自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

放射能対策・柏市のイメージ回復戦略について=議会報告(3)

2012年03月28日 12時12分05秒 | 政治・議会活動
3月議会の質疑並びに一般質問において放射能対策、特に表題の件について質問いたしました。私は議会にける放射能問題の議論で最も足りていないのは、この件だと思っています。線量そのもの問題を取り上げる議員は多く、それはもちろん大切なことで、前項でも書かせていただいた通り、着実に除染が進んでいます。しかし、一度付いた悪いイメージを払しょくするには至っておらず、人口伸び率の低下や市へ訪れる方の減少などで大きな損失を被っています。
そんな折、市長が市広報紙上で「イメージ回復は自らの手で行わなくてはならない」という趣旨の発言をいたしました(「広報かしわ」2月1日号・市長室だより「住みたい街に戻すために」)。そこで、具体的にどうしていくつもりでいるのか、市長を質しました。


質問の要旨
「広報かしわ」の内容は市長の放射能対策に対する意気込みが伝わる、大変心強い内容だった。締めの部分を引用する。
――多くの報道によって、「汚染された街」のイメージは相当広まってしまいました。しかし、マスコミは除染活動やその後の数値低下は報道してくれません。イメージ回復は自らで行うほかありません。市民の皆さんと力を合わせて、この緊急事態を乗り越えていきたいと思います――
柏市の行政のトップとして大変頼もしい一文であり、これに反対する者はこの議場に一人もいない。しかし、具体的な施策については触れていないので、市長の考えをぜひお聞かせいただきたい。


答弁の要旨(答弁者=市長)
今回の放射線報道でまちに対するネガティブなイメージが広まってしまった。その克服のため、市内・市外ともにきちんとメッセージを発信していかなくてはならない。
まず市内に対しては、線量を実際に落としていくこと。特にお子様が背渇される場所、学校や幼・保育園等を事故前に近い状態まで除染し、実際に線量が下がったことを逐一報告していくことが必要であると思っている。また、市民との協働のなかで一緒に活動し作業をすることで線量低下を実感していただくことも大切だ。
市外に関しては、マスメディアにわれわれの状況をどうやって載せるかが大事なポイントだ。線量が下がった、あるいは下げるための活動はなかなか取り上げられないと思うので、メディアに取り上げていただけるようなイベントを企画し、それをとおしてわれわれは安心・安全の中で普通に生活していることを、線量が下がった後に伝えていけるような形ができればな、と認識している。

第2問
――市外に対しての発信というのは、人口の伸び率の低下や柏に足を運んでくれる方が減ってしまう、ということを懸念も含めてのことか。
(市長) はい。外からいらっしゃる、社会的る流入の数字が下がっていることを懸念している。
――はっきり言って、市外の方は柏でやってるイベントに大きな関心を持つとは思えない。例えば新聞広告を買う、テレビCMを流すといった大々的な発信をしないと手遅れになる。ぜひご検討いただきたい。

これについては、第2問で進言した内容を強く主張したい。この情報があふれる世の中で、柏にゆかりのない方がどれだけ柏のことを気にしているか。今回の答弁にあったようなやり方で、多くのメディアで異常なほど露出した悪いイメージを覆すとは到底思えません。
しかし、露出は金で買えます。私は買うべきだ、そう思います。

<了>


関連リンク
住みたい街に戻すために 広報かしわ 平成24年2月1日号から(柏市HP)

放射能対策・民有地・個人宅の除染について=議会報告(2)

2012年03月27日 15時08分50秒 | 政治・議会活動
3月議会の質疑並びに一般質問において放射能対策、特に表題の件について質問いたしました。除染計画の策定により、学校や幼・保育園および市有地・公共施設の除染はめどが立ちました。次のステップは、民有地の線量を低下させることだと考えます。そのために行政としてどうしていくのかを質しました。


質問の要旨
学校、幼・保育園および市有地・公共施設の除染計画にめどが立った今、本格的に民有地、特に個人宅の除染にを考えなくてはならない。私も知人宅の除染作業に立ち会った(「個人宅除染リポート」参照)。方法、結果は担当部署に提案済みなので割愛するが、柏の線量であれば、雨どい下などの極々局地的な高線量個所(マイクロホットスポット)を除染することで、全体の線量が低下するという。安心・安全のためには、マイクロホットスポットをつぶしていくことが重要だと考える。 しかし、市がすべての民有地を除染するのは現実的ではなく、市民の協力が不可欠だ。こうした輪を広げていくことが大事だと思うが、市としてはどう考えるか。

答弁の要旨(答弁者=市長、環境部長)
市民の皆さまとの協働による除染を推進していきたいと考えている。具体的には、町会等の地縁団体にご協力いただき、生活道路や民有地における高線量個所の把握と除染を実施していく。市職員から任命した除染アドバイザーの派遣を行い、地域の皆さまと協議しながら地域ニーズに合わせた除染の実施を図っていく。(環境部長)

