台湾の結婚式事情

わたしの台湾人の友達が、２人目の女の子を出産しました！
２人目もぜったい女の子を産むと決めてかかっていたので、
実際に女の子でよかったあ。あだ名は、Little egg というらしいです。
ちなみに、お姉ちゃんは Little pi。

彼女とはボストン時代に出会って以来、ＮＹでも苦楽をともに。
甘えん坊で気まぐれのおじょうちゃんタイプの彼女が、ＮＹでは
自分で車を運転し通勤する姿をみてびっくり。結婚してからは
だんなさんのご両親と同居し、立派に嫁をつとめているのにもびっくり。
あんなに料理が苦手だったのに、ご両親とだんなさんと子供たちのために
いまは毎日自炊とか。やればできるもんだなあ。

ところで、彼女の結婚式では、「伴娘」（英語で言うなら、maid of honor　
花嫁の付き添い役）を担当しました。

ちなみに、↓（これ）が伴娘をしたときのわたしの写真。となりは、best man。
まるで、わたしたちが結婚するかのような雰囲気です。
この日わたしが着ていたのは、友達のウェディング・ドレスと同じ白。
まあ、本人が選んでくれたわけですから、問題ないと思うのですが・・・



台湾の結婚式は、日本のものに比べるとシンプル。
都会では、ホテルのレストランや大きなホールを披露宴会場にして
知人・友人をお招きします。日本の結婚式のようなスピーチなどはなく
ひたすら食べて終わり。招かれる人たちは、ただごはんを食べるだけなので
普段着で参加するし、勝手に人を連れてきて参加したりもしちゃいます。
日本ではあり得ないね。

田舎となるともっとすごくて、家の前の路上にテントをはって
披露宴席を設けます。開始時間が近づくとぼちぼちと
人が集まり出だすのですが、なんせ路上ですから、テントのとなりに
バイクを止めて、適当に席について食べ終わったら
バイクでブィ～ンと去ってく感じ。

衛生？

そりゃ～よくないでしょう。
路上披露宴には何回か出席しましたが、夏の盛りに出席したときは
夜中に具合悪くなって吐いちゃいましたもんね。
でも、そんなもんでしょ。

もちろん台湾の人も気をつけてはいるけれど、屋外での食事は
運が悪いとあたっちゃうもんですよ。

１０年くらい前の事情を書きましたが、最近は、衛生上、
田舎のほうでも路上披露宴はやっていないかもしれませんね。