52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

ウィーン室内合奏団@紀尾井ホール

2008年03月20日 | 音楽オペラ


室内楽の殿堂、紀尾井ホールに行ってきました。
東京にはいろいろなホールがあるけれど
ここはサントリーホールと並んで
わたしのお気に入りのひとつ。

室内は落ち着いた色合いが中心。
壁などはムクの木を使用しているそうで暖かい感じ。
座席は緑色で統一され、天井にはいくつかのシャンデリア。
全体的に格調高く、大人っぽい雰囲気のホールです。

見た目が良いだけでなく、音響効果も抜群という優れたホールですが
わたしが一番評価したのは、トイレの数の多さです。

コンサートホールなんて普通に考えてみても大勢が集まる場所。
決められた休憩時間に人々がトイレに殺到することは目に見えて
わかることなのに、トイレの数を抑えたホールの多いこと。
せっかくの楽しい気分も時間を気にしながら
長蛇の列に並ばなければならない時点で台無し。
紀尾井ホールでは、その点あまり心配がいらないのです。

ところで、今日の演奏会は以下のようなプログラム。

モーツァルト: ディヴェルティメント ヘ長調K.138
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲 第2番 ト長調Op.77
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調Op.20

アンコールは、シューベルトの「スケルツォ」と
ヨハン・シュトラウスの「中国人のギャロップ」でした。

一番良かったのは、最初のモーツァルト。
今日はホールにたどり着くまでに、強風で傘は裏返り
コートが雨水を吸い込み重くなるなど嫌~な気分だったのを
モーツァルトの楽天的で爽やかなメロディーが払拭してくれました♪

おめでたい話

2008年03月17日 | 徒然のこと
3月15日、友人に待望の赤ちゃんが生まれました! 

職場の近くの産婦人病院での出産だったので
今日仕事帰りに立ち寄って顔を見てきました。

ちょっと小さめの男の赤ちゃんだけど
目鼻立ちがはっきりとしたハンサムさん。
声を出すときは顔を真っ赤にして一生懸命。
小さい手足を活発に動かして元気いっぱい。

友人は産後の疲れはあるようですが
もうすっかり母親業が板についていた。
さすがだなあ。

また暖かくなったら顔を見に行こう 

新国立劇場開場10周年記念「アイーダ」

2008年03月13日 | 音楽オペラ


行ってきました!
待望のゼフィレッリ演出「アイーダ」。

こんなに贅をつくした豪華な舞台セットと衣装はひさびさだあ。
やっぱりグランド・オペラはゼフィレッリでしょう。

だいたい全4幕で5回もガラリとセットが変わるし
凱旋のシーンでは馬まで舞台に登場するし
アイーダとラメダスの最後のシーンでは舞台がせり上がって
地上と地下を対比させるし、もう大変。

歌手の歌声もオーケストラの演奏もさることながら
舞台セットと演出に感激の嵐でした!


ところで、アイーダのストーリーはかなりの悲恋。
エジプト王女アムネリスに仕える奴隷のアイーダは、実はエチオピア王女。
将軍ラメダスはアイーダと両思いなのだけど、アムネリスが横恋慕。
いろいろあった末に、ラメダスとアイーダは地下牢で死んでいく。

おそらく大半の人は、どちらかというとアイーダに同情的。

だけど、新国立劇場「アイーダ」で一番かわいそうなのは、
実はエジプト王女アムネリスだった。

無実の罪をかぶったのに弁解をしようともせず、死を受け入れるラメダス。
アイーダがいない人生は考えられない、死んだほうがましなんだって。
アムネリスはそんなラメダスに生きてほしい。アイーダを忘れて自分を
受け入れてほしいと恥も外聞も捨てて懇願するけど、受け入れられない。
完全一方通行の、どうにも届かない想いを抱えたまま、
この王女様はその後の人生をどのように送ったのだろう。。。

ちなみに、新国立劇場の会員である義母から一昨日
「アイーダ」のオーケストラ席のチケットをもらっちゃいました。

もう一度あのアイーダが観られるなんて大感激♪

本は10冊同時に読め!(成毛眞)

2008年03月05日 | 本のこと
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本屋で立ち読みしただけだけど、なかなか面白い本でした。

