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「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

『小沢は政治屋』 国費で選挙運動

2009年10月28日 | 政治・政局
『小沢は政治屋 新人反旗』と、29日付(28日販売)夕刊フジには大きな見出しがあった。 必殺仕分け人と形容され、意気込んで来年度予算圧縮の仕分けに取りかかろうとした仙石由人・行政刷新相が小沢一郎幹事長に仕分けされてしまい、予算の仕分け作業は中止に追い込まれた。 一年生議員を刷新会議に組み入れたことが小沢氏に無断だったことから怒りを買ったわけで、27日のニュース番組には「新人は素人、何も知らない素 . . . 本文を読む
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5大紙社説に見る 所信表明は絵空事

2009年10月27日 | 5大紙社説
26日、民主党は3人の最高顧問から渡部恒三氏と藤井裕久氏が外すという党役員人事を決めた。財務相に就任した藤井氏は別としても、無役の渡部氏については民主党内でも「渡部外し」が公然とささやかれている。 そういう、民主党の恥部・暗部工作を覆い隠すように、臨時国会で鳩山由紀夫首相が所信表明を行ったが、これが、すこぶる評判が悪い。 5大紙社説のタイトルを合成すると次のようになる。 『「友愛政治」実現の道筋を . . . 本文を読む
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「小沢さんは、世の中なめてる、老人殺し」―(2)

2009年10月26日 | 政治・政局
昨年9月18日の産経新聞に、小沢一郎幹事長(当時:代表)について、小沢氏も含め歴代の自民党幹事長22人に仕えた奥島貞雄・元自民党幹事長室長が、「首相にならぬことを祈る」として≪私の小沢一郎論≫を寄稿した。 そこには「小沢さんは偉い人の前では非常に礼儀正しく振る舞う。「老人殺し」と言われたほどかわいがられました。でも、その人が部屋を出ていくと、ころっと態度が変わるんです」と書かれている。 「小沢さ . . . 本文を読む
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外相は思い上がり 首相は分裂気味

2009年10月25日 | 政治・政局
国会開会式での天皇陛下の「お言葉」を「工夫できないか」と岡田克也外相が求めたがどういう意味だろう。 およそ、国民の全てが、「天皇陛下自ら、国政について述べたいことを山ほどお持ちのはずだ」と思っているが、言うに言えないお立場を理解している。 岡田外相も、公民権を持たない天皇陛下の国事行為を理解できていないはずがない。 そのうえで、「政権交代を祝うお言葉をかけられよ!」とばかりの発言は思い上がりにも程 . . . 本文を読む
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浜矩子語録(83) 後なる者と近江商人 二つのノーベル賞

2009年10月25日 | 浜矩子語録
今年のノーベル平和賞はオバマ米大統領に贈られることになったが、『CNNとオピニオン・リサーチ社の世論調査によれば米国民の56%がこれを支持していない』ことが20日報じられた。大方の見方は実績が伴っていないことが批判の理由となっている。 日本のマスコミも評価は辛目で、10日付5大紙社説もオバマ大統領の「今後」を期待している。『大統領は今回の受賞を「行動への要求」と受け止めた』と日経が書いたが、オバマ . . . 本文を読む
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首相、外相、防衛相の危機感欠如こそ日米同盟の危機だ

2009年10月23日 | 5大紙社説
産経新聞によれば22日、シンクタンク・日本国際フォーラムが普天間移設問題に絡み『積極的平和主義と日米同盟のあり方』というお題の提言書を鳩山由紀夫首相官邸に提出し、同フォーラムの伊藤憲一理事長が記者会見で鳩山政権の外交・安保政策について「日本は“普通でない国”から“普通の国”へと新化してきた。それを元に戻そうとしている」「消極的平和主義」などと批判したという。 その普天間移設問題は米国政府の要望が . . . 本文を読む
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郵政新社長内定者は『官僚の代名詞』

2009年10月23日 | 政治・政局
日本郵政の新社長内定者が官僚出身の齋藤次郎元大蔵(現財務)事務次官になったことを、22日付5大紙は「まさか」の驚きと憂慮をもって見ている。前日の社説では「西川氏の勧奨辞任はやむを得ない」とした毎日・読売も同様だ。 以下、22日付5大紙社説 ■タイトル ▲朝日:郵政新社長―民から官へ、逆流ですか ▲産経:郵政新社長 「脱官僚」の看板は偽りか ▲日経:元次官に郵政託す「脱官僚」 ▲毎日:郵政社長人事 . . . 本文を読む
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鳩山首相怠慢、国家破滅の兆し

