の輪ができた。しかし、そこに背番号10の姿はない。そのとき、長野久義は、2塁ベースの後方で泣き崩れていた。
「日本一になるためにずっと練習してきたんで、最後は込み上げるものがありました」

 昨秋、長野が巨人入りを熱望し、千葉ロッテへの入団を拒否したのは周知の事実。だが、その選択は巨人への憧れだけが理由ではない。ホンダで日本一になりたい。その思いも長野を社会人野球に留まらせた大きな要因だった。

 今大会、長野は絶好調。昨年、4強で涙を飲んだ悔しさを晴らすかのように、19打数11安打、打率5割7分1厘で首位打者賞を獲得と打ちまくった。
 この決勝でも、3回に2点タイムリーを放った。川戸洋平のタイムリーで1点を先制した直後、ランナーは二、三塁。「2アウトからつないでくれたので、絶対にかえそうと思った」と気合を入れて打席に立ったが、カウント2-2なると「2ストライクになってからは、後ろに西郷(泰之)さんもいるし、つなげばいいと思った。その切り替えがタイムリーにつながったと思います」。状況に応じた冷静な判断が、相手を突き放す貴重な一打を導いた。
 大会を通じ、文句なしの活躍を見せた長野だったが、その口から出たのは「少しでもチームに貢献できたかな」という謙虚な言葉。そのひと言ひと言から、フォアザチームの精神がにじみ出る。

「(ドラフトのことは)そのときになってみなきゃわかりません。ワールドカップ、選手権と日程的にきついので、ケガがないようにやっていきます」。
“最後の夏”に、東京ドームで悲願成就。だが、長野の視線の行く先は巨人のユニホームを着て、この東京ドームで試合をすることではない。プロの世界に飛び込む前に、アマチュア球界でもうひと暴れするつもりだ。
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