自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

ライン上のトラブル防止へ 監視アプリ配布の活用

2016年08月26日 12時37分33秒 | 子育て・教育政策
 平成28年第2回定例会市議会の一般質問において、ライン監視アプリの導入について質疑いたしました。子供のインターネットやスマートフォンへの向き合い方は、教育施策の中でも重要な課題です。今後も本実施に向けて取り組んでまいります。以下は質疑の要旨。

――ライン監視アプリについてお伺いする。まだ試行段階ではあるが、子供たちのインターネット上のトラブル、またいじめ防止のために、保護者が危険と判断するような単語がラインなどで使用された場合に通知されるアプリを無償配布するという事業は大変有用であり、注目されている。新聞報道等で取り上げられるており、それだけ社会的に的を射た施策であるという証左とも言え、本実施となれば活用したいと考える市民がたくさんいるのではないかと思う。しかしながら、一方でインターネットに対する考え方、向き合い方に対する意見はさまざまであると考えるが、具体的な運用方法についてお示しいただきたい。

生涯学習部長「今回の実証実験は、fiLiiかしわというサービスを利用して、スマートフォンを持たせる家庭での見守りと協力を得て、お子様のSNSの利用状況を親子で共有することにより、いじめ、非行、依存性の抑止に対する効果を検証するものだ。利用に際しては、親子の同意を前提に、このサービスに登録すると保護者は危険なやりとりの可能性を示す単語や相手方、日時などの警告を通知として受けることができる。このほかに提供を受けられる情報として、お子様のSNS接続時間数や利用のあった時刻、やりとりをする友達関係も確認することが可能となっている。御家庭では、これらの具体的な情報を利用して、今の利用状況に問題があるか、問題を解決するためにはどうしたらよいか、スマートフォンの使用ルールをどう決めるかなど、親子間で話し合うきっかけにしていただければと考えている。
 なお、サービスの実施期間終了後には、サービス開発会社にアンケート調査の結果や要約された収集データを提供していただく。アンケートでは、実証実験に対する参加、不参加の理由やフィルタリングソフトの設定状況、ネットトラブルの経験などをお聞きする。また収集情報としては、お子様の利用時間数、時間帯の分布、SNSの利用状況等をまとめてにいただく。これらアンケート等で寄せられた御意見や課題、収集された情報とその分析結果を踏まえ、サービスの効果や継続の是非等も含め、実証実験の後の運用について検討してまいる」

平成28年6月15日 同年第2回定例会一般質問より

東京五輪に向けた取り組みの深化を=議会報告

2016年08月10日 13時50分53秒 | スポーツ政策
――東京五輪に向けた取り組みについて伺う。現在トップアスリートを招いた講演会など、スポーツに対する関心を強めるような取り組みを行っているが、東京五輪に柏市から選手を送り込もう、あるいはキャンプ地を誘致しようという、そういった取り組みまで考えているのであれば、ほかの自治体におくれをとっているという印象を拭えない。例えば静岡県三島市では、優秀なアスリートの発掘を目指して市がスポーツアカデミーを設立させた。また、全国知事会では、合宿誘致のデータベースを運用しており、昨年10月の段階で400以上の団体がこれに参加をしてキャンプ地の誘致を目指している。柏市でも東京五輪をどのような形で迎えるのか明確にし、取り組みを深めていかなくてはならない。市は今後どのような方針で東京五輪に向けての取り組みを行っていくのか。

教育長「東京オリンピックに向けた教育委員会としての取り組みは、議員の御質問にもあったように、小中学生を対象にオリンピックに参加した金メダリストによる講演会であるとか、トップアスリートによるスポーツ教室を昨年から開催しており、これは2020年まで毎年実施していく予定だ。また、県民体育大会や全国大会、国際大会に出場して活躍している個人や団体に対して、奨励金を交付して側面的に援助する、アスリートの育成を支援することも行っている。本年度からはJOC、日本オリンピック委員会主催のオリンピック教室が千葉県内でも開催されるということにったので、県に対して柏市でも実施していただけるように申請をしている。 
 議員から情報提供いただきました三島市で実施しているジュニアスポーツアカデミーは、将来オリンピック、パラリンピックなどの国際舞台で活躍できる候補生の育成に取り組んでいると伺ってはおりますが、このような取り組みを行うには、競技スポーツに精通し、そのレベルで指導できる指導実績のある指導者やスポーツ団体、またトレーニングができる施設などの環境が整っている必要がある。本市で実施するのにはちょっとハードルが高いかなとは考えるが、柏市体育協会や各競技スポーツ団体に情報提供していくほか、さらに情報を収集して可能性を探ってみたいと考えている。教育委員会としましては、引き続き子供たちを対象にしたトップアスリートによる講演会や実技指導など、側面的支援に努めていく」

