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黛信彦の時事ブログ

大連立構想破綻の意趣返し?

2008年01月22日 | 政治・政局
「大連立で合意」=昨秋の福田・小沢会談-自民幹事長明かす (時事通信) - goo ニュース
通常国会で「ダボスでやるからおれはいい」と辞退した小沢一郎代表に代わって通常国会の代表質問に立った鳩山由紀夫幹事長。直後に小沢代表は、ダボス会議への出欠を三転して「不参加」を決め、ここでも鳩山幹事長が代わりに出席することになった。
小沢一郎代表の、ダボス会議に「行く・行かない」の変心を、報道各社は1月19日、「迷走」でくくっていたが、最終的には1月21日「行かない」と決めたようだ。
しかし、まだまだ判らない。又、鳩山幹事長の心労を垣間見るが、ここまで鳩山幹事長に苦労をさせるのは、大連立ぶち壊しの意趣返しであろうか?

●ダボス会議迷走の経緯
 民主党小沢一郎代表は
 ・12月28日、「ダボス会議に出る」と決定
 ・01月17日、「出ない」と変更
 ・01月18日、「やっぱり出る」と迷走
 ・01月21日、「やっぱり出ない」と三転

●鳩山幹事長の心労
 ・11月06日、小沢代表、代表辞意の撤回に奔走
 ・01月14日、小沢代表の本会議途中退席を国民に謝罪
 ・01月18日、小沢代表ダボス不参加翻意に注力
 ・01月21日、小沢代表に代わり衆院本会議代表質問
         小沢代表に代わりダボス会議出席決定

●感想
 政権党になろうとするなら、鳩山幹事長が言ったように、「サミットが日本で開かれる年に、首相より強烈でたくましいメッセージを発出してほしい」との考えは民主党支持者の共感を得ているはずだ。
それを、あえて拒否するのは「大阪知事の応援で体調を崩した」だけとは考えられず、やはり大連立構想破綻の意趣返しであろう。
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