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東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

トルコのキリム

2007年08月07日 | 徒然のこと
トルコに初めて行ったのは、夏の暑い盛り。
アメリカで出会ったトルコ人ご夫妻のもと、1ヶ月のホームステイ。
だんなさんはコンサルティング会社を経営しながら大学院で博士課程に在籍中、奥さんは弁護士という知的カップル。

改装したばかりという彼らの2LDKのうちは、イスタンブールのアジア側にありました。
約20畳ほどのリビング・ダイニングは、キッチンとダイニングが黄色の壁、
リビングがダークな緑、床は両方ともダークな茶という色合い。
リビングには、紺の3人掛けソファ、赤の一人掛けソファ1脚
黄色の一人掛けソファ1脚、それらのソファの真ん中に
りっぱなトルコ絨毯が敷かれていました。
紺が基調で、真ん中には赤や白の模様が入り、長方形の縁は赤。
色だけでなく柄も様々なものがリビング・ダイニングにはあふれていましたが
不思議とうるさくない。それどころか、いっけん調和がとれなさそうな
組み合わせでも、きちんとまとまっているのです。

それまではどちらかというと、シンプルにひとつの色でまとめるほうが
好きだったのですが、このトルコ・ホームステイ以後は
特にインテリアに関しては、多くの色や柄を合わせることに
楽しみを見出すようになりました。

さてさて、イスタンブールにいたときは、この夫妻のほかに
キリストのような外見をしたカリスマ・トルコ人青年と
トルコで生まれ育ったユダヤ人で語学の天才美少女など
アメリカで知り合った人たちとも再会し、ちょっとした同窓会。

このときはいろんな新しい人にも出会ったのですが
滞在中に知り合いになった一人が、Turkuazブランドをもって代官山に進出。
はじめてお店に行ったとき、記念に買ったのが、このキリムです。

赤と緑はわたしが大好きな色。
このキリムに関しては、もう一目ぼれ。たくさん積んであるキリムの山の中
一番下に敷いてあったこのキリムの端っこを見ただけで、気になって気になって。
取り出す手間を考えるといいづらかったんですが、けっきょくお願いして
重たいキリムの山を崩して出してもらったのです。

キリムの模様はひとつひとつ意味があるそう。
詳しくはないのですが、わたしのキリムは、麦の穂が繁栄を
鳥が平和を象徴しているそう。それ以外にもいろいろ模様が入っているけど
意味はわかりません。

居間に無造作に広げ、これもお気に入りのunicoのソファに座って
眺めてはにやにや。しっかり使い古して、味のあるキリムに育てようと
目論んでいます。