――講演会などの実施自体は非常に意義のあることだと思うが、それはオリンピックうんぬんというよりはもうちょっと前の段階で、スポーツ全体の振興という話で取り組むべきものだ。柏市が東京オリンピックでどういう効果、たくさん人が来てもらうようにするためにはこうするとか、柏市への地元愛というのを育てるために選手を送り込むんだとかという話を(具体的に)するのことが重要だと思う。オリンピックに向けて、柏市はこういうことをやりたい、と深いところで集中的に事業を始めていく、絞っていく段階に入ったと思うが市の考えは。

企画部長「柏の中でオリンピックをどう捉えていくかについては、いろいろ(考え方が)あるが、どちらかというとオリンピックを契機に柏の力を出していこうということだと思います。その中では、やはり柏の施設などをできるだけ使うような形でPRをしていくと。ただ、そうはいっても最終的にかかる資金というものがあるので、その辺は市だけではできないということもありますので、地域と一体となって検討していきたい」

平成28年3月8日 同年第1回定例会一般質問より

■関連リンク
柏市が東京五輪の波及効果を享受するための方針=議会報告

組体操の不実施方針に対する考え方

2016年08月05日 12時03分47秒 | 子育て・教育政策
――(公立小中学校での)組み体操の不実施方針についてお伺いする。主に危険性を理由に、体育祭等での組み体操は行わないと校長会で決定して、それを教育委員会が追認をする形で今回決定したと伺っているが、現場でそういった判断がされたということは尊重すべきなのかな思う。しかし、一方で児童生徒の体力の低下が問題視されている中で安易に中止にしてよいのかという意見ある。まず、長年続けられてきたこの組み体操、どのような効果を狙ってやってきたものなのか。また、それにかわり、同じような効果を期待できる競技としてどのようなものが考えられるのか。

教育長「社会的に大きな関心を集めており、教育行政方針においても追加報告をさせていただいた。平成27年11月ころより情報の収集や検討を重ね、最終的な判断に至った。御質問にありました組み体操の効果、長年実施されてきたんだけれどもというお話については、ピラミッドや塔、あるいはそれぞれの演技種目は、児童生徒が繰り返し練習しながら互いを信頼して完成していくという、そういった特性を持つことから、児童生徒の一体感、達成感を実感することをもって教育的効果というふうに捉えてきた。今後それにかわる種目が考案されるのかどうかは、各学校工夫して取り組んでいきたいと申しているが、比較的組み体操と類似の種目で考えると、創作ダンスのようなものを取り入れたり、表現活動、あるいはマスゲーム、集団演技といったようなものが考えられる」

――もう一点、授業での武道の履修が必修化された際には、同じように危険性が議論された。そんな中、さまざまな対策を練って実施を決定した経緯がある。国の決定であるということで今回と事情は異なるが、整合性というか、実施する、しないのところに考え方に違いがあるのかどうか。

教育長「武道と今回の組み体操の安全に対する対応の違いは、武道は学習指導要領に定められた男女必修の領域で、学習指導要領に定められたということは、実施することが法的に義務づけられているということだ。したがいまして、ガイドラインの作成や講習会等に取り組み、安全に配慮しながら実施できるように指導、助言をしている。これに対して組み体操は、各学校の裁量で実施されている特別活動の中の体育的行事、例えばマラソン大会や運動会、縄跳び大会など、その体育的行事のさらにその中の一種目、組み体操をやるとか障害物競走をやるとか、あるいは借り物競走をやるとかという、その中の一種目なので、本来各学校がそれぞれ工夫して決めればよい性質のものだ。したがって、今回市内小中学校同一歩調で組み体操は実施しないとした現場の校長先生方の判断を支持することとした。また、この春にも運動会を実施する小学校が市内で小学校の約半数を占めているので、年度内できるだけ早い時期に教育委員会としての判断を示すようにした。
 議員の御質問の中にあった運動能力の低下の問題というのも確かにある。運動会、体育祭の種目やその練習でこの問題をカバーするというよりは、第一義的には保健体育の授業や学校全体の教育活動の中でそのことはしっかり取り組むべきものと考える」

平成28年3月8日 同年第1回定例会一般質問より