エアバッグで揺れるタカタ。
今年の1月、ある会社の仕入れ担当者の話を聞いて驚いた。
昨年末に、タカタの某事業部長の一人が挨拶に来て、「私の事業部では問題は起きていません。 タカタ製品が多くの人の命を救っていることも事実です」、というように言ったという。 勿論その会話の前後にはエアバッグ問題で、地球規模でメーカーやユーザーに「ご迷惑をおかけ致しております」という事情説明もあったものと思う。 小欄 . . . 本文を読む
●19日、トヨタ自動車・豊田章男社長がリコール問題で現地24日予定の米国下院公聴会の召致を受けると発表した。
17日には「現地法人の経営陣に信頼を置いている」として北米トヨタ自動車(TMA)の稲葉良睍(よしみ)社長を出席させるとしていたものの、米国議会の不満が死活問題と悟った結果であろう。
ともあれトヨタ社長の決断は遅かったとはいえ英断である。
ネット検索で、韓国・中央日報09年2 . . . 本文を読む
クライスラーに続いてGMが破綻するなか米国自動車業界ではフォードが一人で頑張っている。
16日付産経新聞「次代への名言」欄は、1903年の今日(16日)、そのフォードが設立されたのだとして、創業者であるヘンリー・フォード一世の名言を書いている。
■フォード
~・~・~ 創業者、ヘンリー・フォードは規格外の人物だった。彼は「企業は国民全体に対する奉仕をなさねばならない」という心情を持ち、株主よりも . . . 本文を読む
りー・アイカコッカが救ったクライスラーは破たんした。
次に6月1日、『晴れた日にはGMが見える』で、ジョン・デロりアンが憔悴したGMが岐路に立たされる。
ならば、次の次はヘンリー2世がアイアコッカを追い出した、フォードなのだろうか?
クライスラーが米・連邦破産法11条(日本の民事再生法にあたる)の適用を申請し破たんしたことを、日本の5大紙社説は2日付、揃ってコメントした。
読売は、「GMは最近、 . . . 本文を読む
世界的金融恐慌のなか、小椋久美子と潮田玲子のオグシオペアが東証大納会の今年最後の鐘を鳴らした。↑↑
小椋の鐘は『カン』と、潮田の鐘は『コン』と虚しく響いた。
NHKニュース7は次のように報じた。
東証は8859円56銭で今年の取引を終え、前年末比6448円22銭(42.12%)下落し、平成12年ITバブル崩壊時27%、平成2年バブル崩壊時39%を超えて過去最高の下落率を記録した。
これにより、東 . . . 本文を読む
新銀行東京は、「東京発金融改革」を掲げて、石原慎太郎都知事の『資金調達に悩む中小企業を救済すること』との肝いりで、99年にBNPバリバリ信託銀行を設立し、04年4月、東京都が買収したことから始まった。そのプロトタイプは、95年に都知事選で青島幸男氏に敗れた大前研一氏の発想だとも言われている。
さて、今3月期決算で累積赤字1000億円に膨らむ見込みの新銀行東京は、2月20日、400億円の増 . . . 本文を読む
2月17日、TV朝日サンデープロジェクトは、経済ジャーナリスト・財部誠一氏が急成長するベトナムを、「中国を超えられるか?」としてリポートした。以下概要。
●ベトナムへの日本企業進出
日本企業の進出は90年代、住友商事がハノイに開発した『タンロン工業団地』完工から本格化し、三菱鉛筆・キヤノン・住友ベークライト・TOA・デンソー・東陶機器・松下電器産業・HOYA・住友重機械工業など600社を超 . . . 本文を読む
地球は、資源を掘削され・吸引され続けていて、いずれは穴だらけ・皺だらけとなり、人類の生存を許さない星となる。
しかし、解決策があるはずだ。
方法は、「修復」から「蘇生」に至る道である。
我々の子孫は、その道を辿らなければならず、必ずや「地球再生」を成し遂げるものと思う。
その為に今生を受けている我々が果たさなければならないことが、環境元年(朝日新聞1月1日)の意識と環境破壊を最低限にとどめる行動で . . . 本文を読む
TV朝日9/30「サンデープロジェクト」では、先週に引き続き、今年過去最高益を更新した三菱商事の大改革に関する後編が放映された。
先週放映されたオーストラリア・クレアモント炭鉱に対する出資を決意させたのが、タイで「いすずピックアップトラック」の販売、宣伝を一手に担うトリペッチ社(三菱商事子会社)の奇跡的成功だったという。
そして、これらの成功が新たな成功を生む事になる。
たった3人に縮小され年商1 . . . 本文を読む