18日のTBS・時事放談は、同志社大学大学院教授&異色タレント・浜矩子(浜)と元内閣官房長官・武村正義(武)を招いて、「1億総活躍社会」「小泉進次郎が自民党農林部会長就任」「GDP600兆円」「軽減税率」の問題などをテーマに語られた。 司会・御厨貢(御)、アシスタントアナ・出水麻衣(出)。
以下、番組の、妖艶なエコノミスト・浜矩子語録の抄録である。
●同窓会
(御)毎月第三土曜日は同窓会の日だそうですが。 浜さん同窓会は?
(浜)私は同窓会には行かないですねえ~。 まあ、その、第三土曜日だからというか、土曜日はあまり時間を取れないというのもありますが、まあ、私は戦闘意欲を掻き立てられないところには行かないっていうのがあるもんで。 そういう意味合いにおいて縁がないかなあ~、と。
(御)それじゃ、闘争心を掻き立てられるような同窓会なら行かれると?
(浜)は~い。 そういう場面が想定されるなら。
●お茶請け
(出)今朝は武村さんの地元、滋賀県の佃煮屋さん『天保屋』の佃煮です。 滋賀県琵琶湖の小魚を使った一品をご用意いたしました。 どうぞお召し上がりください。
まず、琵琶湖の固有種である『うろり』という小魚を豆と一緒に炊き上げた郷土料理『うろり豆』です。 そして、これから美味しい時期を迎える琵琶湖の『ワカサギ』の佃煮です。 いずれも琵琶湖で毎日獲れる小魚を伝統製法で炊き上げた故郷の味です。
このうろり豆、非常に珍しい郷土料理ですが、浜さんいかがでしょうか?
(浜)そうですね、かみ締めればかみ締めるほど味わいが出てきて、やっぱりここにない物があれば・・・・。 早朝酒というのが悪くないのではないかと思うところでございますが。
●1億総活躍社会
(御)このキャッチフレーズ、突然出てきました?
(浜)「1億総員奮励努力せよ」ということですよね。 後の議論になりますが、日本のGDPを増やすというふうなことも出てまいりまして、そのために「総員奮励努力せよ」というのが1億総活躍社会だと思います。
関連で「高齢者も生涯現役」という言葉も出てきておりますが、要は「死ぬまで働け」というわけです。
そういう号令を掛ける発想は非常に不遜だと思います。
この言葉で国民はいろんな感情を抱くと思いますが、戦時中の記憶のある方は非常に怪しげな雰囲気を感じて胸がざわざわすると思います。
そういうことを平気で言う神経の異様さに対しては「やっぱりそうだったか!」と思いつつ腹が立ちますね。 (以下省略)
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