書かれていることの半分は納得。
残りの半分はちょっと疑問って感じ。

基本的にわたしも本を読むときは数冊同時進行。

カバンの中には、話題が軽く楽しんで読めるものと
ちょっと考えながらじっくり読まなきゃいけないものと
その時どきの気分で変えられるように常に2冊の本が入れてある。

枕元には、以前読んだ本でもう一度読み返したいものばかり
山積みになっているし、1Fのトイレにはいつでも読めるように
お気に入りの本が置いてある。

もうひとつのトイレにはだんなさんの本が週代わりで置いてあるので
ついでに読んで情報収集し、また本屋に入ると必ず立ち読み。

10冊同時進行とはいかないまでも、2~5冊はいってるかな。

最近この読書効果は著しく、実生活の中で折に触れその効果を実感している。

読書ってやっぱりいいよ。

塀東の名物ワンタン

2008年03月03日 | 散歩・旅のこと
ちょっとおいしいワンタンを食べに行こうと
食いしん坊の友達がドライブに連れ出してくれた。

行く先は高雄のお隣、塀東。
この時期は蓮霧(レンブー)の収穫に大忙しの地域です。
ちなみに、台湾バナナやパイナップル、マンゴー、サトウキビなども
ここ塀東が主な産地。

おいしいものづくめではないの~、塀東。
これは期待できるに違いない!

約30分くらいのドライブでお目当てのお店に到着。
満面の笑みで出迎えてくれるのは、お店の主役ブタちゃん。



やっと会えたね~、見た目からして他人とは思えないブタちゃんと
嬉しそうに写真撮影している夫とカメラ係を置いてわたしは中へ。

あるある、いっぱいメニューがある~ 
しかもワンタン以外にも、おいしそうなものがたくさんあるでないの~。



迷うところだけど、やっぱりここは地元民におまかせ。
適当に注文してもらいました。そして、出てきたのが
じゃ~ん!全6種類の料理 



↓これは、何の血かは忘れたけれど、おそらく豚の血と米の料理。
見た目は怖いけど、もちもちしていて、ほのかな甘味がじわ~っと広がる。



うどんのような麺ですが、これは夫が食べたいと言い張ったもの。
二日酔いで堀江麺店の乾麺を食べそびれたリベンジに。



↓は、豚足。台湾の豚足料理は醤油で甘辛く煮てあるので
黒々しているのが一般的ですが、ここのは白い。
さっぱりしていてしつこくないのがよいんだよ。
コラーゲンもたっぷりで、食べる端からお肌がプルプルに(←単なる願望)



そして、最後にワンタンですよ。
薄い皮はツルツルなので、レンゲの端にちょっと口を寄せて
すっと吸い込むとお肉はすぐにツルリと口の中。

スープの香りとお肉の甘味が絶妙な感じで混ざり合って
ほんとここまで来た甲斐があった
ありがと、好朋友よ。




パッヘルベルのカノン

2008年03月02日 | 音楽オペラ
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週末の朝はゆっくり起きたい・・・

まだ頭がボーっとしているときに
柔らかなメロディーのカノンを聴きながら
コーヒーを一杯。

卒業式の日を思い出すなあ、青春、なんちゃって。

七賢路の麻辣火鍋

2008年03月01日 | 散歩・旅のこと
いま台湾でもっとも人気のある「麻辣火鍋」レストランに行ってきました。

この「鼎王麻辣鍋」は、現在台湾でも台北、台中、高雄にそれぞれ1店舗
全部で3店舗しかない人気のレストランです。



ということで、週末ともなると1時間待ちも珍しくない。

本来高雄人は待つことが大嫌い。同じ台湾人でも台北人たちは、
レストランが混雑するのは当たり前、人気店であれば待つのは当たり前と、
おとなしく行列するのですが、高雄人は

「他にもおいしいお店はいっぱいあるんだから、待つなら他にいこ~」

っとつれないのです。そんな高雄人を待たせるというこのレストラン。
いったいどんなお店なんだ~?

一通り注文を済ますとタレを自分で取りに行く。
こんな感じで好きなだけ取ってねと準備してあります。
普通はここに刻みネギがあるはずですが、ただいま補充中。
タレはしょう油ベースとゴマだれがあるのですが、
わたしはしょう油のほうがさっぱりしていてよかった。



来ました来ました。
辛いものを食べつけないわたしとだんなさんのために
鴛鴦鍋(酸菜と麻辣の2種類のスープの鍋)を注文。
もちろん赤いほうが麻辣ですよ。



ちなみにこの麻辣は辛さを選べるのですが、今回は一番マイルドなレベルで。
スープには最初から木綿豆腐や鴨血が入っていて、スープを継ぎ足すときに
これらの具材もいっしょに継ぎ足してくれるのがうれしい。

その他注文した具は以下の通り。
個人的には、汁をいっぱい含んでフニャフニャに
ふやけた油条(ヨウティヤオ)が好み。



(↑上から右回りに、油条、春雨、モツ、豆腐、えのきだけ)



↑牛肉  ↓豚肉



↓鴨血は見た目がグロテスクだけど、味は全然グロテスクじゃないよ。
臭みもないし、ツルツルしたコンニャクのような食感。



↓フニャフニャの油条がおいしそう♪
右側からは竹筒に入った蝦のすり身が鍋に入れられています。



ちなみに、残ったスープはお持ち帰りしてもいいんだって。
さすが台湾。無駄にはしない。