2009年10月22日 | 政治・政局
民主党は国家を破滅させそうだ。 「無駄を削って国債は増やさない」という話をしていた。 反面「財源は、政権をとればどうにでもなる」という話もあった。 結局、後者の言葉どおりになった。まことに怖い話である。 結果、2010年度予算は概算要求で95兆円、国債発行50兆円超え容認。どちらも日本記録更新である。 ところで最近、鳩山一郎首相の怠慢が報じられている。 「外で良いカッコして、内では何もしていない . . . 本文を読む
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5大紙社説にみる、郵政民営化見直しは逆行

2009年10月21日 | 5大紙社説
鳩山政権は郵政民営化の大幅見直しを決め、また、日本郵政社長人事では西川善文氏が強制的肩たたきで辞任し後任に斎藤次郎氏が就任する。 はたして、主公約を「郵政民営化見直し」とする単能機政党=国民新党の念願は叶うのか? それとも、首をかしげるほどの見直しは、民主党が参院で安定多数を得るまでの方便なのか? 社長人事について時事通信は21日付で、「斎藤氏が小沢一郎民主党幹事長に近いことから、亀井静香金融・郵 . . . 本文を読む
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鳩山首相虚偽献金 2億円にも

2009年10月19日 | 政治・政局
19日付産経新聞は次のように伝えた。 鳩山首相の故人献金を巡って首相側は17~20年の4年間で2200万円ほどが虚偽だったと認めて訂正したが、産経新聞の取材によれば未訂正の16年分にも虚偽記載が複数あることが判明し、虚偽記載合計は2億円近くに上る可能性がある。 東京地検特捜部は年内に『規制法違反容疑』で立件の可否を検討すると見られていて、更に、親族らの資金が流入していれば虚偽記載に加えて『量的制 . . . 本文を読む
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NHK世論調査(09.10)

2009年10月13日 | NHK世論調査
NHKは13日放送のニュースウオッチ9などで、平成21年10月10~12日の世論調査結果を報じた。 民主党は子供手当支給に所得制限を設けない方針だが、「制限を設けるべきだ」との解答が全体で60%なのに対して、民主党支持層では67%と最も高い。 政府は子供手当支給に必要な法案を来年の通常国会に提出する予定だが、NHK政治部・小池英夫デスクは、「この(所得制限を設けない)ことが国会の争点になるだろう」 . . . 本文を読む
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オバマ氏平和賞は、建設仮勘定

2009年10月11日 | 5大紙社説
10日付5大紙は、オバマ大統領のノーベル平和賞受賞決定を報じた。 しかし、産経が「評価に見合う成果が課題」と書いたように、BSの勘定科目に例えれば、多分に仮払いや前渡し的であり、『建設仮勘定』に繰り入れられそうな意味合いを強く感じる。 オバマ氏への期待は、近い将来『建設仮勘定』を「核廃絶」という固定資産に科目替えしてもらうことだが、損金に振り替わる可能性も高く、世界が注目することになる。 では、 . . . 本文を読む
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鳩山首相に、イグ・ノーベル政治学賞

2009年10月08日 | 政治・政局
鳩山首相は、「鳩首を門にかけて、鴉肉を内に売る」 幽霊献金で渦中の鳩山由紀夫首相は今まで、政治とカネをめぐる問題で秘書に責任を押し付ける議員たちを痛烈に批判してきたが、自身の疑惑については、翌日には明白になるような言い訳を繰り返し、東京地検の捜査が始まると貝のように口を閉じた。 その言動について小欄は昨日、「牛頭馬肉」はいけないが「羊頭狗肉」は構わないという態度であり「鳩山首相は詐欺の肉屋か」と嘆 . . . 本文を読む
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鳩山氏は詐欺の肉屋か。「牛頭馬肉」×「羊頭狗肉」○

2009年10月07日 | 5大紙社説
故人から献金を受けたと思ったら、実際に献金を受けた人の記載ガ漏れているなど、鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の帳簿はめちゃくちゃのようだ。 また、原口一博総務相が代表の政党支部の政治資金収支報告書で寄付の記載漏れが発覚し、藤原良信参院議員の資金管理団体が建設資材会社から事務所と光熱水費、人件費の無償提供を受けていることが分かるなど、民主党の「政治とカネ」を巡る発言と実態はかけ離れてい . . . 本文を読む
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浜矩子語録(82) 内需も外需もあるものか!

2009年10月05日 | 浜矩子語録
国民は、鳩山政権の誕生を期待以上の不安をもって迎えた。 特に憂鬱なのは財源問題だが、国家戦略・行政刷新・財務を預かる3人の閣僚たちの言い分はバラバラで、不安が増幅されている。 こんな中、4日のNHK・日曜討論では「どうなる“政治主導”予算」が語られた。 スタジオには、民主党・野田佳彦財務副大臣、元総務相・増田寛也、慶応大学教授・土居丈朗、シンクタンク・ソフィアバンク藤沢久美副代表、そして妖艶なエコ . . . 本文を読む
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