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「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

5大紙社説:首相問責決議で日経冷静、読売憤激

2012年08月30日 | 5大紙社説
5大紙は30日付の社説で、参院本会議が野田佳彦首相に対する問責決議案を可決したことを論評した。 自公を除く7会派が「反消費税増税」を掲げた決議案に自民党が乗って可決されたことで、自民党に対する風当たりが強い社説になり、特に読売が憤激した。 日経と毎日は、自民党をそのような振る舞いにさせた民主党の望ましくない対応を冷静に書いている。 以下に社説のポイント、末尾に毎日の抄録と日経の全文を記録した。& . . . 本文を読む
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解散はしないノダ!

2012年08月28日 | 政治・政局
野田佳彦首相が26日のNHK・クローズアップ現代に出演、竹島問題など外交、近いうち解散、原子力政策の3点について語った。 NHKキャスター・国谷裕子は、特に解散総選挙について厳しく質した。 解散時期について野田首相は、「やるべきことをやり抜いた後」と説明し、やるべき事については「一体改革関連で国民会議を立ち上げること」「消費増税にあたり、経済再生をしっかりして好転させること」「身を切る意味で、政 . . . 本文を読む
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浜矩子語録(168) 1ドル50円が怖くないワケ

2012年08月23日 | 浜矩子語録
妖艶なエコノミスト・浜矩子は22日、NPO法人 ザ・シチズン・カレッジの第107期講座の8月講演者として東京都千代田区・内幸町ホールに招かれた。 ホール舞台の黒幕にグレーの演台が本当にシブく収まり、脇机の花器には2本の白ユリを讃えるように真紅のバラたちが活けられていた。 聴講者は固唾を呑んで浜矩子を待ったが、その演台に一気に、手品のようにオレンジ色の花が咲いた。 浜矩子の登壇である。 花弁は丈長の . . . 本文を読む
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民主党には託せない

2012年08月16日 | 政治・政局
■民主党政権の外交は特に日米同盟と領土問題で失敗の連続だ。  「最低でも県外」で政権をとったことが始まりだった。 2010年5月27日に「友愛の海」説で自己陶酔していた鳩山由紀夫首相(当時)が「尖閣諸島の帰属問題は日中当事者同士で議論して結論を出す、と私は理解をしている」と述べ、翌日に岡田克也外相(当時)が「尖閣に日本の領土問題はない。(中国と)議論の余地はない」と、鳩山発言の間違いを修正した経 . . . 本文を読む
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浜矩子語録(167) 2リーグ制ユーロいかに

2012年08月14日 | 浜矩子語録
■2011年11月7日放送のTBSラジオ・Digに出演した同志社大学大学院教授・浜矩子は、ユーロ危機について、 「ユーロというのは洋服のサイズが一つしかないブティックみたいなもの。 そこから出て行って、自分にぴったりサイズのやり方をみつけると、非常に楽になる面もあるかも知れない。 また、(ギリシャは)一気にドラクマに行くのではなくて、ユーロ圏の中にユーロAディビジョン、ユーロBディビジョンというよ . . . 本文を読む
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NHK世論調査(12.08) 日本は中韓露のサンドバッグ状態

2012年08月13日 | NHK世論調査
民主党政権は、ロシア・メドベージェフ氏の国後島上陸を2度も見逃した。 そして10日には李明博・韓国大統領の竹島上陸を防げなかった。 更に今、中国の漁船団が「五星紅旗を立てたい」と尖閣を目指し、台湾も同調している。 人民日報系の環球時報は「中国は領土問題でロシアと韓国の立場を支持し、共同で日本に対処すべき」と、そして尖閣問題では「ロシアと韓国の支持を得るだけではなく、米国の中立を勝ち取るべき。 そう . . . 本文を読む
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5大紙社説:李大統領に馬鹿にされた野田政権

2012年08月12日 | 5大紙社説
10日、李明博韓国大統領は竹島に上陸した。 5大紙は、11~12日の社説で「無分別(朝日)」、「暴挙(産経・読売)」、「愚(日経)」、「理解に苦しむ(毎日)」と、李大統領を非難する論評を掲げ、李大統領の愚行の動機は内政の手詰まり打開との一致した見方を伝えた。 韓国内の反応は概ね拍手喝采のようであり、ロンドン五輪ではサッカー選手が銅メダルを賭けた日韓戦後に「独島は我が国の領土」とのプラカードを掲げて . . . 本文を読む
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