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黛信彦の時事ブログ

「値下げ隊」解隊

2008年01月23日 | 政治・政局
民主党は、ガソリン税暫定税率で道路一般財源化への方針転換を決めたようだ。
理由は、『暫定税率を廃止して、ガソリンの値下げをするキャンペーンに力を入れてきたが、人気取りとの批判に押され、「値下げキャンペーンだけ続ければ、世論の風向きが変わる恐れもある」「逆効果となってきた」(幹部)と判断した。』
との事だが、本当の理由は2.8兆円の財源確保に根拠が示せないことであろう。
「政策立案能力」の未熟さを又もや露呈した。

国民の七割近くに、ガソリン(25円/ℓ)値下げの期待を抱かせ、道交法違反ビラを配布するなど、ガソリン国会と宣言して「値下げ隊」を結成したが、隊旗は2週間で下ろされた。

尚、「解散はいつ」であるが、
すでに今日時点で民主党の大勝は有り得ず、野党で過半数ギリギリ以下であろう。
さらに、来年度予算成立が遅れたり、野党が妨害するようなことが起これば、洞爺湖サミットが終わり北京五輪閉会式後の8月27日解散で、逆に与党が衆院3分の2に迫り、民主党は実質惨敗という結果になると思われる。
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