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黛信彦の時事ブログ

ガソリン国会でいいではないか?

2008年01月22日 | 政治・政局
「ガソリン税」攻防 歳入関連法案、あす国会提出へ 「月内通過論」が再浮上(産経新聞) - goo ニュース

情けないが、今、国論はガソリンで2分している。
与党と大半の自治体は暫定法案の日切れを心配し、マスコミの多くは日切れ後の再可決によるパニックを危ぶんでいる。
しかし、国民の七割近くはガソリン税の暫定税率分25円の実質値下げを望んでいる。

ここで重要なことは、パニックの回避である。
又、民主党が主張するように関税関連法を分解し、揮発油税のみ別扱いというのはやりにくい。

となれば、与党の立場としては与党のスケジュールで年度内に延長を決着し、日切れによるパニック回避に努め、公明党案の5年以内に見直す方向でいいのではないか?

逆に、野党は与党が再可決で延長を決めれば①与党の横暴を喧伝できるし、②パニックを回避できるから、一石二鳥だ。
とにかく、民主党は2.8兆円の穴埋めに具体性がない。
あとは、政権をとってからゆっくりと予算繰りをして廃止法案を出せばよいではないか?
それまでは例えば4月1日からのガソリン税25円の差額見込みを、車検時の自動車税などで相殺するようにすれば国民の人気はますます高まるだろう。
解散は「洞爺湖サミットを終え、北京五輪閉会式後の8月27日、投票日はアジア欧州会議に間に合う10月5日とすべきだ。」が、私の思う最善策だが、ガソリン国会を掲げた民主党は、4月に入ったら倒閣運動を起こせばよろしい。
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