議員ご指摘のマイクロホットスポットなどの行政ではスピーディーに対応しきれないことに関しては、市民との協働、一緒に活動を行うことに
よって安心・安全に近づいたと認識していただくことが大切であると思っている。(市長)


まず、私と市側との共通認識が「民有地の除染は市民の協力が必要」ということ。しかし、実問題としてこの問題に対する考え方、生活サイクル等がそれぞれ違う市民に対して個別対応は難しい。そこで、地域性が高い町会・自治会を主体として除染活動を行うという考えに至るわけですが、これは理に適った適切な方法であると思います。とはいえ、これは市民の誰が悪いわけでもなく、災害によって降ってわいた活動。できるだけ町会等の負担を軽減し、要望に応えていただくように要望いたしました。今後も、「個人宅除染リポート」で紹介した活動も含めて、民有地の除染を推進して参ります。


<了>


■関連リンク
個人宅除染リポート

放射能対策・除染計画について=議会報告(1)

2012年03月27日 07時43分16秒 | 政治・議会活動
3月議会の質疑並びに一般質問において放射能対策、特に除染計画について質問いたしました。現在の柏市にとって最優先事項となっている問題であり、現在は策定された除染計画に基づき、子ども達の生活空間となる学校・公園・公共施設を優先して除染作業を進めている現状ですが、市民の安心・安全と市の経済的・時間的な損失を最低限に抑えるために、今後さらなる深化が必要です。そのため、計画さらに前に進むように、下記のような質問をいたしました。

質問の要旨
 柏市の除染計画案は福島の議員、行政関係者、除染に携わった業者の方などから「よくできている」とお褒めの言葉をいただくなど、ち密なものとなっている。まずは立案に携わった関係各位に御礼申し上げる。しかし、国の対応が急きょ変わるなど、計画を実際に行動に移すとなると問題が出くるのは常だ。そこで以下について質問する。
(1)各自治会、町会、団体等の除染における補助金の交付はどういう基準でやっていくのか。また、それら自治会、町会、団体の規模は当然ちがうので、ある種の不公平感が出てくるのではないか
(2)今後、除染計画を進めていく上で、不足部分が出てきた際の対応の準備はできているのか
(3)現在、放射能対策室にはどのような意見・要望がよせられているのか

答弁の要旨(答弁者=環境部長)
・(1)に対する答弁
当初、各団体に対し除染作業1事業に対し上限50万円の補助金を出す予定だったが、国の補助金交付要綱の決定や町会等の事務作業の軽減のために、必要な消耗品等(長ぐつ等)を上限なく支給する形に切り替えた。このため、町会の規模等に関係なく必要な物品を納品できるので、不公平感はでないと考えている
・(2)に対する答弁
除染計画策定後の計画の見直しについては、除染の進ちょく状況や市民の意見をいただくなかで、必要に応じて適宜見直していく
・(3)に対する答弁
(放射線対策室の発足)当初は市による訪問測定の以来や測定器の貸し出し依頼などが多かったが、現在は減少傾向にある。一方で、町会等の支援制度が多くなっているなど、全体的に市民の皆さまとの協働による除染に対しての前向きな相談が多くなっている

 まだまだ市民団体などから「あれもこれも」と要望や請願がきていたりもしますが、行政の役割は地に足の着いた仕事、現実に即したやり方で最大限の効果を出すことである、とこの件に関しては考えます。そのなかで、市に求められることは除染計画を粛々と進めることであり、状況の変化、市民の要望に柔軟に対応していくことです。そのため、上記の内容を確認いたしました。今後は国や東京電力の方針にも左右されますが、ぶれずに前に進んでいくように注視していく所存です。

<了>

■関連リンク
「柏市除染実施計画」を策定(柏市ホームページ)

3月議会質問事項

2012年03月04日 22時27分29秒 | 政治・議会活動
3月6日(火)、15:30から一般質問に立ちます。
傍聴もできますし、インターネット中継もございますので、
興味のある方は、ご覧いただければ幸いです。

1 放射能対策について
1、除染実施計画
2、「住みたいまちに戻すために」市長の考え

2 柏の葉地区開発について
1、総合特区・環境未来都市への指定、国際キャンパスタウン構想を含めた同地区のまちづくり
・市長の考え方
・市としての狙いと終着点
・公民学連携における市の立ち位置
柏の葉キャンパス駅周辺の整備

3 交通弱者への対応と交通安全確保について
1、沼南地区におけるオンデマンド交通
2、具体的な事故対策

4 中学武道必修化について
1、教員、学校側への指導
2、事故防止、安全対策

5 スポーツ振興について
1、ACLに向けて
・レイソル支援体制への前議会答弁からの進捗状況
・柏を知っていただくための具体的施策
2、市民スポーツ振興
・スポーツをする機会の充実を
・教育とスポーツ
3、スポーツを使ったまちづくりに対する市長の考え方

■柏市オフィシャルウェブサイト
発言順位11 円谷憲人 議員
平成24年第1回定例会 質疑並びに一般質問通告者
平成24年第1回定例会録画中継
本会議ライブ中継